先日放送のタカラヅカニュース月組公演初日のご挨拶でたまきち（珠城りょう）が「必ず笑顔で元気になって帰っていただけることを保証します」と力強く語っていました。
そして先日、私も東京宝塚劇場でようやく観劇してきました。
退団公演特有の寂しさはもちろんありましたが、それをはねのけて笑顔と元気になって帰りました。
トップスター・珠城りょうの魅力をあらためて思い知らされ、「宝塚」の魅力を存分に味わうことができた公演でした。
たまきちの退団は寂しい限りですが、公演は笑顔と元気の保証つきです。私も太鼓判です！
珠城りょう退団公演（月組『桜嵐記』『Dream Chaser』）初観劇
『桜嵐記』の美しさに感動です
まずお芝居の『桜嵐記』は上田久美子先生の意欲作。
宝塚大劇場での前評判は上々で、かなり期待して観劇に臨みました。私自身の期待のハードルはかなり上がっていたはずですがその期待は裏切られることはありませんでした。
とにかく日本物の美しさは宝塚ならではです。
衣装もそうですし、とにかくセットが美しい！
とくに如意輪寺の桜の場面と最後の出陣式の桜のセットには大感動でした。
そしてさすが上田先生、構成が素晴らしく何一つ無駄が無いという感じでした。
一緒に行った友人もストーリー展開と
セット転換に感激していました。
楠木正行というキャラクターはたまきちにぴったり、もののふとしての風格や潔さがたまきちの包容力と相まってめちゃくちゃカッコいいです。
退団公演に相応しいまさに男役集大成という感じの役です。
四條畷の合戦で正行は壮絶な死を迎えます。
それから40年経って光月るう組長演じる老年期の正儀が弁内侍を訪ねて語り合うところから出陣式の日にさかのぼって終わる構成が鳥肌ものでした。
この後死に向かう正行を思うと物悲しくもあるのですが、どこか清々しさもあって、晴れ晴れとした気持ちで観終わりました。
この寂しさと清々しさを私はこの退団公演を通して感じました。
寂しさは私たちファンの気持ちを映したもの、清々しさはたまきちが退団に臨み醸し出しているもののように感じられます。
たまきち、お疲れ様でした（まだまだ公演は続きますが…w）
たまきち、ありがとう。
ショー『Dream Chaser』は予想をはるかに超えていました
ショー『Dream Chaser』もいろいろ評判を目にするとすごく良さそうではあったのですが、お芝居ほどは期待していませんでした（お芝居の方は上田久美子先生ですからね、初めから期待度MAXです）
でもいざ観てみるとショーもよかったです。
いや、もしかするとショーの方が良よかったかもと思うくらいでした。
たまきちやさくさく（美園さくら）をはじめ、次期トップコンビれいこちゃん（月城かなと）とうみちゃん（海乃美月）、そしてちなつちゃん（鳳月杏）、ありちゃん（暁千星）、おだちん（風間柚乃）たち皆んながキラキラしていて。
どの場面も楽しくてあっという間に終わってしまいました。
退団色のある場面ももちろんあります。
男役黒燕尾の場面でたまきちが男役一人一人と絡んでいくところは、お互いの関係性を思ってウルウルしてしまいました。
とくにるうさんはたまきちのおでこの汗を拭いてあげたりして、もうあれはあかんやつ〜と思っちゃいました。
それともう一つ感動したのが主題歌の歌詞。
メインテーマの『Dream Chaser』もすごくいい歌詞なんですが、『Hymn of life（生命の讃歌）』という歌の歌詞が今のコロナ禍を吹き飛ばすような歌詞で。
その歌詞を歌うたまきちを見ているとめちゃくちゃ元気になった気持ちになりました。
ほんとコロナなんて、緊急事態宣言なんて「ドンと来い！」です！
パレードの最後に全員で踊りながら盛り上がってる中で幕が降りるのも好きです。
一緒に行った友人もショーがとくにお気に召したようで、しきりと「ショー良かった〜。きらびやかで観てて元気になれた〜」と言ってました。
瀬奈じゅんさんの月組生への愛があふれるインスタにも笑顔と元気を頂きました
今日瀬奈じゅんがインスタを更新されてて、昨日月組を元相手役の彩乃かなみさんと一緒に観劇したと書いてありました。
今の月組生たちや共に過ごした光月るう組長と夏月都副組長、ちなつちゃん、そしてこの公演で退団するたまきちへの愛ある言葉が並んでいて胸が熱くなりました。
そしてあさこさん（瀬奈じゅん）が退団した後に雪組から組替えしてきたれいこちゃんが以前『BADDY』で演じていたポッキー巡査がどうやらお気に入りのようです(笑)
ハッシュタグにも「ポッキー巡査さま」って書いてて、あさこさんのセンスさすがだなと思いました(笑)
ちょっと余談でした(笑)
月組生たち、きっと緊張したと思うけど嬉しかっただろうな〜
ちなつちゃんはあさこさんにウインクしたようですよ。
読んで頂き、ありがとうございました。
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