鷹翔千空主演 『夢現の先に』が少しわかりました(宙組バウホール公演『夢現の先に』稽古場レポート)

今年もあと10日となりました。
そんなこんなでもう来年1月の公演もすぐそこです。

宙組は今3つに分かれてお稽古中で、今日のタカラヅカニュースでその内の一つの鷹翔千空主演 のバウホール公演『夢現の先に』の稽古場レポートが放送されました。

『夢現の先に』はこんな作品

こってぃ(鷹翔千空)の初バウホール主演『夢現の先に』の発表があった時に、公演解説のなんとも不思議な世界観が話題になりましたね。

そして、先行画像やポスター画像が公開された時も、不思議な衣装を着て意味深な表情を浮かべたこってぃの姿に、いったいどんな作品なんだろうと興味をそそられました。

先々週の宙組スカナビTALKで、スカイ・ナビゲーターズの二人がほんの少しの情報を教えてくれましたが、なんか不思議な場面があるんだなということ以外は分からず…笑

今日の稽古場レポートではこの作品に出演する元スカイ・ナビゲーターズのなっつ(秋奈るい 97期)と白い羊役の湖々さくらちゃん(101期)、夢の住人役の輝ゆうくん(102期)の3人がこの作品について語ってくれました。

大雑把に言うと…

こってぃ演じる”僕”が夢の中でキョロちゃん(亜音有星)演じる”彼”に出会ってお話が展開していくという作品だそうです。

ま、それは作品解説を読むとそうなんだろうな~と思いますが(笑)

登場人物について

僕:鷹翔千空

うぶで純粋でまっすぐな青年という役柄の”僕”。

その”僕”が必死になってアピールするところは、あまりに可愛くて見ていて心が浄化され、キュンキュンするんだそうです。

そんなピュアな役柄がこってぃにぴったりで、こってぃの良さが全面に引き出された役ということです。

そういえばこれまでこってぃはあまりそういう役をやったことがなかった気がしますが、聞いてると確かに普段のこってぃのイメージに合ってるんじゃないかと思います。
そんなピュアで可愛い役のこってぃが、フィナーレではあまりにかっこよくて、それを見たなっつ(秋奈るい )は感動して涙が出そうになったとか。

本編とフィナーレでのこってぃのギャップも見どころなようです。

101期ではあがちん(縣千)に続いてのバウホール初主演です。
そのこってぃがどんな役を演じるのか楽しみです。

彼:亜音有星

キョロちゃん(亜音有星)演じる”彼”は天真爛漫で無邪気な人物で、夢の中で羊たちと自由に遊んでいるという役だそうです。

公演の解説を読むと、真面目でまっすぐな”僕”を天真爛漫で無邪気な”彼”が自分の夢に引っ張りこんで、その”彼”の夢の中でいろいろなことが起こるという感じでしょうか~?
“彼”という役柄もキョロちゃんにぴったりという気がしますね。

キョロちゃんがこの公演の2番手役ということなんですね。

キョロちゃんは小劇場公演では和希そら主演の『夢千鳥』での西条湊と東郷青児という二役がすごく評判になりました。
今回はじめての2番手役となるので、キョロちゃんにとっても勉強になる作品となるのではないでしょうか。
楽しみです。

彼女:山吹ひばり

配役表では波線より上は僕役のこってぃだけなので、最初はヒロインが誰なのかはっきりしませんでした。
ですが、”彼女”という役名からしてひばりちゃん(山吹ひばり)がこの作品のヒロインということのようです。

登場人物のほとんどが夢の中に出てくる人物なのに対してこの”彼女”という役は現実の世界にいる人みたいです。

解説では”彼”の夢の中に”僕”が現実世界で思いを寄せる彼女にそっくりな女性が出てくると書いてあるので、ひばりちゃんは現実世界と夢の中の両方に登場するんですね~

白い羊たち

“彼”(亜音有星)の夢の中で”彼”と一緒に遊んだりする幼くてピュアな存在だそうです。

湖々さくらちゃんをはじめ6人いるこの羊という存在がこの作品では重要な意味があるんだそう。
ただ可愛いだけなのかと思ってたら実はそれだけじゃないよということらしいです。

「モフモフの歌」というとっても可愛いナンバーがあるそうで、「作品を観終わった後きっとお客様は真似されると思います」と言うほど印象に残るナンバーだそうです。

この「モフモフの歌」についてはスカナビTALKでも話題にのぼってましたね~
羊たちにはそれぞれ名前がついていますが、それぞれに個性があって性格も違うそうなので、そこにも注目してほしいということでした。

夢の住人たち

夢の住人という役は稽古場レポートに出演している輝ゆうくんを含めて16人いるそうです。

それぞれ親子だったり兄弟だったりするそうで、ダンサーや指揮者などいろんなキャラクターがいて賑やかなんだそう。
この夢の住人たちの場面は下級生にいたるまでエネルギッシュで、明るく楽しい場面となるようです。

こってぃ演じる”僕”がその圧に押されて埋もれてしまうのが面白いというのを教えてくれました。
うん、なんとなく想像ができます(笑)

現実の世界の人たち

夢の中に出てくる人物がたくさんなのに比べて現実世界の登場人物は少ないそうです。

ひばりちゃん演じる”彼女”と、その他はお花屋さんにいる人たち。

なっつ(秋奈るい )の役はトーマス(店長)となっているので、そのお花屋さんの店長ということなんでしょうね。

あとは大路りせくんが演じるフランクという店員がいるみたいです。
そのお花屋さんの場面も明るくて楽しいと言っていました。

少しだけ作品の内容がわかりました

公演の演目が発表になった時にいったいどんな作品なんだろうと思っていましたが、今回の稽古場レポートでほんの少しだけ分かった気がします。
少なくともどんな登場人物がいるのかはわかりました。

こってぃ演じる”僕”が現実世界と夢の世界を行ったり来たりするというのも。

この作品は生駒怜子先生のバウホールデビュー作で、はじめての作品なのでどんな作品を作る先生なのか興味があります。
最近若い演出家の先生のデビュー作がどれも面白い作品で評判がいいので、この『夢現の先に』という作品にも大いに期待しています。

  

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