2月14日に初日を迎えた花組宝塚大劇場公演『蒼月抄』『EL DESEO』。
今日のタカラヅカニュースでは、終演直後のほやほやな状態での突撃レポートがありました。
メンバーはひとこちゃん(永久輝せあ)、みさきちゃん(星空美咲)、ほのかちゃん(聖乃あすか)、そして星組から組替えして大劇場デビューとなった慎くん(極美慎)、MCはスカイ・レポーターズのまいこつ(紅羽真希)とりんちゃん(凛乃しづか)です。
大羽根を背負った4人が並んでいるのは壮観な眺めですね。
「ファミリーがいっぱい!みんなファミリー」というひとこちゃんの言葉通り、温かい雰囲気の中で舞台に立ってからの発見や見どころが語られました。
花組 宝塚大劇場公演 『蒼月抄』『EL DESEO』 突撃レポート
『蒼月抄』
それぞれの役について
永久輝せあ:平知盛
ひとこちゃん(永久輝せあ)が演じるのは若い頃から死を迎えるまで、一生を演じる主人公の平知盛。
一人の人間の生涯を演じることの重みを実感しながらも、「清々しさ」を感じて毎回楽しんでいる様子が伝わってきます。
星空美咲:明子
平知盛のところに嫁ぐことを選ぶ明子。政略結婚から始まり、心境の変化を丁寧に描く役どころです。
相手の目を見て想いを受け取ることで、平家というファミリーと繋がっている感覚になるそうで、まさにひとこちゃんが言う「ファミリーがいっぱい」を体現しているようです。
聖乃あすか:平重衡
知盛の弟・平重衡を演じるほのかちゃん(聖乃あすか)。
なんとこの突撃レポートの収録のあった日に、第4場の刀を受け取る場面で、また新たな想いが生まれたんだそう。
南都の焼き討ちから和睦の場面へ繋がるところで、毎日新しい発見があるそうです。
それはひとこちゃんも感じているようで、2人で「今日生まれたよね〜」と共感し合っていたのが印象的。
本当に舞台は生ものということを実感するできごとですね。
極美慎:平教経
知盛のいとこ・平教経を演じる慎くん(極美慎)。
ますはりんちゃん(凛乃しづか)から「かりんちゃんようこそ花組へ!」と歓迎の言葉。
7場からの登場なので、「役としては話の展開をより加速できるように存在していきたい」と語っていました。
日に日に増していく壇ノ浦の場面に向かっていくエネルギーを感じながら、7場の朗らかな嵐の前の一瞬の静けさみたいな場面で、知盛と息子の知章との親子関係を見つめている自分を感じているそう。
勿論知章のお父さんは知盛だけれど、自分も戦へ行く知章を半分親のような感覚で見ているんだそうです。
舞台へ来てから感じた見どころの場面
プロローグ
みさきちゃん(星空美咲)が舞台に来てから好きになった場面はプロローグ。
「プロローグを見ただけで涙が止まらなくなっちゃって、思わず自分の出番を忘れそうになっちゃいます」
なんて言うのでw、ひとこちゃん(永久輝せあ)から「出てくださ〜い」とツッコまれてました(笑)
そのひとこちゃんも
「やってる方もグッときます。プロローグ、素敵よね〜」
としみじみ言って同意してました。
演じている側もグッとくるほど、美しく感動的なプロローグのようです。
11場の戦いの場面
ほのかちゃん(聖乃あすか)が好きな場面に挙げたのが、11場の戦いに向かう場面。
ほのかちゃんはセリで戦い終わった後に、もう一回皆んなの気持ちがどんどん一つになっていくのを後ろで聞いてるそうで、そこがすごくグッとくるんだそう。
ひとこちゃん曰く、稽古場では平らだったので後ろにいるほのかちゃんは見えなかったけれども、本当は見えない設定なんだけど、舞台ではセリがあるのでちゃんと見えてほのかちゃんの重衡を感じているって。
舞台装置によって生まれる新たな感覚を語っていました。
壇ノ浦での月
慎くん(極美慎)は壇ノ浦を挙げました。
「セリの上から兄者(知盛)を見て飛び込むんですけど、すごいグッとくる」
って。
それを聞いたひとこちゃんが教経(極美慎)が飛び降りた後に、その教経の居た位置に月がある、それも新月になる寸前の月が見えるというのを教えてくれました。
その場面がすごく好きなんだそうです。
タイトル『蒼月抄』を象徴するような、舞台ならではの美しい演出ですね。
『EL DESEO』
ショー『EL DESEO』はお芝居と打って変わって熱い熱いラテンショーです。
ひとこちゃん(永久輝せあ)は体中が「ウワ〜〜〜!」ってなるんだそうです(笑)
両手を震わせるジェスチャー付きでやってくれました。
お芝居との落差が自分を奮い立たせてくれるのが楽しいって。
「愛がメラメラ」
まずはプロローグの後のひとこちゃんが銀橋で歌う「愛がメラメラ」の場面の話になりました。
なんでもこの日はひとこちゃんがお客さんから手を出されたのを首を振って断ったそう。
舞台を観ていないのでどういう状況なのか全くわからないんですが、それもキュンとする要素だそうです(笑)
で、この場面では近くのお客さんが悲鳴を上げるので、それがひとこちゃんのマイクに入るんだとか。
初日映像でほんの少しだけ見られましたが、ここはできれば前の方の席で見たい場面ですね。
マフィアの場面
ゆりちゃん(紫門ゆりや)扮するマフィアのボスの女をみさきちゃん(星空美咲)が演じているマフィアの場面。
ここはみさきちゃんは、指田珠子先生から公演を重ねる中で自由に遊べるポイントを探していくようにと言われているんだそうです。
しっかりと踊りつつも、ところどころ遊べるポイントを探しながらやっているということです。
聖乃あすかと極美慎のダンス対決
そしてもちろんほのかちゃん(聖乃あすか)と慎くん(極美慎)のダンス対決の話も出ました。
ここで2人は本気で喧嘩しているそうです。
「ここ俺の領地だって言ってただろ!」とか「ぶつかったのお前だろ!」なんて具合に実際に声に出して喧嘩してるんだとか。
これにはひとこちゃんもびっくりしてました(笑)
で、
「夢中ですね、ほのかしか見えてないし、自分しか感じられてない。気づいたら誰もいない」
っていう慎くんの言葉に笑っちゃいました。
同期同士でめちゃくちゃ楽しんで場面を作っているのがいいですね。
それと、この場面では最後仲直りするそうなんですが、どっちから仲直りするのかは決めてなくて、日によるんだそう。
自分が観劇する回がどっちになるのか、楽しみになりました。
話を聞いていて思いましたが、慎くんが花組に加わっていい化学反応が起きているようです。
あとは、ひとこちゃんが「砂漠の場面」は舞台に来てからすごく気持ちがいいと話していたりとか、初日が明けてからお芝居もショーもどんどん進化して盛り上がっている様子がこの突撃レポートから伝わってきました。
お芝居のところで話していた「毎日発見ばっかりですね」というひとこちゃんの言葉がすべてを物語っています。
また最後の意気込みでも
「お芝居ショーともにその日によってニュアンスだったり、湿度だったり少しずつ変化するのもこの公演の面白いところかなと思いますので、皆様是非お見逃しのないように」
って言ってました。
できれば何度でも観たい両作品だと思います。
残念ながらなかなかチケットが取れないのが非常に悔しい。
私が観劇するには東京でになりますので、それまでもどんどん進化してさらに素晴らしい舞台になっていることを期待しています。
読んで頂き、ありがとうございました。
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