芹香斗亜の最後の宝塚大劇場での初日ご挨拶(宙組『宝塚110年の恋のうた』『Razzle Dazzle』初日)

タカラヅカニュースお正月スペシャル2日目の今日は、昨日の月組のちなつちゃん(鳳月杏)のほかの残り4人の『トップスターアルバム』が放送されました。

このコーナー、通常のタカラヅカニュースでは娘役トップのコーナーですが、それの男役トップスター版で、なかなか見応えありました。
今では堂々たるトップスターの音楽学校時代や下級生時代の可愛い姿、それも同期と一緒に写っている写真が見られるのは実にエモいです。こっちゃん(礼真琴)とあーさ(朝美絢)の組子によるお誕生日のサプライズエピソードもすごく楽しかったです。

『トレ蛇~ハント!』のコーナーは、花組VS月組、雪組VS星組VS宙組の学年の近いスター達のわちゃわちゃが楽しくて、続きを早く見たくなりました。

さて、昨日のPart1では宙組の宝塚大劇場公演初日の模様も放送されました。
元日の初日以降、ネット記事や観劇した皆さんのレポートを読んで、これは楽しそうだな〜と思っていたので、実際に映像で見られたのは嬉しかったです。

宙組 宝塚大劇場公演『宝塚110年の恋のうた』『Razzle Dazzle』初日

ダイジェスト映像を見て

『宝塚110年の恋のうた』

初日が開けるまでは『Le Grand Escalier』の日本物版といった感じなのかなと思っていたんですが、実際にはそういう要素もありつつかなりお芝居仕立ての部分もあるんですね。

そしてそのお芝居部分はかなりコメディタッチのようです。
そのコメディ部分を担当するのが専科の京三紗さんとずんちゃん(桜木みなと)なんですね〜

初日から「ずんちゃん八千代」というワードがSNSで見られましたが、どうやら春日野八千代さんの“八千代”らしくて、そのずんちゃん八千代がキキちゃん(芹香斗亜)扮する藤原定家を翻弄するようです。
ダイジェスト映像でもそういうところが見られました。

もう一つ意外だったのは、昔から宝塚の日本物で登場してきた源氏物語や新選組を扱った作品だけでなく、『星逢一夜』や『龍の宮物語』といった最近の人気作品も登場したことです。
実際にこれらの作品を再現した場面が見られて嬉しかったです。
なんでもちゃんと舞台上に作品名や曲名が表示されるそうで、それも嬉しいことですね。

キキちゃんの色気たっぷりの平安装束や若衆姿も堪能できるようで、観劇するのがすごく楽しみになりました。

『Razzle Dazzle』

“ハートフルコメディ”というだけあって、最初から明るくて楽しい場面が続きます。
主人公のレイモンドはキキちゃんのコメディセンスが発揮できるピッタリの役のようですね。

フィナーレだけでなく劇中にも洋物のショー的な場面があって、この公演は日本物と洋物のショー両方を楽しめるお得な公演だなと思いました。

初日からXのトレンドにも入っていたもえこちゃん(瑠風輝)のシャーリーンは実際に見るとかなり強烈でした(笑)
でも思ったより女らしくてちゃんと美人女優でした。
早く劇場で生で観たいです。

芹香斗亜の初日ご挨拶

初日のカーテンコールは、組長のまっぷーさん(松風輝)のご挨拶で
「本公演は宙組トップスター芹香斗亜の卒業公演でございます」
の紹介があり、改めて実感しちゃいました。

そのキキちゃん(芹香斗亜)のご挨拶でキキちゃんがお辞儀するたびに熱く長い拍手が続くのはこれまで通り。
宙組ファンの皆さん、相変わらず熱いです。

「2025年の始まり、そして宝塚歌劇111周年の1月1日というこの素晴らしい日に舞台に立つことができ、この上ない幸せを感じております」

という言葉から始まったキキちゃんのご挨拶、その後は

「そしてそれ以上に、元日より劇場に足をお運びくださった皆様に心より感謝の気持ちでいっぱいでございます」

とお客さんへの感謝の言葉が続きました。
それから二作品について語った後

「2025年が皆様にとりまして素晴らしい一年となりますように。そして本年も宝塚歌劇をどうぞよろしくお願いいたします」

と最初のご挨拶を締めました。
次のカーテンコールでも作・演出の大野拓史先生と田渕大輔先生の名前を出して、この両作品でお客さんと会えるのを楽しみにしているという真面目なご挨拶で終わりました。

そして、その次のカーテンコールからキキちゃん節が出てきました(笑)

「え〜、皆様、今年はどんな一年にいたしましょうか?」

と客席に話しかけ出したキキちゃん。

「端の方から順番に2500名いきますか?」
って(爆)
で、

「というわけにはいきませんのでw、笑顔ではい、一年を。まあ始まったところなので」

と笑いを誘うキキちゃん、さすがです。

「一年過ごしていきたいと思います。皆さんもどうぞ健康で楽しい一年をお過ごしください」

と客席に語りかけて締めたキキちゃんでした。

もう一度幕が上がって、そこでは

「この劇場に立ってこの素晴らしい景色を見られることを本当に本当に幸せに思っております」

と卒業公演を思い出させるコメントをしたキキちゃん。
ふと寂しさがよぎりました。
2月2日の宝塚の千秋楽、そして4月27日の東京公演の千秋楽まで、出演者全員が健康で駆け抜けられることを祈っています。

  

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