本日、2027年版の「宝塚カレンダー」の掲載メンバーが発表されました!
毎年この時期になると、カレンダーのラインアップから現在の各組のスターの位置づけや、今後の人事についていろいろ考えてしまいますが、今年もかなり興味深い内容になっています。
そして今日は、カレンダーだけではなく、2027年2月~3月の星組別箱公演も発表されました。
東京国際フォーラムと梅田芸術劇場では、ありちゃん(暁千星)・うたち(詩ちづる)主演で、よしながふみさんの人気漫画を原作とした『大奥』が上演されます。
男女の役割が逆転した江戸時代を舞台に、有功と家光の苦しく切ない愛を描く作品を、栗田優香先生がどうミュージカル化するのか楽しみです。
一方、東京建物Brillia HALLと梅田芸術劇場シアター・ドラマシティでは、もえこ(瑠風輝)主演の『I am Heathcliff』。
生田大和先生が、エミリー・ブロンテの『嵐が丘』をヒースクリフの視点から再構成し、原作では描かれなかった失踪後の歳月にも光を当てる作品ということで、こちらもかなり楽しみです。
それでは、2027年版のカレンダーを順番に見ていきたいと思います。
2027年版「宝塚カレンダー」掲載メンバー発表
宝塚スターカレンダー・宝塚スター卓上カレンダー
まずはトップコンビと2番手男役が掲載される「宝塚スターカレンダー」と「宝塚スター卓上カレンダー」。
◎掲載メンバー(計16名)※印は今回初登場者
(花組)永久輝せあ・星空美咲・聖乃あすか・※極美慎
(月組)鳳月杏・天紫珠李・風間柚乃
(雪組)朝美絢・※音彩唯・瀬央ゆりあ
(星組)暁千星・詩ちづる・瑠風輝
(宙組)桜木みなと・春乃さくら・水美舞斗
今回、花組には星組から組替えしてきたしんくん(極美慎)が新たに入り、雪組には新トップ娘役となったはばまいちゃん(音彩唯)が加わりました。
そしてやはり目を引くのが花組。
永久輝せあ・星空美咲のトップコンビに、聖乃あすかと極美慎という男役2人が並ぶ形になっています。
つまり、宝塚カレンダーを見ても、花組は聖乃あすかと極美慎が「W2番手」のような形になっていることが分かります。
花組の男役路線が今後どのようになっていくのか、ますます気になるところです。
宝塚卓上カレンダー
続いて、若手路線スターが中心となる「宝塚卓上カレンダー」。
◎掲載メンバー(計20名)※印は今回初登場者
(花組)侑輝大弥・希波らいと・天城れいん・美空真瑠・※夏希真斗・※鏡星珠
(月組)七城雅・※美颯りひと・雅耀
(雪組)咲城けい・蒼波黎也・紀城ゆりや・苑利香輝・※律希奏
(星組)御剣海・稀惺かずと・大希颯
(宙組)亜音有星・大路りせ・泉堂成
今回の大きなポイントは、2025年下半期以降に新人公演主演を経験したメンバーが新たに加わったこと。
花組の夏希真斗、鏡星珠、月組の美颯りひと、雪組の律希奏が今回から掲載されています。
一方で、退団した月組の瑠皇りあが抜けるのはもちろんですが、残念だったのが花組の一之瀬航季、星組の碧海さりおが2027年度のカレンダー掲載メンバーから外れたこと。
そして雪組のかせきょー(華世京)は、昨年はこの「宝塚卓上カレンダー」に入っていましたが、今回はさらに上の路線スターが掲載される「宝塚ステージカレンダー」「宝塚ポスターカレンダー」にジャンプアップしました♪
新人公演主演を3度経験し、別箱でも主演を務め、そして今度は若手スター中心の卓上カレンダーから一段上へ。
カレンダーの掲載位置からも、かせきょーの現在の立ち位置が見えてくるように感じます。
宝塚ステージカレンダー
続いて「宝塚ステージカレンダー」。
こちらはトップコンビから路線スターまで、各組のスターが幅広く掲載されるカレンダーです。
◎掲載メンバー(計26名)※印は今回初登場者
(花組)永久輝せあ・星空美咲・聖乃あすか・極美慎・※侑輝大弥・希波らいと
(月組)鳳月杏・天紫珠李・風間柚乃・礼華はる・彩海せら
(雪組)朝美絢・※音彩唯・瀬央ゆりあ・縣千・華世京
(星組)暁千星・詩ちづる・瑠風輝・天飛華音・※稀惺かずと
(宙組)桜木みなと・春乃さくら・水美舞斗・鷹翔千空・風色日向
ここで花組に新たに入ったのが、だいやくん(侑輝大弥)!
今年バウホール初主演を果たしたことで、今回のステージカレンダーに仲間入りしました。
そして花組は、FNS歌謡祭でも話題になったメンバー5人が揃う形になりました。
永久輝せあ、聖乃あすか、極美慎、侑輝大弥、希波らいとという、現在の花組を代表する男役たちがこのカレンダーに並ぶのも楽しみです。
雪組ではトップ娘役が変わったことに伴って、ここでも音彩唯が新たに掲載。
そして星組では、昨年は4人だったところに、バウホール初主演を果たしたつんつん(稀惺かずと)が加わって5人に。
それぞれの組で、この1年の変化がかなりはっきりとカレンダーに反映されています。
宝塚パーソナルカレンダー
各組トップスターと2番手男役が発売される「宝塚パーソナルカレンダー」。
◎発売メンバー(11名) ※印は今回初登場者
(花組)永久輝せあ・聖乃あすか・※極美慎
(月組)鳳月杏・風間柚乃
(雪組)朝美絢・瀬央ゆりあ
(星組)暁千星・瑠風輝
(宙組)桜木みなと・水美舞斗
花組には、ここでもしんくん(極美慎)が新たに登場。
スターカレンダーだけでなく、パーソナルカレンダーにも入ったことで、極美慎の花組でのポジションがさらに明確になったように感じます。
花組の2番手スターとしてしっかり位置づけられていることが、複数のカレンダーからも見えてきます。
宝塚パーソナル卓上カレンダー
各組トップスターのみ発売されるカレンダーです。
2027年度は2026年度と変化はありません。
◎発売メンバー(5名)
(花組)永久輝せあ
(月組)鳳月杏
(雪組)朝美絢
(星組)暁千星
(宙組)桜木みなと
宝塚ポスターカレンダー
そして、個人的には今回もっとも気になったのが「宝塚ポスターカレンダー」です。
◎発売メンバー(7名) ※印は今回初登場者
(月組)礼華はる・彩海せら
(雪組)縣千・※華世京
(星組)天飛華音
(宙組)鷹翔千空・風色日向
昨年このカレンダーに入っていたしんくんは、今回花組の「宝塚スターカレンダー」などに入ったため、こちらからは抜けました。
そして気になるのが組による掲載メンバーの数。
月組・雪組・宙組は3番手・4番手あたりのスターが2人ずつ発売される一方、花組はゼロ。
また星組も天飛華音一人となっています。
もちろんカレンダーだけで人事がすべて決まるわけではありませんが、少なくとも現時点では、花組の3番手・4番手、そして星組の4番手が明確に固定されていないことを示しているように見えます。
特に花組は、聖乃あすかと極美慎がW2番手のような位置に入り、その下には侑輝大弥、希波らいとも控えている。
これからこの男役路線がどう動いていくのか、かなり興味深いところです。
2027年カレンダーから見える各組の変化
こうして全部のカレンダーを並べてみると、この1年間での各組の変化が本当によく分かります。
トップスター・トップ娘役の交代だけではなく、バウホール主演を果たしたスターがステージカレンダーに入り、さらに上の路線へ進んだスターが若手向けカレンダーから抜ける。
そして組替えしてきたスターが新しい組の上位カレンダーへ入る。
今回の極美慎の動きは、その象徴のように感じます。
また、侑輝大弥や稀惺かずとがバウホール初主演を経てステージカレンダーへ入ったことも、それぞれのスターが次の段階へ進んでいることを感じさせます。
毎年こうして比較してみると、現在のスターの立ち位置を考えるうえでかなり興味深い資料になっていますね。
そして、次に気になるのが「掲載月」。
次は掲載月が来月中に発表されるのではないかと思います。
これがまた今後の人事を占う上で重要な要素となります。
ドキドキしながら発表の時を待ちたいと思います。
読んで頂き、ありがとうございました。
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