3月8日に初日を迎えた花組博多座公演。
初日の様子をSNSで見ましたが、お芝居、ショーともにかなり好評のようです。
私の友達も遠征して観に行ったそうですが、ものすごく楽しかったと感想を聞かせてくれました。
なので、初日映像をタカラヅカニュースで見るのを楽しみにしていました。
花組 博多座公演『マジシャンの憂鬱』『Jubilee』初日
ダイジェスト映像を見て
『マジシャンの憂鬱』
『マジシャンの憂鬱』は初演の映像を何度も見て全部の場面を覚えているので、どの場面を見ても懐かしさが込み上げてきます。
でもやっぱりひとこちゃん(永久輝せあ)ならではのシャンドール像を作っていて、新しい『マジシャンの憂鬱』だなと思いました。
衣装は初演の時のイメージはそのままに、どれも新しい衣装になっていたみたいです。
プロローグでは初演の瀬奈じゅんさんはシンプルな黒燕尾でしたが、ひとこちゃんのはちょっとおしゃれな感じになっていましたし、私が大好きな白燕尾も変わっていました。
記者会見の場面と最後の王宮の場面からエンディングにつながる場面では、瀬奈じゅんさんのシャンドールは白燕尾を着ていたんです。
それがどちらもシルバーグレーの燕尾服になっていました。
白燕尾好きとしては残念だったんですが、とてもカッコいいシルバーグレーの燕尾服でひとこちゃんにすごく似合っていたので、それはそれでよしとしましょう。
美咲ちゃん(星空美咲)のヴェロニカとの場面、ほのかちゃん(聖乃あすか)のボルディジャールとの場面、居候の5人の場面などなど主な場面がちょこっとずつ流れましたが、早く全部を観たいな〜とワクワクしました。
『Jubilee』
ショー『Jubilee』は大劇場公演から人数が約半分になってますが、そんなことは感じさせず、プロローグから厳かで華やかな雰囲気がいいです。
ひとこちゃん(永久輝せあ)と美咲ちゃん(星空美咲)が2人で客席降りして、まずは博多座のお客さんの心をつかんでいました。
次の「ガールハント」の場面では、ほのかちゃん(聖乃あすか)、はなこ(一之瀬航季)。だいやくん(侑輝大弥)の3人が冒頭で博多弁でセリフを言ってました。
NOW ON STAGEでのほのかちゃんの話によると、このセリフは福岡出身のまいこつ(紅羽真希)が考えてくれたんだとか。
毎回違うことを言ってくれるのでしょうか
そして「月光で客席降り」というワードがファンの間で話題になっていましたが、その客席降りはやはりとんでもないものでした。
ひとこちゃんとほのかちゃん、ゆりちゃん(紫門ゆりや)の3人は舞台上に残っていましたが、それ以外の男役が2列の通路であの大劇場の銀橋でやっていた色気ムンムンの振りをやってくれるんですね〜
通路横のお客さんは大丈夫だったでしょうか〜、失神しなかったでしょうか(笑)
凪七瑠海さんが担当していた場面は、旅人の場面は専科の高翔みず希さんと凛城きらさんが担当してコミカルな歌に変わっていたのと、フィナーレ最初の「熱情」の場面はほのかちゃんが中心の「熱い魂」に変わっていました。
ほのかちゃんが娘役を引き連れて歌い踊る姿がものすごく頼もしくてちょっとうるっときてしまいました。
最後の黒燕尾では、最初に凪七瑠海さんとひとこちゃん(永久輝せあ)が組んで踊るところは、ひとこちゃんのソロのダンスになっていました。
その後は大劇場公演と変わらない素晴らしい男役黒燕尾で、最後のデュエットダンスまでの流れも素敵で、やっぱりこのショー大好きだなと思って見ていました。
永久輝せあの初日ご挨拶
まずは副組長のゆりちゃん(紫門ゆりや)のご挨拶で九州出身者の紹介がありました。
なんと花組の九州出身者が全員この博多座公演に出ているそうです。
南音あきらくん、三空凜花ちゃん、太凰旬くん、和礼彩くん、そしてまいこつ(紅羽真希)の5人が紹介されたんですが、ちょっと後ろにいた南音あきらくんを高翔みず希さんが前へ行きなさいって感じで押し出したのがいいな〜って思いました。
そしてまいこつの時にはひとこちゃんから「まいこつ!」の掛け声がかかってました。
そしてひとこちゃんの初日ご挨拶。
「博多、やってまいりました!」
の一言に大きな拍手が起こってました。
花組としては7年ぶりの博多座ということで、今回の出演者の中には初めての博多座という人もたくさんいます。
ひとこちゃん自身は雪組時代に2012年に来てるので13年ぶりの博多座になります。
『マジシャンの憂鬱』『Jubilee』ともに素敵で上質な作品を魅力的な博多の街で上演できることがこの上なく幸せだという言葉にも大きな拍手が起こってました。
3回目のカーテンコールで今年は宝塚歌劇が111周年だと話し始めたひとこちゃん。
そしてショーの『Jubilee』は宝塚、東京とやってきて、この博多座での初日がなんと111回目だったんだそうです。
ここでまず「まさにJubilee、祝祭でございました」って。
その次には正塚晴彦先生が博多座公演を手掛けるのが初めてだという話も出ました。
ここでも「Jubilee!」と。
この公演は九州の皆さんへの花組新トップコンビをお披露目するという意味もあって、たくさんの“祝祭”だったわけですね〜
なんともおめでたいです。
最後は
「この公演は3月が公演期間ということで、春の訪れと共に花組と一緒にたくさん盛り上がっていただければ嬉しいです」
という言葉でご挨拶を締めたひとこちゃんでした。
ちょっと思ったこと
初日の回が終わった時点でXで観劇した皆さんのレポートが上がっていたんですが、何人かの人がほのかちゃん(聖乃あすか)のパレードでの羽根について書かれてました。
確かにほのかちゃんは片方の肩だけの羽根をつけていました。
前回の大劇場公演は専科から出演していた凪七瑠海さんの退団公演で2番手格として出演していて、凪七瑠海さんが2番手羽根を背負っていました。
この博多座公演からほのかちゃんが2番手になり、きっと2番手羽根を背負うんだろうなと思われていたのに、それが大劇場公演と同じ肩羽根だったことを残念に思った人が多かったようです。
私もき2番手羽根を期待していました。
友達の感想でもほのかちゃんがたくさんの場面で大きな扱いになって大活躍だったということでした。
お芝居でもショーでも2番手の扱いなのに、羽根だけがその扱いじゃないのはどういう意味があるのでしょうか。
8月11日付けで星組から同期の慎くん(極美慎)が組替えしてくることと何か関係があるんでしょうか?
とにかく博多座公演が千秋楽まで無事に完走できるように祈っています。
読んで頂き、ありがとうございました。
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