天城れいんの涙の新人公演主演ご挨拶(花組『アルカンシェル』新人公演)

先週お休みだった『歌って♪イントロクイズ』のコーナー、なんと今週もお休みです(泣)
え〜そんな〜、楽しみにしてるのに〜
来週は復活してほしいです。お願いします。

さて、花組の新人公演も星組と同じく公演日程の見直しによって東京のみになったんですが、体調不良者が出たため当初の4月25日の予定から5月2日に延期になりました。
でも無事に開催ができて本当によかったです。
今日のタカラヅカニュースでその模様を見ることができました。

花組 東京宝塚劇場『アルカンシェル』新人公演

ダイジェスト映像を見て

主演のマルセル役のれいんくん(天城れいん)、冒頭で黒燕尾にハット姿で登場した時のあまりのイケメンぶりに驚きました。
お化粧にすごく工夫が見られて、元々童顔で可愛らしいお顔がとても大人っぽい男らしい顔になっていて感心しました。
歌も深みと伸びのある歌声でとても聴き応えがありました。

ヒロインの七彩はづきちゃんも107期生とは思えないほどの安定感があるなと感じました。
さすが2度目の新人公演ヒロインですね。

他に目を引いたのはほのかちゃん(聖乃あすか)が本役のイヴ・ゴーシェ役を演じたまるくん(美空真瑠)。
おとめに書いていたほどストーリーテラーの役がやりたかったとタカラヅカニュースの新人公演トークで話していましたが、念願のストーリーテラーの役を嬉々として演じていました。
滑舌もよくお芝居が上手いです。
いつか主演も観てみたいです。

今回一本物の新人公演ということで、いくつかの場面のカットだけでなく役の設定やセリフ・歌詞の改変もあったそうです。
劇場や配信で観た方たちのレポートで知りましたが、本公演でのあるセリフが無くなっていたそうです。
私はまだ本公演も観ていないのでわからないのですが、それがすごくよかったという意見を多く見ました。

最後の歌の歌詞も新人公演メンバーに合うように変えてあったとか。
新人公演担当の平松結有先生の大胆かつ愛ある改変がかなり好評だったようです。

天城れいんの新人公演主演ご挨拶

今回長の期の長のれいんくん(天城れいん)が最初からご挨拶しました。

まずは今回の新人公演を実施するために尽力いただいた方たちや、劇場やライブ配信で観劇したお客さんに感謝の気持ちを述べました。
そして

虹を見た時にきっと多くの方が幸せなお気持ちになられるのではないかなと想像いたします。この新人公演をご覧になられたお客様に何か少しでも温かなエネルギーがお届けできる舞台を紡げたらと、経験の足りない私達ではございますが、自らの課題と向き合いもがきながら本日まで必死に走ってまいりました」

と一気に話しました。
その後は目を潤ませて、両手を握りしめながら言葉を絞り出すように話すれいんくん。

「どんな事があっても同じ方向を向いて走り続けることの大切さ。喜びも苦しみも何一つとして欠けていいものなどなく、全てがかけがえのない大切な経験となりました

周りのメンバーを見渡しながら

「お稽古期間を経て今ここにおります新人公演メンバー全員でこの瞬間を分かち合えていることが幸せでなりません」

と力を込めて言う姿にこちらもうるっときました。
頬に涙の跡があり、鼻をすすりながら話しているので余計にグッときます。

それから、自分たちが安心して舞台に立てる環境を整えてくれたスタッフ、最後まで力を注いでくれた先生方、新人公演へ心を寄せてくれた人たちなど全ての人への感謝と尊敬の気持ちを述べて

「皆様のお心に私たちは強く強く支えていただいております。本当にありがとうございます」

と力を込めて言ってから深いお辞儀をしたので、客席から大きな長い拍手が起こっていました。
その拍手に少しほっとした表情のれいんくん

「この新人公演期間に学ばせていただいたことをこれからに繋げて、舞台人としてのさらなる成長を目指し、どんな事にもまっすぐに真摯に誠実にそして丁寧に向き合い続けてまいります」

「今後ともご指導ご鞭撻のほどどうぞよろしくお願い申し上げます。本日は誠にありがとうございました」
としっかりと言い切った姿がなんとも神々しかったです。

次のカーテンコールでは新人公演担当の平松先生が新人公演のために書いた歌詞に触れ

「託していただいている希望、思いを明日へと繋いでいくことが今を生きる私達がすべきことと感じております」

と話しました。
これは最後の曲で、本公演で「未来を託す」となっているところを「未来を繋ぐ」に変えてあったことですね。
最後は

「いつも温かく応援してくださいますお客様に恥じぬ姿でいられるよう、新人公演メンバー一同明日からの本公演も心を込めて誠心誠意務めてまいります」

という言葉で締めたれいんくん、ずっと緊張した面持ちだったのが、最後のお辞儀の後にホッとしたのかようやく笑顔が見えました。

トップさんの退団公演で、長の期の長と主演という立場が重なった新人公演。
きっととんでもないプレッシャーがかかっていたことと思います。
それも本来なら2度できるところが、東京公演の一回のみに掛けないといけないというのも大変だったんじゃないかなと想像します。

最後の笑顔を見てれいんくんお疲れ様〜という思いが湧いてきました。
でもこの経験はとても大きなものとなりますよね。
これからのれいんくんの活躍に期待します。

  

読んで頂き、ありがとうございました。

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