昨日のお芝居『記憶にございません!』に続いて、今日のタカラヅカニュースではショーの『Tiara Azul -Destino-』の方の稽古場レポートが放送されました。
先日こっちゃん(礼真琴)とちぐさん(美稀千種)が稽古場情報で話したより多くの見どころの場面が語られたので、より観劇が楽しみになりました。
星組 宝塚大劇場公演 『Tiara Azul -Destino-』 稽古場レポート
出演メンバー
ショーの『Tiara Azul -Destino-』 稽古場レポートの出演者はスカイ・レポーターズのひーろー(ひろ香祐)・さきちゃん(澪乃桜季)の2人と106期の凰陽さや華くんと107期の碧羽陽ちゃんです。
凰陽さや華くんは『1789』の新人公演でロベスピエール役として新人公演トークに出ていましたが、稽古場レポートに出演するのは初めてですよね。
碧羽陽ちゃんの方はこれまで『キラキラ☆たからじぇんぬ』のような下級生を紹介するコーナーに出ただけで、タカラヅカニュースのこういうコーナーに出演するのは初めてです。
下級生の子たちに稽古場レポートのようなコーナーで喋らせてあげるのはとてもいいことです。
本人たちにとってもいい経験になりますし、視聴者にとっても人となりを知るきっかけになります。
二人ともとても緊張している様子でしたが、しっかりと自分の意見を言っていました。
作品名の中の「Azul」がスペイン語で「青」という意味なので、4人とも青を基調とした装いで来ていました。
竹田悠一郎先生の大劇場デビュー作品
このショーは竹田悠一郎先生の大劇場デビュー作品です。
アルゼンチンのグアレグアイチュで行われるカルナバルを舞台とした情熱的なラテンのショーということです。
竹田先生は星組の大劇場公演では柚希礼音さんトップ時代の『パッショネイト宝塚!』で助手として入っていたそうで、自分のデビュー作はラテンショーをやりたいということだったそうです。
竹田先生自身からお稽古の時に「自分の好きな場面や演出をギュッと詰め込みました」という言葉があったそうで、宝塚の作品では『サザンクロス・レビュー』や『タカラヅカ絢爛』が大好きだとも言っていたとか。
そういう作品のいい部分を取り入れながら、実際にアルゼンチンのカルナバルで行われているダンス対決なども取り入れて作った新しいショーとのことです。
集合日に実際のカルナバルの映像なんかも見せてくださったそうで、そういう話を聞くと竹田先生のこだわりや宝塚愛、情熱が込められたショーなんだろうなと思います。
見どころの場面
このショーはアルゼンチンのカルナバルを舞台としたストーリー仕立てのショーで、お祭りが始まる前の衣装を選んだりパートナーを探したりするワクワクする場面から、中詰でお祭り本番になり、その後はお祭りの後の大人っぽい場面と続いていくようです。
ニック・ウィンストンさん振付の場面
先日の稽古場情報でこっちゃん(礼真琴)とちぐさん(美稀千種)が話した時はまだ振付がされていないと言っていましたが、この収録の時にはちょうどイギリス人振付家のニック・ウィンストンさんに振付をしてもらっている真っ最中ということでした。
ニックさんご自身がとても温かい人だそうで、振付がとても可愛らしいんだとか。
クスッと笑えるコミカルな振りがあったりして、みんなすごく新鮮な気持ちで取り組んでいるそうです。
こっちゃんとなこちゃん(舞空瞳)が途中でお着替えをして、そこからみんなでペアダンスを踊る場面はあまりに可愛らしくてキュンキュンするそう。
すっごく楽しみな場面となりそうです。
中詰
中詰の最初には「エイトシャルマン」の場面があるとか。
「エイトシャルマン」といえばこれまでいろんなショーでもあった場面で、8人の選ばれた人が踊る場面ですよね。
そこに凰陽さや華くんが出るんだそうです。
ほほう、ぜひ頑張ってほしいです。
そして、やはり中詰では客席降りがあるそう!
これは楽しみです。
それから稽古場情報でも話が出ていましたがダンス対決があるんですよね。
紫や赤など色に分かれてチームで対決するらしいです。
赤はありちゃん(暁千星)が率いているということですが、他の色は誰が中心なのか、それは見てのお楽しみかな?
碧羽陽ちゃんは紫チームでアクロバティックなことにも挑戦しているそうで、注目してほしいと言っていました。
退団者の場面
お祭り本番の中詰の後、タンゴの大人っぽい夜の場面も終わったら、朝になって真っ白な幻想的な場面となるそうです。
そこの歌詞に「この場所が私達の夢を描く場所」という言葉が出てくるそうで、大好きな宝塚の舞台に立てる幸せを噛み締めながら踊れると凰陽さや華くん。
そしてこの場面ではなこちゃん(舞空瞳)をはじめとする退団者4人を囲んでみんなで歌うところもあるんだとか。
ここではやはりみんな泣きそうになってしまうと話していました。
107期の碧羽陽ちゃんは星組に配属になった時からなこちゃんがトップ娘役だったので、「ずっと舞空さんの背中を見て舞台に立ってきたので、娘役としてたくさん学ばせていただきたいと思って過ごしています」
と話していました。
娘役の下級生たちはきっとみんな同じ思いなんだと思います。
今回の稽古場レポートでは、先日の稽古場情報では出ていなかった場面の話もありました。
だいたいどんな雰囲気のショーで、どういう場面があるかもだいたいわかりました。
カーニバルを舞台にしたショーって宝塚ではこれまでたくさんありましたが、どれも熱くてエネルギッシュなのが楽しいです。
ストーリー仕立てというのは『ノバ・ボサ・ノバ』や『タカラヅカ絢爛』なんかが思い出されます。
星組らしいショーとなりそうで、すごく楽しみです。
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