昨日3月3日にタカラヅカ・スカイ・ステージで『Step Up!~MooZinG Record~』が放送されました。
番組内容は2024年12月のメンバーの自己紹介動画から始まり、これまでタカラヅカニュース内で放送された「MooZinG」の活動を追ったコーナーを、未公開映像も加えて再編集したもの。
宝塚歌劇の新たな試みとして注目を集める月組の若手男役グループMooZinGの魅力と可能性を感じる番組となっていました。
『Step Up!~MooZinG Record~』を見て
改めてMooZinGとは?
MooZinGは、月組の若手男役で構成されたグループ。
もともとは鳳月杏・天紫珠李のお披露目公演『PHOENIX RISING』において、いわゆる「若手アイドル場面」を任された選抜メンバー12名が始まりでした。
その後、全国ツアー版『PHOENIX RISING』でメンバーが再編成され、さらにWAKA(一輝翔琉)の退団、本公演からのメンバー合流を経て、現在は16名の体制となっています。
101期:礼華はる(PARU)
102期:彩海せら(AMI)、大楠てら(TERRA)
103期:瑠皇りあ(R★R)、彩路ゆりか(YURIKA)
104期:真弘蓮(REN)、月乃だい亜(LUNA)
105期:七城雅(KID)、遥稀れお(YUI→P)
106期:和真あさ乃(PUKU)、澪あゆと(ME,OH!)
107期:天つ風朱李(SHRIMP‼︎)、美颯りひと(II-VO)、相星旬(T@N@TURNER)
108期:雅耀(ODYSSEY)
109期:飛翔れいや(MONI×2)
宝塚歌劇において、こうした組単位での若手グループ活動は珍しい試みです。
しかも16名という大所帯。
これまでいろんな組のいろんな公演でアイドルの場面がありましたが、こんな風に公演が終わった後もグループとしての活動が続いていくのは珍しいです。
かつては月組の「シューマッハ」、雪組の「AQUA5」、星組の「紅5」などグループが結成されて活動することはありましたが、ショーの一場面から生まれるという形ではなかったですもんね。
ここまで大規模に若手男役をフィーチャーしたグループ活動は、新しい風を感じさせます。
101期のぱるくん(礼華はる)を筆頭に、102期のあみちゃん(彩海せら)やてらくん(大楠てら)、そして108期のオディセ(雅耀)、109期のモニモニ(飛翔れいや)まで、幅広い世代が集まっていることも特徴的です。
これまでの活動
番組ではMooZinGのこれまでの活動が順に紹介されていきました。
まずは、初期メンバーの自己紹介動画の後、2024年の大劇場公演『PHOENIX RISING』の中での「MOONRISE」の歌唱部分が流れ、次に2025年の全国ツアー公演『PHOENIX RISING』でのメンバー自己紹介動画の後、公演内の「ShiNinG」の歌唱部分の映像。
自己紹介動画では、前にタカラヅカニュースで流れた映像に加え未公開映像も流れ、さらにそれぞれの個性が発揮されていました。
さらに、その全国ツアー版の「ShiNinG」の映像を見る全国ツアーに出ていないメンバーのビジュアルコメンタリーもありました。
MVのメイキング映像
2025年6月にタカラヅカニュースで放送されたMooZinGのMV(ミュージックビデオ)制作のメイキング映像も未公開映像を追加して放送されました。
「ShiNinG」そして「MOONRISE」のMV撮影現場でのメンバーの姿は、真剣そのもの。
一つひとつのカットに全力で取り組む様子や、メンバー同士で確認し合いながら作り上げていく過程が印象的でした。
それぞれの曲に出ていないメンバーが見持っている様子も撮られていて、楽しそうなその様子を見るのも面白い。
完成したMVでは、それぞれの個性が光りながらも、グループとしての一体感も感じられる仕上がりに。
普段の舞台とは違う表情や、カメラワークを意識した動きなど、新たな挑戦の場となったことが伝わってきました。
「MOONRISE」と「ShiNinG」の2曲を昨年秋に音楽配信され、このMVもリリースされましたが、それも快挙でしたよね〜
さて、このMVの撮影はOBP(大阪ビジネスパーク)内にあるテレビ局で行われてようで、建物から見える大阪城ホールに向かって
「次はあそこだ!」「目の前までは来た!」「待ってろよ〜」
と叫ぶメンバーたち(笑)
いつか大阪城ホールでコンサートができるといいですね!
そして、MVもメンバー全員でのビジュアルコメンタリーもありました。
上級生下級生関係なく、それぞれがコメントする様子が微笑ましい。
16人もいても、それぞれの個性が爆発していました!
シークレットイベント
昨年11月にはファン向けのシークレットイベントも開催されました。
この時はメンバー全員ではなく、中心メンバーのぱるくん(礼華はる)とあみちゃん(彩海せら)のいわゆるぱるあみコンビ、そしてMCは2人と特に仲のいいてらくん(大楠てら)が担当。
他のメンバーはぱるあみに質問するという形でVTRでの出演でした。
このイベントの様子もタカラヅカニュースで放送され、メンバーとファンとの距離の近さが感じられる内容でした。
トークコーナーでは、普段は見られないメンバーの素の姿や、お互いのエピソードなどが披露され、仲の良さと個性がよく分かる時間になりました。
そして、この時の「MooZinGで遊びに行くなら?」の質問に対するぱるくんの「ドッジボールなどのスポーツがしたい」という答えから、MooZinGのスポーツ対決という企画も生まれました。
スポーツ対決
そのスポーツ対決は今回の番組の中では放送されませんでしたが、先週のタカラヅカニュースで2回にわたって放送。
ドッジボールではなくフリスビーを使ったドッジビー対決という形になりましたが、メンバーの意外な一面が垣間見える、これまた楽しいコーナーとなりました。
まずはチーム分けから、ぱるくんとありちゃんをリーダーとするチームにグッパで分かれたんですが、みんなであーだこーだ言いながらワイワイする様子が放送されていました。
チーム名も個性的で、ぱるチームは「すいません、パルペチーノ ベンティーサイズで」、あみチームは「世界のAMI-ラ」と命名(笑)
内野と外野を決める話し合いも、それぞれのメンバーの個性が光っていました。
試合が始まってもそれぞれ得意分野を発揮して、真剣勝負の中にも笑いがあり、メンバー同士の信頼関係や絆が感じられる内容でした。
こうした企画を通じて、ファンもメンバーをより身近に感じられるようになったのではないでしょうか。
瑠皇りあの退団と今後の体制
され、MooZinGメンバーの一人、103期のるおりあ(瑠皇りあ)は、次の公演で退団することが発表されています。
グループ活動が始まってまだ日が浅い中での退団発表は、他のメンバーにとっても、そしてファンにとっても複雑な想いがあることでしょう。
それでも、MooZinGでの活動は、るおりあにとって宝塚での最後の時期に新たな挑戦ができた貴重な経験になったはずです。
公演だけでなくMVなど、様々な企画を通じて見せてくれた笑顔や真剣な表情は、ファンの心に残り続けるでしょう。
次の大劇場公演では、MooZinGのメンバーとしても、月組生としても、最後まで全力で舞台に立つるおりあの姿を目に焼き付けたいですね。
るおりあの退団後は15名体制となるMooZinG。新しいメンバーが加わる可能性もあるかもしれません。
MooZinGの今後と宝塚の可能性
「Step Up!~MooZinG Record~」という番組が企画されたことを見ると、このグループはまだまだ活動を続けてくれるんだと思います。
るおりあ(瑠皇りあ)の退団後、15人体制となるMooZinGがどのような活動を見せてくれるのか。新しいメンバーが加わる可能性もあるかもしれません。
いずれにしても、若手男役たちのステップアップの場として、今後も様々な企画が期待されます。
MooZinGの活動は、宝塚歌劇全体にとっても新しい試みです。
この成功は、他の組でも同様のグループ活動が生まれる可能性を示唆しています。
各組にはそれぞれ個性豊かな若手男役が揃っています。
花組、雪組、星組、宙組それぞれの組で、MooZinGのようなグループが誕生したら、どんな化学反応が起こるでしょうか。
舞台公演以外での活動の場が広がることで、若手たちの成長の機会も増え、ファンにとっても新たな楽しみが生まれるはずです。
他の組でも同様のグループ活動が生まれ、宝塚歌劇全体に新しい風が吹く可能性に期待したいと思います。
読んで頂き、ありがとうございました。
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