永久輝せあ・星空美咲・凪七瑠海が語った花組公演の見どころ(『エンジェリックライ』『Jubilee』 突撃レポート)

花組宝塚大劇場公演『エンジェリックライ』『Jubilee』は9月28日に初日を迎えて現在絶賛公演中です。

私はなんとか東京宝塚劇場公演のチケットが確保できました。
突撃レポートでもいろいろ見どころが語られたので、観劇する日を楽しみにしています。

花組 宝塚大劇場公演 『エンジェリックライ』『Jubilee』 突撃レポート

この公演は永久輝せあ星空美咲トップコンビの大劇場お披露目公演であり、専科のかちゃ(凪七瑠海)の退団公演でもあります。

突撃レポートにはその3人が出演して、スカイ・レポーターズのびっく(羽立光来)とりんちゃん(凛乃しづか)をMCにそれぞれの役についてや見どころが語られました。

『エンジェリックライ』

出演メンバーの役について

永久輝せあ:アザゼル

大ホラ吹きでやんちゃな天使アザゼルを演じるひとこちゃん(永久輝せあ)。

セットや小道具などのおかげで世界に入り込みやすいと話してましたが、初日映像や舞台写真などで見るそのセットや小道具の数々が細部まで作り込まれてているなと感じました。
谷貴矢先生のこだわりが詰まってるんでしょうね〜

アザゼルの衣装の話も出ましたが、天使の時の真っ白い衣装と人間界に落とされてからの人間としての衣装の違いが楽しいです。
なんでもあの人間界での衣装はミケーレ神父(紅羽真希)のお下がりなんですって。
ミケーレ神父さん、神父になる前はちょっと危ない仕事をしてたみたいですが、あんなド派手な服を着ていたんですね〜(笑)

あとは、天界に忍び込む時の衣装は天界で目立たないように青の迷彩になっていたりと、衣装もすごく楽しいものになっているそうです。

星空美咲:エレナ

みさきちゃん(星空美咲)が演じるエレナはトレジャーハンターの仕事を悩みながらやっているんですね〜

そういえば、アザゼルから「(トレジャーハンターって)泥棒じゃないか!」となじられるシーンがありましたね。
エレナの身の上にも複雑な事情がありそう。

凪七瑠海:フェデリコ

もっと複雑な過去がありそうなのがかちゃ(凪七瑠海)が演じるフェデリコ。
最後の最後にフェデリコの秘めた深い思いが明らかになるみたいです。

そしてフェデリコの衣装もかなりド派手ですごいですが、かちゃ自身衣装合わせの時にこんな柄と柄で大丈夫かしらと思っていたら、舞台稽古の時に他のみんなの衣装もものすごく派手で、意外と自分は普通だったって安心したそうです(笑)

見どころの場面

最初の天界の場面

ひとこちゃんが見どころとして挙げたのが、最初に出てくる天界の場面でした。

スモークが焚かれて雲の上みたいな感じがよく出ていて、セットも2階建てになっていてよくできているんだそうです。
天使が人間たちを観察している場所って本当にこんな感じなんじゃないかなと思えるようなセットになっているんだとか。
そこにいる天使たちも個性的で面白いらしいですし、天界の場面、すごく楽しみです。

エンピレオの場面

かちゃにとっての見せ場の場面、リゾートホテルエンピレオの場面も見どころの一つ。

エンピレオのテーマカラーがブルーなんだそうですが、それってなんと芸名の凪七瑠海の瑠璃色なんだそうです。

そこで歌う歌詞にも「七つの海」とか「瑠璃色の」とか、かちゃの芸名に重ねた言葉が入っていて、谷貴矢先生の愛を感じます。

エンピレオのマークのダイヤも、専科のモチーフがダイヤだというところから来てるみたいです。
かちゃは舞台稽古で初めてセットを見てそれに気がついたそうで、その時にブワッと思いが溢れたって話していました。
退団するかちゃへの谷先生の愛ですね〜

『Jubilee』

見どころの場面

そしてショーの『Jubilee』についても見どころなどが語られました。

プロローグ

プロローグはみんなが「間もなく、間もなく」と歌っている中にひとこちゃんがせり上がってくるそうなんですが、それが本当にプリンスのようで素敵なんだそうです。
ひとこちゃん自身も奈落でスタンバイしている時からみんなのいる世界に上がっていく感じにドキドキワクワクするそう。

そして、舞台上がピンク一色で染まっているのも素晴らしいって。

プロローグの衣装は花組カラーのピンクで、真ん中のひとこちゃんの衣装が白地にピンクのお花がいっぱい付いているのも本当にきれいですよね。
あそこで一気に『Jubilee』の世界観に誘われるのがワクワクしちゃいます。

中詰め

中詰めでのエメラルドグリーンの衣装を着たかちゃが銀橋で歌うところも見どころの一つ。

「あそこはみんなの後ろからのキラッキラの笑顔を感じてすごく嬉しくなっちゃう」とかちゃ。
あの時の自分の笑顔は本当に心からの笑みだって言ってました。

お芝居のエンピレオの場面同様、かちゃを送り出す愛情いっぱいの場面で涙でハンカチが離せない場面になりそうです。

戴冠式の場面

もう一つの見どころの場面は、戴冠式の場面。
初日にお客さんが本当にお祝いしてくれている空気感も感じられたってみさきちゃんが言ってました。

ひとこちゃんが高く高くせり上がって、そこでびっく(羽立光来)から王冠をかぶせてもらうそうなんですが、びっくもこれまでひとこちゃんを応援されてきた方たちの思いも一緒に込めたいって話していたのもいいなと思いました。

フィナーレのデュエットダンスもですし、新トップコンビのお披露目にふさわしい場面となってるんですね〜

退団する凪七瑠海の今の気持ち

このコーナーの最後には、この公演で退団するかちゃへ今の気持ちを訊く場面もありました。

「実感があるような無いような、実感が湧いてくるのを自分で押さえているのかわからないけれど、フワフワした不思議な気持ち」

って言うかちゃの話に、こちらも同じような気持ちだな〜と思いました。

エリザベート役で宙組から月組に特出した時からずっと見てきたかちゃが宝塚からいなくなってしまうのが今だに信じられないです。
実感が湧いてくるのを押さえているというの、めちゃくちゃわかります。
それでも

「舞台に対する思いは今までと全然変わらないので、最後まで宝塚を愛して(いきたい)」

と話すかちゃに、本当にストイックでブレないな〜と感心しつつ寂しさがこみ上げてきました。
私が観られるのはもう少し先ですが、かちゃのタカラジェンヌとしての最後の姿を目に焼き付けたいな〜と思いました。

  

読んで頂き、ありがとうございました。

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