珠城りょう「揺らがない信念」「ドンと来い!」(月組東京宝塚劇場公演初日)

今週も始まりました。
今週のタカラヅカニュースの担当は雪組の眞ノ宮るい希良々うみです。
二人は夏らしく浴衣で登場です。

月組 東京宝塚劇場公演 『桜嵐記』『Dream Chaser』初日

7月10日に月組東京宝塚劇場公演が初日を迎えました。
今日のタカラヅカニュースではその模様が放送されました。

お芝居『桜嵐記』では美しい場面、笑いの起こる場面、勇ましい場面と月組生たちのお芝居を少しづつですが見せてくれて、観劇への期待が高まりました。

そしてショー『Dream Chaser』は終盤のたまさくコンビのデュエットダンスや最後の男役黒燕尾までまんべんなく流れて、これまた早く観たいという気持ちが高まりました。

珠城りょう初日ご挨拶

楠木正行の人生を演じて

たまきちはお芝居で演じた楠木正行の人生を通して気付いた事があるそうです。

「いつの時代も大きな流れの中で自分というちっぽけな存在では太刀打ちできない出来事が起きたりする。その中で、揺らがない信念を基に心だけは何にも縛られず自由に生きることができる

ということだそうです。

たまきちは続けて

「この宝塚で男役として生きることを自ら選択して歩んでまいりました」

「これからもささやかな希望を胸に大好きな皆様と一緒に過ごせる時間を心から楽しみ、千秋楽まで一回一回心を込めて大切にお届けしていきたい」

と話しました。

「揺らがない信念」というのは男役として生きるというたまきちの信念なのではないかと思いました。

「緊急事態宣言なんてドンと来い!」

何度目かのカーテンコールで

「今世の中は緊急事態宣言がまもなく発令されるということで、皆様も不安を抱えていらっしゃると思いますが、

そんなものはね、ドンと来い!ですよ

と力を込めて言ったたまきち。

「ドンと来いです!それくらいの気持ちでいきません? 皆様」

と言うので客席から大きな拍手が!

「これはね〜、もうどうしようもないことなので、どうせだったら前向きにね、今という時間を楽しんだ方がよくないですか?」

と客席に問いかけるように言うたまきちに客席も大喜びでした。

「それぐらいの気持ちで私がおりますので、月組は安泰でございます」

「なので、ご観劇に来てくださったら必ず笑顔で元気になって帰っていただける事を保証します

と頼もしいたまきちでした。

そこまで聞いて、先にたまきちが話していた「ちっぽけな存在では太刀打ちできない出来事」というのがこのコロナ禍のことなんだなと思いました。

揺らがない信念を持って「ドンと来い!」と前向きに生きていけば大丈夫だと思わせてもらいました。
明るく話すたまきちの笑顔が素敵でした。

観劇がますます楽しみになりました

この公演が入団の時からずっと見てきたたまきちの退団公演になるのかと思うと、いろんな思いが湧き上がってきて、正直、こんな時期に退団公演になっちゃったと多少ネガティブになっていました。
しかし、たまきち自身が「どんと来い」と言ってくれてますからね。
このたまきちの初日のご挨拶を聞いて、自分も前向きな気持ちでいようと気持ちがリセットできました。

ありがとう!

私ももうすぐ観劇です。
待ってろよ、たまきち!(笑)

  

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