和希そらの『双曲線上のカルテ』千秋楽ご挨拶(笑)

8月28日にシアター・ドラマシティで始まった雪組和希そら主演の『双曲線上のカルテ』も9月19日に日本青年館ホールで無事に幕を閉じました。

最初こそあがちん(縣千)の休演ということがありましたが、早くに復帰できて全員で千秋楽を迎えられたのもよかったです。

この公演は9月3日にライブ配信がありましたが、残念ながら私は観ることができませんでした。
なので今日のタカラヅカニュースで千秋楽の模様を見るのを楽しみにしていました。

雪組 日本青年館ホール公演『双曲線上のカルテ』千秋楽の様子

ダイジェスト映像は千秋楽なのでほぼ最後まで見せてくれました。
初演をスカイ・ステージで見たのはもう何年も前なのでストーリーも忘れていましたが、ダイジェストで見るとおぼろげに思い出してきました。

それにしても作品のテーマはすごく重いですが、そらくん(和希そら)演じるフェルナンド先生の色気とカッコよさにまいってしまう作品だったようですね。

突撃レポートであがちんが好きだと言っていた当直室の場面が入っていたのが嬉しかったです。
五峰亜季さん演じるロザンナさんがキャスター付きの丸椅子であがちんのランベルト先生に向かって思いっきり滑ってくるシーンです(笑)
勢いあまってかなり強くぶつかっていたのが面白くて、客席から笑いが起こってましたね。

それと初日の映像では流れなかったそらくんが真っ白でシンプルな衣装で裸足で踊るシーンも見られたのもよかったです。
ダンサーのそらくんのコンテンポラリーダンスは素晴らしいです。

歌も本当に素晴らしいし、お芝居も迫力あるし、ほんと三拍子そろったタカラジェンヌですね、そらくんは。

ヒロインの華純沙那ちゃんも、ランベルト先生のあがちんも、クラリーチェのひまりちゃん(野々花ひまり)も、そして専科のお二人もみんなよくって、やっぱり観たかったな〜と思っちゃいました。
スカイ・ステージで放送されるのが待ち遠しいです。

和希そらの千秋楽ご挨拶

この公演は毎回のそらくんのカーテンコールでのご挨拶がすごく面白いということで、毎日観劇された皆さんのレポートが楽しみでした。
初日のご挨拶でも大笑いさせてもらいましたが、千秋楽でもやはりそうでした(笑)

はじめは真面目にご挨拶

そらくん(和希そら)のご挨拶、まずは出演者全員で千秋楽を迎えられたことへの喜びと、公演を支えてくれたスタッフや先生方、連日足を運んでくださったお客様への感謝の気持ちを述べました。

そして、出演者みんなが全身全霊で毎公演を生き抜き、その空気感と熱さが心地よくて、そらくん自身もフェルナンドの人生を毎回心から生き抜くことができ、達成感と感謝の思いで胸がいっぱいだそうです。
その後は

「一度きりの人生、限りある命の時間、どのように使いどう生きて行くのか。自分にとってより良い最善の幸せを選んで幸せに生き抜く」

「たとえそれが今までになかった道だとしても、誰かから見て不正解だと言われる道だとしても、自分が選んだ道を一度きりの人生を後悔なく生きる」

「それを考えるきっかけをこの作品がくれたことで、これからの人生ますます幸せな日々が訪れるんじゃないかとわたくしは大いに期待しております」

「そして皆様もどうか幸せな一日一日を積み重ねて、素敵な日々をお送りいただけますよう心よりお祈り申し上げます」

と作品のテーマについて話した上でこれからの人生について真面目に話すそらくんでした。
それから

「たくさんの愛をありがとうございました。また新たな作品で皆様とお会いできるのを心より楽しみにしております」

と最初のご挨拶はすごく真面目に締めました。

やっぱり爆笑カーテンコール

次のカーテンコールではおもむろに

「もうそろそろ10月がやってくるということで、さすがにもう秋だろうという感覚でいるんですけれども」

なんて言い出すので何の話をするのかなと思ってましたら、梅田の初日のカーテンコールの時から季節の話ばかりしていて、自分のコミュニケーション能力の乏しさに驚愕しているそう(笑)

で、その初日のご挨拶でセミが苦手だという話をしたのは記憶に新しいところですがw、そのことで演出の樫畑亜依子先生から「新聞の見出しがセミになっていましたよ」と言われたんだとか。

「セミの見出しがつくなんて、そんなタカラジェンヌ今までにいたか?いないですよね」

って(笑)
そらくんとしてはかなり不本意らしいですが、それでも「2023年夏からちょい秋っていう季節の思い出を皆様と共有できたことが嬉しい」そうです(笑)

そして幕が下りる時に上から紙吹雪が降ってきて、くるくる回りながら大喜びしたそらくんでした。

その次のカーテンコールでは

「皆様、もう一回観たいんじゃないですか〜?明日もう一回やるって言ったら来てくださいますか?」

と客席に問いかけて、客席から盛大な拍手をもらったら

「それは無理なんですよ」

って(爆)
まったくどっちやねん(笑)

で、自分も明日も来ちゃいそうだから気をつけたいとか、来てしまうと青年館ホールの関係者の方に迷惑をかけてしまうとか言い出す始末…(笑)

それで「他にも気をつけた方がいい方々を呼びたいと思います」と出演者の皆んなを呼び入れたら、またまたスタッフさんが上から紙吹雪を降らしてくださいました。

「わ〜い!すごいです、すごい!」とくるくる回りながら喜ぶそらくん。
作品中のフェルナンド先生とのギャップが!(笑)

もう一回公演をやりたい気持ちはあるけれど一日に3回は無理なのでと言いつつ、こういうものは終わりがあるから美しいわけでしてって。
最後は

「この期間にギュッと詰め込まれた幸せをですね、皆様胸に抱いてよくお眠りください。ということで私たちもこの思いを胸に抱いてよく眠りましょう。また皆様と笑顔でお会いできるのを楽しみにしております」

「本日は本当にありがとうございました!」

と笑顔で両手を振りながら客席を見渡したそらくんでした。

緞帳前でも

タカラヅカニュースではカットされていましたが、この時もそらくんが緞帳前に出てきてまたさらにトークしてくれたそうです。
その時になんと次回の大劇場公演の『ボイルド・ドイル・オンザ・トイル・トレイル』の作品タイトルのレクチャーがあったんですって。

そらくん「はい、ボイルド・ドイル」
客席「ボイルド・ドイル」
そらくん「オンザ」
客席「オンザ」
そらくん「トイル・トレイル!」
客席「トイル・トレイル!」

という特訓コーナーがあったそう(笑)

確かに言いにくいし覚えにくいタイトルですからね〜
それをやってるところ見たかったです〜
客席爆笑だったでしょうね〜

そんな風に笑いに変えつつしっかり宣伝してくるそらくんのセンスがピカイチですね〜
もうさすがとしか言えません。
そんなそらくんが大好きです!

次のその『ボイルド・ドイル・オンザ・トイル・トレイル』は奇想天外でかなり面白そうな作品みたいです。
まだそらくんがどんな役をするのかわかりませんが、きっと抜群のコメディセンスを発揮してくれそうな予感がします。
めちゃくちゃ楽しみです!

  

読んで頂き、ありがとうございました。

ブログランキングに参加しています。クリックして頂けるとうれしいです。
クリック先はブログランキングなので、他の宝塚歌劇のブログをご覧になれます。

にほんブログ村 演劇・ダンスブログ 宝塚歌劇団へ
にほんブログ村

 


宝塚歌劇団ランキング