7月10日に行われた星組『阿修羅城の瞳』の東京宝塚劇場新人公演。
ライブ配信もあったので、多くの人が観られたことと思います。
私は今日のタカラヅカニュースで、ようやくその様子を見ることができました。
星組 『阿修羅城の瞳』東京宝塚劇場 新人公演
劇団☆新感線とのコラボ作品で、本公演メンバーにとっても難易度の高いこの作品を新人公演メンバーそれぞれが熱のこもったパフォーマンスを見せていました。
主人公の出門役のつんつん(稀惺かずと)、大劇場の新人公演より台詞回しも立ち回りもキレが増していて、格段の成長を感じました。
本役のこっちゃん(礼真琴)からのアドバイス通り、こっちゃんの真似にならずつんつんならではの爽やかさと色気の入り混じった魅力的な出門でした。
そして、ヒロインつばきのうたち(詩ちづる)、本役が男役のありちゃん(暁千里)ということで本当に難しかったと思います。
娘つばきの時は本当に可憐でさすが娘役という感じでしたが、阿修羅になってからの迫力がすごくて、その差に驚かされました。
それと邪空役のあいみちゃん(大希颯)もあの長身を活かしたダイナミックなお芝居と立ち回りで、素晴らしかった。
この105期の3人が大活躍でした。
他には桜姫の乙華菜乃ちゃん、美惨役の鳳華るりなちゃんが目を引きました。
いずれにしても短いダイジェスト映像を見ただけでも、とてもレベルの高い新人公演だったなというのを感じました。
稀惺かずとのご挨拶
終演後はこの新人公演の長でもあるつんつん(稀惺かずと)のご挨拶から始まりました。
宝塚大劇場での新人公演を経て東京でも新人公演ができたことへの感謝の言葉の後、
「今感じることは、舞台というのは今この瞬間にしか感じることのできない思いがあり、それを皆様のかけがえのない人生のひと時を、ともに生きさせていただいているのが、本当にこの作品にもあるような縁(えにし)というものを感じます」
と、真剣な表情で語った言葉が胸にグッと迫りました。
その後は
「この作品で学ばせていただいた、たくさんのことを明後日からの本公演に注ぎ込んで精進して参りたいと思います。本日は誠にありがとうございました」
と最初のご挨拶を締めました。
次に幕が開いた時には
「今日、誰一人欠けず、全員で新人公演を迎えさせていただいたことに、今とてもホッとしております」
と長としての思いを語ってから、
「そして今回、礼さんのお姿を舞台で」
まで言って,ちょっと言い直す形で
「礼さんがどんな時も全力で舞台に向かわれていらっしゃるお姿を間近で拝見させていただき、舞台に立つ覚悟という意味を教えていただきました」
とおそらくこっちゃん達上級生が座っているんでしょう、そちらを見つめて話すつんつん。
この公演で退団してしまう偉大なトップスターであるこっちゃんから、最後に少しでも多くの事を学びたいという熱意が伝わってきます。
最後は
「先生方、そして上級生の皆様、この作品とこの舞台を支えていただいた皆様への感謝の気持ちを忘れず、新人公演メンバー一同、明後日からも誠心誠意に務めてまいります。本日は誠にありがとうございました」
と実に頼もしいご挨拶で締めたつんつんでした。
終始笑顔はなく緊張気味な面持ちで話してはいましたが、宝塚大劇場の時の様な涙はなく、長として主演として本当に立派なご挨拶でした。
その出自故に音楽学校に入学した時から他の人より注目を集めてきたつんつんですが、今ではもう実力の高さで注目を集める存在になっているなと思います。
これからの星組も本当に楽しみになった新人公演でした。
読んで頂き、ありがとうございました。
ブログランキングに参加しています。クリックして頂けるとうれしいです。
クリック先はブログランキングなので、他の宝塚歌劇のブログをご覧になれます。