星組東京宝塚劇場公演千秋楽の模様とOGからの温かい言葉

OG

星組東京宝塚劇場公演の千秋楽から2日経ちました。
愛ちゃん(愛月ひかる)の不在を思うと寂しくて仕方ありません。

愛ちゃんは昨日はゆっくり寝られたでしょうか?
こっちゃん(礼真琴)も「寝ましょうか」って言ってたのでね、ゆっくり寝られていたらいいですね〜(笑)
長い公演期間本当にお疲れ様でした。

星組 東京宝塚劇場公演 『柳生忍法帖』『モアー・ダンディズム!』千秋楽

今日のタカラヅカニュースではその星組東京宝塚劇場公演の千秋楽の模様が放送されました。
『柳生忍法帖』は後半部分がダイジェストで流れました。

ライブ配信で息を呑んで観ていたシーンの数々。

最後のこっちゃん十兵衛の「もう一人俺だけが弔ってやれる女がいる」にはしびれました。

『モアー・ダンディズム!』と愛月ひかるサヨナラショーはかなり駆け足でしたが、見せ場は抑えてありました。

サヨナラショーの「You Are My Sunshine」での愛ちゃんとこっちゃんのハグが映ってなかったのがちょっと残念。

礼真琴千秋楽のご挨拶

愛ちゃんのご挨拶はライブ配信の感想のところで書いたので、今回はこっちゃんの千秋楽のご挨拶を。

美稀千種組長から「先日文化庁芸術祭賞新人賞を受賞いたしました星組トップスター礼真琴が皆様にご挨拶申し上げます」と紹介され、ちょっと照れたように周りを見てからセンターへ歩み出たこっちゃん。

「8月の暑い季節に集合日を迎えて始まったこの作品が夏秋冬と季節を巡って、気がつけば今年も残りあと5日となりました。この長い期間、全員で作り上げた舞台は本当に毎日が幸せでかけがえのない時間でした」

「東京公演でも誰一人欠けることなく今日を迎えられたこと、そして東京では初めてやっと完走できたこと、もうこの上ない幸せでございます」

と胸に手を当てながら語り、公演を支えてくれた関係者や連日劇場に足を運び熱い声援を送ってくれたお客様への感謝を述べました。
その後

「この作品を通して学んだたくさんのこと、そして今日が最後となった7人の大切な仲間たちからもらったたくさんの宝物を胸に…」

と段々と目に涙が浮かんできて涙声になるこっちゃん。

「来年も星組は突き進んでまいりたいと思います。本日は本当にありがございました!」

と最後はきっぱりとした表情で挨拶を終えたこっちゃんでした。
愛ちゃんをはじめ7人の退団者のことや、自分がトップになってからやっと無事に完走できたことの安堵などいろんな思いがこみ上げて出てきた涙だったんでしょうね。

でも、「さよならタカラヅカ」を歌っている時は頬に涙の跡はありますが、とても晴れやかな笑顔でした。

次に幕が上がって話し始めたこっちゃん。

「毎回卒業される方々っていうのはキラキラしているっていう表現をよくしますけれど、そんなにキラキラする?っていうぐらい皆さん本当にキラキラされてるんですよ!」

って言い出すこっちゃんに退団者の皆んなも組子たちも何を話すんだろうとめちゃくちゃ集中して見守ってる感が微笑ましくて。

「楽屋でも舞台でもキラキラされているお姿、どんどん白くなっていく」

って言いかけて

「あ、化粧前が。愛さん元々白いですけど」

なんて言うので、そこで笑いが起きて緊張がほぐれたのもとってもいい雰囲気で。
化粧前が白くなって7人の卒業に向けて準備が進んでいく期間が辛かったそう。

「でもこのメンバーで作れた舞台は絶対忘れたくないですし、次につなげていきたいと思っております。皆様の心にもいつまでも残っていることを願っております

と素敵にまとめました。
こっちゃんさすが。

退団者からの一言に対する礼真琴の一言

退団者がもう一度一言ずつ話した後でのトップスターさんからの言葉はタカラヅカニュースではいつもカットされてしまうんですよね〜
とってもいい言葉がたくさんなのに〜

澄華あまねちゃんにはクールな面もあるのに面白いこともする、そしてお芝居の深め方にこっちゃん自身も勉強になったという言葉を送っていました。

湊璃飛くんにはこの鋭い瞳は絶対に敵役になりたくない、『ロミオとジュリエット』では味方でよかったって言ってました。

彩葉玲央くんはこっちゃんと故郷がすごく近いそうで、小さい頃どこかですれ違っていたかもしれないって。

漣レイラさんは実はこっちゃんと血はつながってないそうですが親戚なんですって!
「大事なことなので3回言おう」って3回も「私たち親戚なんです」って言ってました(笑)
こっちゃんが音楽学校に合格した時おばあちゃんたちから「あんたね、一個上さんに親戚がいるんよ」ってずっと言われてたそうで「ここまでの長い長いご縁をありがございました」と締めてました。

夢妃杏瑠さんには新人公演時代からお世話になっていて、こっちゃんが新人公演主演をした時には長の杏瑠さんと二人でご挨拶周りに行っていたそう。

紫月音寧さんはこっちゃんが何か悩んでいる時はすぐに気がついて「こっちゃん大丈夫?」って声をかけてくれたそう。

そこでこっちゃん感極まってしまって「は〜〜」って止まってしまって…
「いったん止めますか?」って笑いに持っていくこっちゃんがなんか愛しかったです。
愛ちゃんへの言葉だけはカットされないで放送してくれました。

愛ちゃんとの思い出で一番印象に残っているのは宴会での全身タイツの余興だそう(笑)
その時からずっと笑いを提供して下さっていたって。

「公演が中止になった時も皆んなが思いつめている時も場を明るくしてくださったのは愛さんでした。愛さんに出会えて幸せでした

と愛ちゃんと見つめ合って語るこっちゃんが本当に愛しいな〜と思えて、涙グスンでした。

その後の「星組パッション!」から、ニュースではカットされてしまった緞帳前での二人の漫才のようなやり取りはこちらに書いたとおりです。

愛月ひかるの「星組パッション!」で締めた星組大千秋楽

OGからのSNSでの言葉

千秋楽の当日やその後に元星組のOGや退団者の同期のOG、そして縁のあるOGたちがTwitterやインスタグラムに投稿されていました。
どれも愛のある言葉の数々に幸せや愛のおすそ分けをしてもらった気分になりました。

まずは当日退団者へのお花渡しに来られたOGの方々。

元星組94期の麻央侑希さん

麻央侑希さんは同期の漣レイラさんにお花を渡しに来られました。
相変わらずのスタイルの良さにため息が出ました。

元星組93期の十碧れいやさん

93期は二人退団者がいて、まず夢妃杏瑠さんには元星組の十碧れいやさんがお花渡しに来られました。

元宙組93期の蒼羽りくさん

愛ちゃんへのお花渡しは宙組で下級生時代からずっと愛ちゃんと一緒に頑張ってきた蒼羽りくさん。

 

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元星組トップスターの湖月わたるさん

元星組のトップスターだった湖月わたるさんのインスタにもこっちゃんや愛ちゃんへの愛ある言葉が並んでいました。

元星組トップスターの紅ゆずるさん

そして、全星組トップスターの紅ゆずるさんは相手役の綺咲愛里さんと先日観劇されたそうです。

 

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元星組89期の七海ひろきさん

元星組生のかいちゃんこと七海ひろきさんもライブ配信で見届けたようです。

元花組トップスターの愛華みれさん

そして初演の『ダンディズム!』に出演されていた元花組トップスターの愛華みれさん。
なんと千秋楽の客席で『ダンディズム!』の主演コンビ真矢みきさん・純名里沙さんと3人で愛ちゃんのペンライトも振られたそうです。
なんて豪華な客席!

 

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