花組・永久輝せあ主演の『Goethe!』がいよいよ11月16日から始まります。
まず東京国際フォーラムホールCで11月24日まで上演された後、梅田芸術劇場メインホールでも12月1日から11日まで上演されます。
初日まであと10日程ということで、お稽古はもう佳境に入っていると思われます。
ところで、配役表にある程度役の説明が入っているので、それぞれの役がどういう人物なのかなんとなくは想像できるんですが、別箱公演は人物相関図が公開されないので、もう少し詳しい説明がほしいところです。
タカラヅカニュースでの稽古場レポートで、登場人物の背景について少し説明をしてくれました。
花組公演 『Goethe!』 稽古場レポート
稽古場レポートのMCは花組スカイ・レポーターズのまいこつ(紅羽真希)です。
まいこつはひとこちゃん(永久輝せあ)演じるゲーテ達の上官である裁判所長官のカンマーマイヤーを演じます。
稽古場レポートの出演メンバーは、シュレイン役のふうこ(太凰旬)、郵便局員役の月翔きらくん、そしてフリデリーケ役の優花りらちゃんの3人です。
この『Goethe!』という作品は、2021年初演のドイツミュージカルシアター賞三部門を受賞したミュージカルで、今回が日本初上演となります。
自分たちがその作品に出演できるということで、4人とも大変光栄なことだと話していました。
出演メンバーの役どころ
太凰旬:シュレイン
この作品は、ゲーテが法学を再修得するために最高裁判所のあったヴェッツラーへと父親によって送られた、そのヴェッツラーが舞台となっているんですね。
そこで、ふうこ(太凰旬)が演じるシュレインは、だいやくん(侑輝大弥)演じるケストナーの部下で、海叶あさひくん演じるボルクマンと2人で腰巾着のようにケストナーさんにごまをすっているんだそうです。
ほのかちゃん(聖乃あすか)演じるヴィルヘルムがそんなみんなにいじめられていて、とても雰囲気が悪い所のようです。
そこに来たくもなかった所へ来させられたと思っている異端児のようなゲーテがやって来て、シュレイン達とゲーテとの出会いはピリピリしているんだとか。
それから、二幕ではシュレインがゲーテとヴィルヘルムを悪い方へ悪い方へ引きこもうとするらしく、それがナンバーで表現されていて、そこは見どころの一つだということです。
シュレインは人間の嫌な部分や欲望を表現することを任されているので、振り切って演じて、ゲーテのしがらみの一部になりたいと話していました。
月翔きら:郵便局員
月翔きらくんが演じるのは、ゲーテたちが働いている裁判所の寮にいる郵便局員の役。
ゲーテとみさきちゃん(星空美咲)演じるロッテと間の手紙を届けるということで、2人の思いを繋ぐ架け橋的存在、キューピットとなるとても重要な役どころということです。
コミカルな曲調のお手紙の歌みたいな曲もあって、その手紙からドラマが始まるということもあるので、注目してほしいとのことでした。
優花りら:フリデリーケ
優花りらちゃんが演じるフリデリーケ、愛称リーケはロッテの妹で、8人兄弟の下から2番目の5歳の女の子なんだそう。
家族の中でもみんなを和ませるような明るく元気いっぱいな女の子で、出演者みんなが「リーケ頑張れ〜」と親心のような気持ちで、虜になってるんだそうです。
ゲーテと2人でお芝居するところがあるそうで、初めてひとこちゃんとお芝居するので緊張でガチガチになってしまったけれど、「優しい永久輝さんとお父さん役の峰果とわさんとお芝居を深めていきたいと」意気込んでいました。
見どころ
楽曲の素晴らしさ
この作品は楽曲の素晴らしさも見どころだそう。
ゲーテが来たくなかった所へ飛び込まなくちゃいけなかったという心情を表す曲や、シュレインがゲーテを悪い方へ引き込んでいこうとする場面の曲など、大変難しいところもあるけれど、素敵な曲がたくさんあるようです。
中でも一幕でゲーテとロッテが偶然出会った時のデュエットが素敵なんだそう。
途中で可愛い遊びも出てきたりして、ときめきが止まらない場面となっているそうです。
もう一つ、ゲーテ(永久輝せあ)とヴィルヘルム(聖乃あすか)が仕事場から一時解放されて、田舎へ行く場面があるそうで、そこの楽曲もとにかく素晴らしいのと、大自然を体現するダンサー達や、町のみんなの日々の生活を見ているみたいな童心を思い出すような場面がすごく泣けてしまうんだとか。
ふうこ(太凰旬)はその場面を見てずっと泣いてるそうなので、すごくいい場面なんだろうなと思います。
劇場のセット
セットは劇場がテーマになっていて、まず舞台の中に劇場のセットがあって、そこに手で持てるくらいの劇場の小道具が登場するんだそうです。
それに心がジーンとするらしいんです。
「聞いている皆さんは何だろう?と思われると思いますが」なんて言ってましたが、きっと心に響くセットと小道具になっているんでしょうね。
今回の稽古場レポートでの話を聞いていると、この作品はゲーテがロッテとの失恋を元に「若きウェルテルの悩み」を執筆するに至った背景が舞台となっている作品なんですね。
そういえば、2013年に雪組の彩凪翔さん主演で上演された『春雷』もゲーテの同じ頃を舞台にした作品でした。
役の中にはロッテや友人となったヴィルヘルムや、ロッテの婚約者のケストナーなど、ヴェッツラーで出会った人々がいるんですが、中には夏希真斗くん演じるメフィストフェレス(「ファウスト」に登場する悪魔)や、宇咲瞬くん演じるウェルテル(「若きウェルテルの悩み」の主人公)などもいます。
劇中劇のような場面もあるのかもしれません。
そのあたりの話はこの稽古場レポートでは出ませんでした。
ここは初日が開けてからのお楽しみかな。
12月7日の15時半公演でライブ中継・ライブ配信があるので、ぜひライブ配信を観たいなと思っています。
読んで頂き、ありがとうございました。
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