いよいよ明日月組『GUYS AND DOLLS』東京公演の初日です。
その初日を前に、タカラヅカニュースでは稽古場映像と稽古場情報が流れました。
稽古場情報はこの公演で退団する副組長のさちかさん(白雪さち花)が最後の出演となりました。
じゅりちゃん(天紫珠李)との息の合った、明るくて楽しい稽古場情報が最後なのは寂しいです。
月組 東京宝塚劇場公演 『GUYS AND DOLLS』 稽古場情報
スカイとサラ
救世軍の軍曹で真面目で堅物なサラを演じているじゅりちゃん(天紫珠李)。
そのサラが相容れないはずのスカイ(鳳月杏)と惹かれ合っていってしまって、そこに葛藤があるというところと、でもこうだと決めたらスカイに向かって突き進んでいく大胆なところもあるというを表現していきたいって。
面白いのは、2人が惹かれ合っていることに気がついたスカイがサラのことを思って去っていく選択をするところ。
そして最初はスカイを拒絶していたサラがスカイを追いかける選択をするところ。
そういう繊細な恋愛模様を見せていきたいと話していました。
もう一つハバナの場面では、真面目一筋なはずのサラが酔っ払ってガラッと変わってしまうわけですが、そこはスカイがサラの本心を引き出してくれて、スカイがこれまでと違う世界を見せてくれるのに甘えてというところを楽しみたいそう。
ハバナの場面での酔っ払ったサラはこの作品の見どころでもあるので、じゅりちゃんの酔っ払い具合が楽しみになってます。
みんな大好き“赤ちゃんの場面”の裏話
今回の公演で追加された場面が、サラとアデレイドが将来を妄想する場面でのスカイが赤ちゃんをあやしながら洗濯なんかをするシーン。
この場面は初日が開けて早々、SNSでもかなり話題になっていました。
じゅりちゃんも「みんな大好きな赤ちゃんの場面」って言ってました(笑)
ここではちなつちゃん(鳳月杏)演じるスカイがオーバーオールを着て、抱っこ紐で抱っこした赤ちゃんをあやしながら洗濯物を干したりするんですよね〜
このシーンの舞台写真も発売されているほど、みんなに大人気な場面です。
このシーンのことはNOW ON STAGEでも話題になっていましたが、あの格好でせり上がってきたちなつちゃんがリズムに乗りながらすべてをこなして、最後はピンスポットを浴びながらまたせり下がっていくんですよね。
このほんの短いシーンのために、せりの下では10人のスタッフさんが待機しているとNOW ON STAGEで明かされていました。
そして、この赤ちゃんの名前もちゃんとあって、「オベディアJr.」っていうそうです。
これはじゅりちゃんが名付けたということですが、スカイがサラにだけ明かした本名が「オベディア」というところから付けられたみたいです。
NOW ON STAGEですでにその話が出ていましたが、さちかさんは知らなかったみたいです。
で、ここからはさちかさんが明かしてくれた裏話。
スカイはあまりにリズムに乗りながら家事をこなすので、赤ちゃんの首が心配になるほど揺らしているそうで。
それで初日開けてすぐにちなつちゃん本人に「あれ、赤ちゃんの首持たなくて大丈夫なの?」って訊いたんだそうです。
そしたら
「あ、やっぱり気になります?慣れていないみたいなのを出そうと思って、ちょっと乱暴な感じを役として出そうかなと思ってた」
という答えがちなつちゃんから返ってきたそう。
そこはちなつちゃんなりのこだわりがあってのことでした(笑)
フィナーレ
この作品はフィナーレもおしゃれですごく凝った構成ですが、トランプをモチーフにしたお衣装がまた素敵なんですよね。
娘役さん達はイヤリングなどもハートやスペードなどのトランプ柄の物を着けているそうなので、そういうこだわりも見つけるのも楽しいです。
フィナーレではデュエットダンスの前のみんなで踊るところで、さちかさんは一瞬ちなつちゃんと踊るところがあるんだそう。
いつもトップコンビの2人が大階段の上で反ったりするのをすごいな〜、信頼で結ばれているんだなと思って見ていたけど、今回自分もやらせてもらってそれを実感したと話していました。
そしてそのデュエットダンスはお芝居の延長のような感じで、最初にスカイとサラの気持ちが通じ合ったところの曲を使っているので、会話をしているような幸せな気持ちで踊っているそうです。
白雪さち花、卒業
この公演で退団するさちかさんですが、宝塚の千秋楽で大階段を下りたのに未だに実感が湧いていないんだそう。
じゅりちゃんにも
「さちかさん、この公演で退団されるんですか?」
と疑問形で言われてました(笑)
ご本人だけでなく周りも全然実感が湧いていないようです。
それでもお稽古場で「みんなと過ごせるのはもう最後なのか〜」と一旦思ってしまうと大変なことになりそうなので、蓋をギュッと締めているって言ってました。
じゅりちゃんのデュエットダンスでのロングスカートを使いこなす踊り方が好きだって言ったんですが、それに対して
「ロングスカートの使い方を最初に教えていただいたのはさちかさんなんですよ」
とじゅりちゃんから言われてました。
じゅりちゃんがまだ娘役に転向して間もない『愛聖女-Sainte♡d’Amour-』の時に教えてもらったんですって。
それを言われて急に当時を思い出したさちかさん。
さちかさんの娘役芸を自分を含めみんなが継承していっているのが素晴らしいと話すじゅりちゃんの言葉にちょっと泣きそうになっちゃったのか、慌てて「ちょっと、やめよう」なんて言ってました(笑)
とてもいい話で、聞いているこちらも感動しちゃいました。
瀬奈じゅんさんがトップの時から月組生だったさちかさんの退団は寂しいものがあります。
22年10月からは副組長として、今回のようにトップ娘役と一緒に稽古場情報に出演して、底抜けに明るく楽しいトークを繰り広げてくれていたので、それがなくなっちゃうのもまた寂しい。
この作品ではみんなから「ミミなのか、さちかさんなのか」なんて言われるほど本人にぴったりなミミ役を演じているさちかさん。
私もその姿を劇場でしっかり目に焼き付けて来たいと思っています。
そして、あまりにもカッコいいちなつちゃんのスカイや、思わず笑っちゃうみんなのお芝居を観るのが今から待ち遠しいです。
読んで頂き、ありがとうございました。
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