花組・極美慎が語る花組生、舞台人としての想い(『Welcome Talk』)

タカラヅカニュースの『Welcome Talk』に、星組から組替えとなった慎くん(極美慎)が登場しました。
MCは花組スカイ・ナビゲーターズのまのっち(愛乃一真)とみくりん(三空凜花)。

花組大劇場デビューを果たした慎くんが、花組での新鮮な日々や、舞台人として大切にしていることを語りました。

Welcome Talk 花組 極美慎

MCのまのっち(愛乃一真)とみくりん(三空凜花)の間に座る慎くん(極美慎)。
3人はAMI PARISのお揃いコーデで、仲の良さが窺えます。

花組の印象

まずはまのっちから花組デビューを果たしての組の印象を訊かれた慎くん。

花組は「花男!花娘!」みたいな伝統的で気高いイメージがあって、「凛としてて、ちゃんとしなきゃいけないのかな」と思っていたと話しました。

ですが実際にお稽古場に入ってみると、「皆さん本当に温かくて優しくて、お話もしやすくて、毎日すごく明るい雰囲気」だったそうです。
皆さんのおかげで毎日楽しく過ごせているとのこと。

組替えしてすぐは『DEAN』で半分だけの組子と一緒だったけど、大劇場公演になってひとこちゃん(永久輝せあ)、ほのかちゃん(聖乃あすか)と初めてお芝居を作っていく中で、軽くお話するだけでもすごく新鮮なことがたくさんあったそう。

「星組だと結構エネルギーで飛び越えて作っていっちゃうみたいなところがあったけど、花組さんは一歩一歩みんなで作り上げていくみたいな雰囲気がすごくいいな」と語りました。

また花組生となって新たな発見があったかと訊かれると、
「めちゃくちゃあります!」
と慎くん。

「花組さんって本当に“男役の理想形”がすごくある」そうです。
凛としているし、上級生も下級生も、「見せ方に一人一人こだわりがすごくある感じ」がして、『DEAN』のフィナーレナンバーの振付を受けた時も衝撃的だったそう。
「1人1人のここを見せたいポイントが皆さんはっきりあって、私もそんな風になりたいなって思って見てます」とのことでした。

ペットボトルで素振り

今回の大劇場公演のお稽古の話で、なかなか面白い話もありました。

『蒼月抄』は立ち回りが多かったこともあり、慎くんは500mlのペットボトルで素振りをするという自主稽古を実施したそう。
まのっち(愛乃一真)にとっては初めての体験で、「星組さんからのエネルギーみたいなのを、花組生として感じてとても楽しかった」って。

慎くんにとっては直近の公演『阿修羅城の瞳』で刀を使っていたけれど、花組は立ち回りが久しぶりだと聞いて、「じゃあこれは一からやってみようじゃないか」ということで始めたそう。

でも慎くんが言うには、実はひとこちゃん(永久輝せあ)も下級生の時にはよくペットボトルを振ってたそうなんです。
雪組時代は日本物が多かったですからね。

ペットボトルで素振りは「多分誰もが通る道」とのことでした(笑)

極美慎の演劇メソッド

「心だけは本当でいたい」

「ずっとかりんさん(極美慎)の演劇メソッドみたいなのを聞いてみたかった」と話すまのっちから、舞台人として、男役として大切にしていることを訊かれた慎くん。

舞台やお芝居は表現することであって、舞台上ではみんなで作っていくので、そこに嘘というか偽りがたくさんある。
前作『DEAN』で演じた役柄の言葉も引用し
「舞台やお芝居は、小道具や時代、場所とかそういったもので、『嘘を真実にする、真実のように見せるところ』」だと思うから、“心だけは本当でいたい”なっていつも思って毎日舞台に立っております
と答えました。

ちょっと恐縮しながら話すところはいつもの慎くんらしかったですが、とってもいいことを言ってますよね。

娘役と組む時に意識していること

みくりんから「娘役と組まれたりする時に意識してらっしゃることは?」と聞かれると、
「男役にとって永遠の課題」と前置きしながら、娘役さんを素敵に可愛く見せることで、2人で相乗効果で素敵になりたいと語りました。
そのうえで、
「その方としかできなかったりとかする」「その方としか出ない自分みたいなものがある」だからこその魅力が出るように、お稽古の段階では一生懸命詰めて構築するけど、「いざ舞台に乗ったら、(相手には)本当に自由にやってほしいなって思っている」とのことでした。

永久輝せあの男役芸を学びたい

そして、ひとこちゃん(永久輝せあ)から何か教えてほしいことはあるかと聞かれると、

「ひとさんの男役芸っていうものを今近くで学ばせていただいてるところなんですけれども、やっぱりひとさんにしかない、滾っている男役芸っていうものを少しでも吸収できるように、見て学んでいるところです」
と答えました。

星組で学んできた男役、舞台人としてのメソッドを持ちながら、花男としての“滾っている男役芸”も身につけた慎くんはきっと最強になると思います。

花組あるある

花組のことをもっと知ってもらいたいということで、ナビゲーターズの2人から「花組あるある」も伝授してもらいました。

組長のバースデーソング

花組では誕生日に、組長のあおいさん(美風舞良)が独創的で迫力満点のバースデーソングをピアノで弾いてくれるそうです。
慎くんも初めての時は「最初何が起こったんだろうと思った」とびっくりしたそう(笑)

「しかもちょっとずつ違うんですよ。その人によってというよりかは、あおいさんの感性が毎度出ているみたいで」というみくりん(三空凜花)の説明に、「今後も楽しみにしたいと思います」と答えていました。

星組にも独自の「お誕生日ソング」があるのは有名ですが、花組組長のこのピアノで弾く独創的なバースデーソングは花組名物のようです。

集合写真では花組ポーズをしがち

もう一つは「集合写真では花組ポーズをしがち」というあるある。
千秋楽などのカーテンコールで花組ポーズをするのは恒例ですが、公演ごとの集合写真でもみんなでやるんですね〜

花組ポーズといえば、慎くんも『DEAN』の千秋楽のカーテンコールでやりましたが、その時の話もしてくれました。

最後のカーテンコールの前に幕の中で、「次やるよ、次やるよ」って緊張してたそうでw、慎くん自身は初めてなのに花組ポーズの説明をしなくちゃいけなくて。
「お前が一番初めてだろうって」と笑いを誘ってました。

「あの瞬間、結構嬉しかった」という言葉に、花組生になった慎くんを感じました。

花組カラーのピンク色

花組生になってからピンク色を取り入れる機会は増えたか?という質問には
「増えました。やっぱりお買い物してて、ピンク色が目に入ってくるようになった」と答えた慎くん。

カバンもピンク、付けてるチャームもピンク、そして最近はお洋服まで。
「ついにお洋服まで?あ〜、嬉しい♡」と喜ぶみくりんに、「嬉しい?」と返す慎くん(笑)

また、好きな衣装について訊かれた時には、『EL DESEO』の中詰めの真っピンクの衣装を着る度にいつも「ピンクだ!」って思ってると話しました。

実はピンクだけじゃなくて他の色も入った衣装なんですが、慎くんにとってはピンクの印象が強いみたいです(笑)
2人から「他の色もありますよ」って笑われていました。

ちなみに砂漠の場面のさそりの衣装も好きらしいです。
衣装もカッコいいし、カツラもカッコいいって。
あの後ろのチョロリと付いた三つ編みはさそりのしっぽをイメージしているんだとか。

花組生としての抱負

最後に、花組生としてのこれからの抱負を聞かれると、
「初心を忘れずに、一から学ぶ気持ちで男役というものを見つめていきたいなって思っている最中なので、花組の男役、花男に少しでも早く堂々となれるように精進したいなと思っています」
と「堂々と」と言うところでポーズもつけて、笑顔で話した慎くん。

「心だけは本当でいたい」という信念を持ち、花組の男役の理想形を学びながら、「一歩一歩みんなで作り上げていく」花組の雰囲気を楽しんでいる様子です。

ピンク色を身につけ、花組ポーズを決め、組長のバースデーソングに驚きながらw、花男として新たな一歩を踏み出した慎くんに大いに期待しています。

   

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