6月7日に初日の幕が上がった花組宝塚大劇場公演。
お芝居が人気ゲームを原作とした『悪魔城ドラキュラ』ということもあって、開幕からSNSでもかなり話題になっているようです。
男性のゲームファンの人が男一人で観に行ってもいいものかな〜なんて悩んでいるのに対して、最近は男性一人での観劇もけっこう増えているのでぜひどうぞと誘っている宝塚ファンのポストも見られます。
もうすでに観に行かれたゲームファンの人の「ビジュアルがスゴすぎる」とか「BGMがそのままオーケストラで演奏されるのに感激した」といった声も多くて、それを読んでいるだけでも嬉しくなっちゃいます。
二幕のショーの方への初宝塚の皆さんの感想が新鮮なのも楽しいです。
東京の方はきっとチケットを取るのが大変になりそうです。
宝塚大劇場はまだ平日のチケットは残っています。
私もどうしようかと考え中です。
さて、今日のタカラヅカニュースでその初日の模様が放送され、ネット記事の写真だけで見ていた花組生のビジュアルがようやく映像で見られました。
花組 宝塚大劇場公演『悪魔城ドラキュラ』『愛, Love Revue!』初日
『悪魔城ドラキュラ』
ひとこちゃん(永久輝せあ)のアルカード、ポスターのままで本当に完璧なビジュアルです。
マントを翻しながら踊る姿に惚れ惚れします。
ほのかちゃん(聖乃あすか)のリヒターもゲームそのもので、本当にすごいな〜と感心。
デスのゆりちゃん(紫門ゆりや)、サキュバスのだいやくん(侑輝大弥)、マグヌスのらいとくん(希波らいと)、そしてなんといってもドラキュラ伯爵のまゆぽん(輝月ゆうま)が凄すぎます!
これはゲームの『悪魔城ドラキュラ』ファンが喜ぶのも当然だなといった感じです。
ひとこちゃんアルカードはあの長い剣を振り回しながら立ち回りするのもカッコよくて、また宝塚ならではのアルカードとマリアの恋愛要素も素敵です。
アルカードがマリアをマントでくるむシーンはキュンキュンしました。
私は東京公演までお預けですが、早く劇場で生で観たくなりました。
『愛, Love Revue!』
ショーの『愛, Love Revue!』は、あの有名な「アイ・ラブ・レビュー」をはじめ「Bad Power」などの耳馴染みのあるこれまでのロマンチック・レビューの曲がたくさん聴けて、懐かしい気持ちになりました。
でも昔の作品と比べて振付の基本は変わらないものの、同じ場面でも今の時代に合わせて進化しているように感じました。
振り数がもしかしたら増えているんでしょうか〜
それにしても、お芝居でおどろおどろしいメイクと衣装で登場したキャストがショーでは夢々しい格好で登場するのって、それこそ宝塚だな〜と思います。
きっと初めての人には同じ人だとは思えないんでしょうね〜(笑)
そして、パレードでは、ほのかちゃん(聖乃あすか)の2番手羽根が見られました。
とても嬉しいです。
キラキラした笑顔のほのかちゃん素敵です。
このほのかちゃんの姿もぜひとも劇場で目にしたいです。
永久輝せあの元気いっぱいな初日ご挨拶
カーテンコールでのひとこちゃん(永久輝せあ)のご挨拶。
最初の「花組の永久輝せあでございます!」というご挨拶から元気いっぱいです。
まずはお客さんがどんな風に作品を楽しんでくれるのかドキドキした初日を迎えたという話から。
長く愛されているゲーム作品と100年以上愛され続ける宝塚レビューの2本立てで、
「今この時代にこそ必要なものがたくさんギュッと織り込まれているなと、長く愛されている理由をひしひしと肌身で感じております」
と話すひとこちゃん。
「いろんな愛やロマンが詰まりに詰まったこの作品。どちらとも熱く濃厚な作品ではございますが、見終わった後はどこか晴れやかな、爽やかな、そんな気分になっていただけるのではないかなと思っております」
とも。
その後のカーテンコールでは『愛, Love Revue!』の作・演出の岡田敬二先生がお稽古場で「最高の娯楽作品が出来上がった」と言ってくれた話をし、
「娯楽とはひと時現実を離れて楽しめるものだとは思いますが、それだけではなく、その後現実に戻った時も世界がワントーン明るくなるものだと思っております」
なんてとっても素敵なコメントをするひとこちゃん。
最後のカーテンコールでは、客席に向かって
「え〜、暑いですね〜」
と話しかけw、それに反応したお客さんに
「あっ、ありがとうございます」
とぴょこっとお辞儀するひとこちゃん。
その後
「え〜、これから梅雨の時期に入りますし、気温もどんどん暑くなっていくと思いますが」
と世間話のようにお客さんに話し始めて(笑)
最後は
「皆様、今年の夏はジメジメにも暑さにも負けず、花組と一緒に元気に駆け抜けてまいりましょう!!本日は本当にありがとうございました!!」
とこの日一番の大声で元気よくご挨拶してカーテンコールが終わりました。
このひとこちゃんの明るい元気いっぱいのご挨拶も今では花組名物になっているんじゃないかなと私は思っています。
この元気のまま、7月20日の千秋楽まで、そして8月16日からの東京公演も突っ走って行ってくれることを祈ってます。
読んで頂き、ありがとうございました。
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