先日『悪魔城ドラキュラ』の人物相関図も公開され、花組大劇場公演の初日が近づいてきたな〜という気分になっています。
6月7日の初日まであと2週間ちょっとですね。
そんな今日のタカラヅカニュースではその花組公演の稽古場情報が放送され、ひとこちゃん(永久輝せあ)と組長のあおいさん(美風舞良)が2人で見どころなどについて語りました。
『悪魔城ドラキュラ』の見どころ
ビジュアルの素晴らしさ
まずひとこちゃん(永久輝せあ)演じるアルカードのビジュアルがとにかく素敵だということです。
アルカードは「悪魔城ドラキュラ」の中でもとくに人気のあるキャラクターですし、そのビジュアルは宝塚にもマッチするということから、ゲームファンは勿論のこと、宝塚ファンにも喜んでもらえるんじゃないかと。
先行画像やポスター画像が出た時に、ゲームファンの方たちから再現率の高さに感嘆の声がたくさん上がっていたのを目にしました。
アルカードだけでなく美咲ちゃん演じるマリアのことも再現率が高い、これは期待できるという意見もあって嬉しくなりました〜
きっと2人以外のキャラクターも期待できると思います。
ゲームに登場する魔物やコウモリ、ヴァンパイアの一味達のビジュアルもどんな風に再現されるのか楽しみです。
宝塚ならではのドラマ性のあるストーリー
元はドラキュラ伯爵と人間のリサの間に生まれたアルカードがラスボスのドラキュラ伯爵を倒すというゲームなんですが、そこに至るまでが宝塚オリジナルのストーリーとなっています。
ひとこちゃん(永久輝せあ)のアルカードと、その父でヴァンパイアの帝王であるまゆぽん(輝月ゆうま)演じるドラキュラ伯爵との関係がまずドラマチック。
2人の場面はものすごく胸熱らしくて、戦いのシーンだけでなくそういうドラマ性が盛り込まれているのが宝塚ならでは。
そしてドラマ性といえば、美咲ちゃん(星空美咲)演じるマリアのサイドにもいろいろあるそうです。
マリアはヴァンパイアハンターの一族であるベルモンド家の娘で、そのベルモンド家にはほのかちゃん(聖乃あすか)演じるリヒターと、その婚約者でマリアの姉のアネット(美羽愛)もいます。
マリアはリヒターとアネットの行方をずっと探していて、一体2人はどこへ行ってしまったのか?というのが見どころらしいです。
きっと悪魔城にいるんだろうな〜と予想しますが笑
そして、このお話の舞台はフランス革命の頃のパリだそうです。
役の中にロペスピエール(羽立光来)という名前があるので予想はしてましたが笑
この辺りが今回の宝塚版のオリジナルストーリーで、パリの近くにフランス革命時にも関わらず不思議と平和な村があって、そこの修道院に居候しているマリアとアルカードが出会うんだそう。
その村で一年に一度満月の日に行われる精霊祭というお祭りがポイントで、なぜこの村だけ平和なのか?その違和感の正体は?というのが面白いところということです。
実は魔物達がいるかもしれない、なので皆さんも油断しないように、油断は禁物ですよ〜ですって。
なんかそういうあたり驚きの演出があるのかもしれません。
楽曲について
この作品の見どころの一つとして楽曲もあるとのこと。
ゲームで使われているBGMがゲームと同じところで使われていたり、そこに歌詞をのせて歌っていたりというのもあるそうです。
ゲームの歌そのままというところもあるそうなので、ゲームファンの方は嬉しいでしょうね〜
主題歌は吉田優子先生作曲で、この曲もとっても素敵なんだそうです。
楽曲についても楽しみがいっぱいです。
『愛, Love Revue!』
ショーの『愛, Love Revue!』は岡田敬二先生のロマンチック・レビューのシリーズ第23弾、テーマは“Love”ということで、すべての場面に濃くて熱い愛の形が描かれているということです。
これまでのロマンチック・レビューの作品の名場面が散りばめられているという話もありました。
星組の北翔海莉さん主演の『ロマンス!!』の場面のオマージュがあったり、月組の『ル・ポアゾン 愛の媚薬』の「Bad Power」だったり、紫苑ゆうさんの退団公演『ラ・カンタータ!』の羽山紀代美先生振付の名場面だったり。
他にも「ラモーナ」や「アナザー・デイ・イン・パラダイス」「It’s All Right with Me」といった曲名も上がっていました。
プロローグ
プロローグから大階段を使って、まずひとこちゃん(永久輝せあ)が一人のところから始まり、男役が大階段を下りてくる豪華な感じとなっているそうです。
あの有名な主題歌と言っていたので、『ザ・レビュー』の「アイ・ラブ・レビュー」をアレンジした曲を使っているんでしょうか
いろいろなアレンジで踊る大人っぽいプロローグとなっているそうなんですが、ただ大階段を下りてくるだけじゃない、何か要注目な演出もありそうな。
ロマンチック・レビューなんだけど、ここでは男役はスーツで色も赤と黒で、クールな衣装なんだそうです。
「Bad Power」
このショーのオリジナルの「初恋」という場面では、謝珠栄先生振付で男役だけのアクロバティックなダンスがあり、ひとこちゃんがここまで上がったことがないというようなリフトもあるんだとか。
その後の中詰めはなんと7分の場面で、ロマンチック・レビューらしい綺麗な色合いの衣装で、いろんなラブを歌うそうなんですが、7分あるとは思えないほどあっという間に終わってしまうらしいです。
その後、第2の中詰めとも言える「愛の誘惑」の場面と続き、不思議な世界観のあおいさん(美風舞良)が“豹になる”場面の後に、男役の「Bad Power」があるそうです。
「Bad Power」といえば初演の月組『ル・ポアゾン 愛の媚薬』の中であった有名な場面ですが、その後の再演以外にもいろんな作品の中で再現されていますよね。
あの羽山紀代美先生の特徴的な振付がめちゃくちゃカッコいいんです♡
ひとこちゃんとあおいさんも2人で何度も「カッコいい〜」って言ってました(笑)
花組では、私の中では蘭寿とむさんがやっていた記憶が鮮明に残っています。
あの「Bad Power」がまた花組で見られるなんてね〜
これはファンの皆さんにとってはたまらないんじゃないでしょうか〜
ところで、ここでは客席降りの話は出なかったんですが、最近ほとんどの公演で中詰めに客席降りがあるので、今回もちょっと期待しているんですが…
どうでしょうね〜
その後のフィナーレもただの「LOVE」なんて次元ではなく「熱愛」と言えるほどの濃い場面だったり、男役黒燕尾や娘役も加わっての総踊り、そしてデュエットダンスと続く盛りだくさんの内容だそうです。
なんと観る方にもかなりの体力が必要とか(笑)
でも、観終わった後は主題歌の「アイ・ラブ・レビュー」を歌いながらスキップして帰っていただきたいなんて言ってたので、宝塚らしい華やかなショーを観て幸福感に包まれながら劇場を後にできるんだろうなと思います。
この稽古場情報でお芝居もショーも内容がいくらか明らかになったので、観劇が楽しみになりました。
東京公演のチケットはこれからなんですが、ぜひともゲットして劇場で観劇したいと思います。
読んで頂き、ありがとうございました。
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