月城かなとへのサプライズでGreatestなワンハート(月組『G.O.A.T』千秋楽)

1月17日に始まった月城かなとプレサヨナラコンサートの『G.O.A.T』が31日に幕を閉じました。

この2週間の公演期間中、観劇された皆さんのレポートで日替わりコーナーなどの楽しい様子が伝わってきていました。
27日にライブ中継・ライブ配信がありましたが、私は都合で残念ながら配信を観られず(泣)

なので皆さんの臨場感あふれるPOSTを楽しく読ませていただいておりました。
千秋楽にはとっても素敵なサプライズもあったとかで、タカラヅカニュースの放送でその様子を見られるのを楽しみにしていました。

月組 梅田芸術劇場メインホール公演『G.O.A.T』千秋楽

ダイジェスト映像で観たかったあの場面も

この『G.O.A.T』は100分の一本物の中に盛りだくさんなコーナーや数々の楽しい演出が詰め込まれていて、千秋楽のダイジェスト映像でいろいろ見ることができました。

Xで話題になっていたスクリーンにリアルタイムのれいこちゃん(月城かなと)が映し出されて幕が上がると同時に客席も一緒に映るという演出。
そこも見ることができ、なるほど〜こんな風になってたのね〜と。

初日映像には無かったちなつちゃん(鳳月杏)の俊藤龍之介、れいこちゃんの四乃森蒼紫とおだちん(風間柚乃)の剣心との立ち回り、スパニッシュコーナーのうみちゃん(海乃美月)の大きな真っ赤なスカートも見られました。

アコースティックコーナーでのそれぞれのソロの曲も少しずつ流れたのも嬉しかったです。
タカラヅカニュースのスタッフさん、ありがとうございました♡

三井聡先生からのサプライズ演出

そして毎回大きな話題となっていた「月ノ塚音楽学校」のコーナー。
ここで構成・演出・振付を担当された三井聡先生からの素敵なサプライズがあったんです。

実は千秋楽の回の開演前に全部の客席に紙が置かれていたそうで、それによると「月ノ塚音楽学校」のコーナーでれいこちゃん(月城かなと)扮する月城先生が教卓をバンと叩くと同時にそれぞれに置かれているフリップを掲げてほしいということだったとか。
開演前にカウントダウンが映し出されるスクリーンにもその説明が映し出されたそうです。

そしていざ「月ノ塚音楽学校」のコーナーになった時、通常だと月城先生が教卓をバンと叩くと客席の皆さんも出演者と同じように座ったまま席からピョンと飛び上がるところでそのフリップを掲げたそう。
全く知らされていないれいこちゃんはポカンとして「ナニコレ?ナニコレ?ナニコレ?」って言っていて(笑)

いつもはこのコーナーに出ていないメンバーが舞台上にやってきてれいこちゃんにセットの上に上がって来るように促して。
そこから見ると客席に大きなハートが浮かび上がっているのが見えるようです。

上に上がっても最初はハート型に気が付かないれいこちゃんに、うみちゃん(海乃美月)やぱるくん(礼華はる)がハートだと教えているところも見られました。
大感動したれいこちゃん

「ハート!スゴ〜イ!先生モミンナノコトアイシテル!」

と月城先生のキャラでカタコトで言ってました。

この客席のハートは映像では映らなかったんですが、三井先生がXでバンドの方が撮ってくれた写真を載せてくれました。
これはすごく嬉しい〜

三井先生によるとアコースティックのコーナーでもちなつちゃんの提案で客席のペンライトでハートを作ったそうです。
その写真も見せてくれました。

本当に三井先生の愛のあるサプライズ演出、そしてそれに参加された客席の皆さんの愛情も感じられる素敵な空間に、映像を見るだけでも感動してしまいました。

月城かなとの千秋楽ご挨拶

カーテンコールで組長のさちかさん(白雪さち花)が『G.O.A.T』のあいうえお作文でれいこちゃん(月城かなと)を紹介しました。

このコンサートでは「月ノ塚音楽学校」のコーナーやMCコーナーなどで『G.O.A.T』のあいうえお作文が流行ってましたからね。
それで

G「ゴージャスで」
O「お色気お笑いなんでもこい」
A「あなたの心に」
T「月城かなと」

とやったんですが、なんと最後の「月城かなと」を「つきしりかなと」と言ってしまうという失態を!(笑)
しばらく場が凍りついていましたがw、気を取り直して「月城かなとがご挨拶申し上げます」とさちかさん。
笑いながら前へ出てきたれいこちゃん

「ただ今ご紹介に預かりました、ゴージャスでお色気お笑いなんでもあり、あなたの心に月城かなとでございます」

とさちかさんの言葉を受けて自己紹介しました。
初日でもそうでしたが、さすがです!
ご挨拶でれいこちゃんは

「このコンサートはいかに舞台とお客様との垣根を無くして楽しんでいただけるかを考えて作られていたけれど、私達出演者の方が楽しませていただいた」

と話していました。
初日にも同じようなことを話していましたが、これがこのコンサートの大きなテーマだったんでしょうね。

それが客席を巻き込んだ映像だったりペンライトだったり、椅子からのジャンプだったんですね〜
一緒に作品を作れたお客さんはさぞ楽しかったと思います。

スタッフ、石田先生、三井先生への感謝の言葉

その後のカーテンコールではスタッフの方々への感謝の気持ちも述べたれいこちゃん。
音響さんや照明さんは一緒にペンライトを振ってくださったと、そしてバンドの皆さんは力強い演奏をしてくださったとお礼を言っていました。

それから監修・演出の石田昌也先生と構成・演出・振付の三井聡先生にはメンバー全員で

「石田先生!三井先生!大好き〜!」

と叫んでいました。
きっと劇場のどこかで聞いてくれてたと思いますよ。

そうそう、バンドのピアニストの方がPOSTされていました。

れいこちゃんの温かさが垣間見える素敵なエピソードですね。

追試のw「月組大ジャンプ」

「月ノ塚音楽学校」ではれいこちゃん扮する月城先生が客席に椅子からのジャンプを無茶振りさせるんですが、なんと追試のw月組大ジャンプがありました。

「皆さん、今日で卒業したと思ってると思うけど、追試の月組大ジャンプを全員ででやるよ!」

と月城先生のキャラになりきってカタコトで言い始めるれいこちゃん。
厳しい口調ですが、階段の上にいるメンバーには危ないから下に降りてきなさいと言う優しいところもあります(笑)

「デハ、月組ノマスマスノ発展トシアワセヲネガイマシテ、ツキグミ〜!バンザイ!!」

と最後までカタコトでやったれいこちゃんのサービス精神はさすがです。

最後まで客席も一体となって作り上げる本当に楽しいコンサートだったようですね。
三井先生がこの『G.O.A.T』への思いを綴られていました。

先生のブログによるとれいこちゃんからの

「サヨナラコンサートというより月組のみんなでこれからも進んでいける様な内容で」
「三井先生の作りたいようにお願いします」
「とにかく何でもやります!」

という3つの言葉からこのコンサートは出来上がったそうです。

れいこちゃんは前にも話していましたが、月組のこれからを考えてということと、お客さんへのサービス精神が存分に表れたコンサートなんですね。
れいこちゃんの温かい人柄がものすごく感じられた今回のコンサート。
できれば東京でもやってほしかったです。

スカイ・ステージで全編観られるのを心待ちにしています。

  

読んで頂き、ありがとうございました。

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