1月5日の初日の後、翌日から公演中止となってしまった宙組 鷹翔千空主演のバウホール公演『夢現の先に』。
星組東京宝塚劇場公演が3日目から中止となってしまったのもですが、初のバウホール公演の2日目からなんてあまりにも気の毒すぎて…
その初日の様子がタカラヅカニュースで放送されましたが、こってぃ(鷹翔千空)の晴れやかな笑顔を見て辛くなってしまいました。
鷹翔千空主演『夢現の先に』初日の様子
ダイジェスト映像を見ると、NOW ON STAGEでこってぃ(鷹翔千空)が言っていたように、主役の”僕”はとっても可愛い役のようです。
確かにポスターの雰囲気とはかなり違っているように感じました。
そして、稽古場レポートなどで話が出ていた「モフモフの歌」。
これは耳に残りますね~
ワンフレーズだけ流れましたが、覚えてしまいました(笑)
全部聞きたくなっちゃいました。
鷹翔千空の初日のご挨拶
まずは全員で「あけましておめでとうございます!」の後、この公演の長のなっつ(秋奈るい)が初日のご挨拶をしました。
そのなっつから
「みんなが大好きな”僕”、鷹翔千空が皆様にご挨拶申し上げます」
と紹介されて、主演のこってぃ(鷹翔千空)が初日のご挨拶をしました。
“僕”という役について「いろんな人に背中を押してもらって成長していく役」だと話しました。
そして
「暗闇の中で停止していた”僕”の心が、いろんな人との出会い、対話、愛によって、愛という光に照らされて次第に動き息づいていく様を、飾ることなくありのままの姿で演じることができた」
と。
それは最高のメンバーに安心して身をゆだねられたからだというキャストへの信頼の言葉が印象的でした。
それから
「温かく包み込んで見守ってくださるお客様がいてくださるからこそ、本日こんなに幸せな気持ちで初日を迎えられたのだと、心から感謝の気持ちでいっぱいでございます」
と感激した様子でお客様への感謝の言葉も語りました。
「今日のことは絶対に忘れないと思います」
「千秋楽まで全身全霊で”僕”という役を生き抜き、みんなと一緒に走り抜けていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。本日は本当にありがとうございました」
と最初のご挨拶を締めました。
客席の大きなあったかい拍手に包まれて本当に幸せそうな笑顔でご挨拶するこってぃを見て、ものすごく胸が熱くなりました。
幸せそうなカーテンコール
次に幕が上がったら
「本当に幸せ過ぎて、なんか夢の中にいるみたいな気分ですが、え~、現実ですね」
なんてこってぃが言うので、笑いが起きつつなんともあったかい空気になりました~
「本当に、本当に幸せです」
と胸に手を当てて言うこってぃの笑顔の可愛いこと!
さらに
「千秋楽はさらにもっと幸せな気持ちになっていると思います。そのために最後まで頑張ります!本当にありがとうございました」
と。
隣のキョロちゃん(亜音有星)やひばりちゃん(山吹ひばり)の笑顔もキラキラしていました。
その次のカーテンコールでは、この公演で退団する朝木陽彩ちゃんに向かって
「朝木ちゃんの美声でデュエットが踊れることが私は今本当に幸せに思っております」
と言ったので、朝木陽彩ちゃんは感激した様子でみんなからの拍手を受けていたのが印象的でした。
フィナーレのこってぃとひばりちゃんのデュエットダンスでの影ソロは朝木陽彩ちゃんだったんですね~
本当に素晴らしい歌声でした。
朝木陽彩ちゃんはお芝居中でもモニカ役ですごく印象に残るお芝居をしていました。
退団公演がこんなに短い公演期間になってしまって本当に気の毒です。
最後は”モフモフ”のおまじない
最後のカーテンコールでは
「こんなに愛をくださる素敵な皆様に、私たちからもおまじないをかけたいと思いますので、受け取ってください」
と言い出したこってぃ。
出演者みんなに合図して
「せーの!モフモフ!」
と劇中で羊たちがやっていたポーズなんでしょうね~、”モフモフのポーズ”をみんなでやってくれました。
「これで、私たちも今日の幸せのお返しができたし、このおまじないで皆様も今日限定で悪夢を見ることはないと思いますので、安心してお帰りください」
って(笑)
「今日限定で」ってところがみそですね(笑)
最後まで笑いに満ちたあったかいカーテンコールでした。
それだけにこの翌日から公演中止になってしまったのが本当に辛いです。
こってぃたちもまさかこの初日のこの時点で、翌日から公演が止まってしまうなんて想像してなかったでしょうからね。
もともと休演日を除いたら11日という短い公演期間なのに、それが5日間も中止になってしまうなんて。
このご時世で仕方がないこととはいえ、あまりにも可哀想過ぎて…
こってぃたちのあまりにも幸せそうな笑顔をこの初日の映像で見て、余計に辛くなってしまいました。
12日から再開できるかどうかは明日発表になるそうです。
どうか1日でも長く、できるだけたくさんの公演ができるように祈るばかりです。
読んで頂き、ありがとうございました。
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