雪組の宝塚大劇場公演が次の日曜日に千秋楽を迎えます。
雪組が終わると始まるのが星組公演。
こっちゃん(礼真琴)の退団公演です。
まだまだ先だと思っていたのにもう始まっちゃうんですね〜
私は東京で観るつもりをしているのですが、これまで応募した貸切公演などの抽選がすべて落選していて、無事にチケットが確保できるのか不安いっぱいです💦
友の会の抽選はこれからなので、せめて1回は観られるように友の会様、よろしくお願いします。
先日2回にわたってこっちゃんと組長のちぐさん(美稀千種)の稽古場情報が放送されましたが、今日のタカラヅカニュースではお芝居の『阿修羅城の瞳』 の稽古場レポートがありました。
稽古場情報に加えて、またさらに気になる見どころなどが語られました。
星組 宝塚大劇場公演 『阿修羅城の瞳』 稽古場レポート
出演メンバー
この稽古場レポートの出演メンバーは、MCがスカイ・レポーターズのひーろー(ひろ香祐)とさきちゃん(澪乃桜季)。
そしてゲストはほまれくん(天希ほまれ)とまりなちゃん(綾音美蘭)の2人です。
まりなちゃん以外は劇団☆新感線の舞台を以前からよく観に行っていたそうで、とくにひーろーは劇団☆新感線の大ファンだそうです。
まずはゲストの2人の役どころについて語りました。
天希ほまれ:滝次
ほまれくんが演じる滝次は、鶴屋南北さん(美稀千種)の一座の一員で、本来は役者ではなく作家志望なんだとか。
南北先生が書いたお芝居を盛り上げるために役者もやっていて、滝次は拍子木を叩くという大事な役割もあるんだそう。
この稽古場レポートにも持ってきて叩いて見せてくれましたが、ただ音を出すだけでなくお客さんに江戸の空気感を届けるという大事な役目だと思ってやっているって言ってました。
南北一座の場面はプロローグのすぐ後にあって、劇中劇が演じられるんですが、一座の一員のれおさん(輝咲玲央)演じる俵蔵が終始“美女”の役で出ているというマル秘情報を教えてくれました!
ほほ〜、ちょっと楽しみです(笑)
綾音美蘭:呼鉄
まりなちゃん(綾音美蘭)演じる呼鉄は、ありちゃん(暁千星)演じる闇のつばきの仲間の渡り巫女の一人です。
劇団☆新感線版では男性の役なんだとか。
そして呼鉄は渡り巫女の中でも一番能力が強いそうで、そこにも注目してくださいって。
南北一座の場面の後に渡り巫女達の場面があって、劇団☆新感線版とは違う可愛らしい曲になるということも教えてくれました。
見どころは礼真琴の殺陣
先日の稽古場情報でもちぐさん(美稀千種)がこっちゃん(礼真琴)の立ち回りのすごさについて話していましたが、ここでも見どころとしてその話が出ました。
劇団☆新感線は立ち回りのスピードの速さが見どころの一つで、宝塚版ではどうなるのかと思っていたら、ほとんど同じ速度でびっくりしたと。
通常の殺陣では「は〜!」と掛け声を掛けてから斬りかかるんだけど、今回は掛け声を掛けないで次々と斬りかかるという劇団☆新感線のような殺陣になっているんだとか。
そしてこっちゃんはそれをちゃんとこなしているんだそうです。
殺陣の清家先生曰く「宝塚の中で礼真琴が一番立ち回りのスピードが速い」って。
なんせあの身体能力の高さですもんね〜
清家先生がお墨付きをくれるほどやっぱりこっちゃんの立ち回りはすごいんですね。
『柳生忍法帖』の時もこっちゃんのキレのいい立ち回りに感心しましたが、今回はまたさらに凄いものが観られそうです。
稽古場情報でもちぐさんが「礼真琴じゃないとできない」とか「カッコよすぎて涙が出た」なんて言っていましたからね、楽しみです。
あとは立ち回りの相手をする人も問題になってきますが、つばき役のありちゃんや邪空役の慎くん(極美慎)とやるんだと思うので、身体能力の高いこの2人との立ち回りはさぞや凄いものになることでしょう。
また、劇団☆新感線のようにシャキーンという効果音も入るそうです。
今回の稽古場レポートを見てますます楽しみになってきました。
礼真琴へのそれぞれの思い
最後にはこの公演で退団するこっちゃんへの思いも語られました。
ほまれくんは
「今回の舞台が最後だというのをしみじみ感じてしまうけれど、一秒一秒ことさんの男役としての姿を見て学び、最後まで付いていきたい」
と。
そしてまりなちゃんは泣きそうになりながら
「最後の一日まで礼さんのお芝居の変化や空気感の変化など些細な事にも気付いて、一瞬一瞬を大切に学ばせていただきたい」
と語っていました。
そのまりなちゃんを見て、こちらまで胸がギュッとなる思いでした。
私は劇団☆新感線のこの『阿修羅城の瞳』は観たことはないんですが、他の作品はいくつか映像で観たことがあります。
あの殺陣をこっちゃんがやるんだと思うと、そこもものすごく楽しみです。
約3時間半ある元の作品がどんな風に約90分に短縮されているのかも興味があります。
まずは初日が開けて、観劇した皆さんの感想を待ちたいと思います。
読んで頂き、ありがとうございました。
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