新人公演初主演の鏡星珠の凛々しいご挨拶(花組新人公演『蒼月抄』)

3月12日に花組『蒼月抄』の宝塚大劇場新人公演が行われました。
今回は、106期・鏡星珠の初主演、そして109期・翠笙芹南の初ヒロインという、新たな花組若手の活躍が見られる新人公演となりました

花組 宝塚大劇場『蒼月抄』新人公演

106期生の鏡星珠くんが、今回初めて新人公演で主演を務めました。

早くから新人公演で2番手役や3番手役を任されていた鏡星珠くん。
前回の『悪魔城ドラキュラ』では専科のまゆぽん(輝月ゆうま)のドラキュラ伯爵役を演じ、重厚なお芝居が注目されましたが、今回研6にしてようやく新人公演主演を射止めました。
ご本人もさぞや嬉しかったことと思います。

オフでは明るくて軽快なイメージの鏡星珠くんですが、平知盛という役どころを大変重厚にしっかりと演じていました。
殺陣も切れがあり、最後に映った銀橋でのソロの熱唱がすごく心に残りました。

そして今回、初めて新人公演ヒロインを務めたのが109期生の翠笙芹南ちゃん。
本役のみさきちゃん(星空美咲)よりも大人びた顔立ちで、今後の活躍が楽しみな娘役さんです。

他に印象に残ったのは、清盛役の夏希真斗くん。
専科の英真なおきさんが本役で演じている清盛役を、存在感たっぷりに演じていて、やっぱりこの人のお芝居はすごいな〜と思わされました。

鏡星珠の終演後のご挨拶

まずは、新人公演の長であるまるくん(美空真瑠)から作品への想いが語られました。

作品と向き合い、それぞれが与えられた役割と責任の重さを日々感じながら、懸命に芸事と向き合ってきたこと。出演者一同が同じ志を胸に一つの方向を目指してひたむきに努力を重ねる姿が、誇りをかけた平家の人々の思いと重なったことを語りました。

「この舞台で得た学びを胸に、これからも真摯に芸事と向き合い、少しでも成長した姿をお見せできますよう精進して参りたい」という言葉に、若手ならではの謙虚さと向上心が感じられました。

続いて、主演の鏡星珠くんのご挨拶。

「平知盛さんが見てきた景色とはどんなものだったのだろうか」と考える中で、これまでいろんな公演で舞台から見てきた景色や、一緒に関わってきた人たち、見守ってきてくれた人たちの顔がたくさん光景として浮かんできたと話します。

そして、新人公演という一度きりの公演を無事に上演させてもらえることの「奇跡とありがたさ」を身にしみて感じていると語りました。

菅谷先生を始めとする先生方やスタッフの皆さん、毎日命をかけて舞台に臨んでいる上級生、そして足を運んでくださるお客さんすべての方々への感謝の気持ちを述べました。

2回目のカーテンコールでは、さらに踏み込んだ想いが語られました。

「平家一門と言われるように、特にこの新人公演メンバーのみんなの思いが、力が結集して、時間の限られた中でみんなが戦いながら」
そして『戦いを決めたものは最後まで戦い抜くべきだ』という劇中の言葉を引用しながら、「みんなで東京公演まで戦い続けていきたい」と力強く宣言しました。

その後の言葉がとても素敵でした。
「平家物語から始まって、それが熊倉飛鳥先生の言葉によって紡がれて、それを花組生と英真なおきさんと毎日舞台を紡ぎ、それをこのメンバーでまた紡がせていただく」
「なんと素敵なことをさせていただいてるのだろうな」という鏡星珠くんの言葉に、作品への深い愛情と、新人公演を務めることへの誇りが感じられました。

「至らない私をたくさん近くで支えてくださった花組の新人公演メンバーの皆様と共に、東京の新人公演に向けてさらなる課題を見つけ、目指し、これからも精進して参ります」
という鏡星珠くんの言葉通り、東京の新人公演ではさらに進化した姿を見せてくれることでしょう。

新人公演は、若手が大役に挑戦し、成長する貴重な機会です。
今回の『蒼月抄』で得た経験は、必ず彼女たちの糧となり、将来の花組を支える力となるはずです。

105期を長として、それぞれの期が力を合わせ、平家一門のように結集した想い。その姿は、本公演の上級生たちにも引けを取らない、誇り高いものだったに違いありません。
東京での新人公演も、ぜひ頑張ってもらいたいです。
若き花組生たちの、さらなる成長と挑戦を期待しています。

   

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