今週土曜日、11月1日に初日を迎える雪組大劇場公演『ボー・ブランメル～美しすぎた男～』『Prayer～祈り～』。
先日ようやくお芝居『ボー・ブランメル』の人物相関図が公開されました。
登場人物が多い上に名前がややこしくて、それぞれが一体どんな役なんだろうと思っていましたので、やっと人物相関図が出て本当によかったです。
そして、タカラヅカニュースでは稽古場映像も流れて、昨日と今日の『知っトクTAKARAZUKA』で『ボー・ブランメル』の世界の背景について掘り下げてくれたので、作品の雰囲気がわかってきました。
雪組 宝塚大劇場公演『ボー・ブランメル～美しすぎた男～』『Prayer～祈り～』稽古場
これまで稽古場情報や稽古場レポートで話されたことを思い出しながら稽古場映像を見ました。
稽古場情報の記事はこちら
稽古場レポートの記事はこちらです。
『ボー・ブランメル～美しすぎた男～』
稽古場情報や稽古場レポートで話されていたことを頭に置きながら稽古場映像を見ました。
あーさ（朝美絢）演じるボー・ブランメルが言う
「私の顔に目を向けられよ。それから服を！服にばかり目が行くようであってはならない」
というセリフは、稽古場レポートで話題にのぼっていたので、すごく印象に残りました。
あと、曲はやっぱりどれも壮大です。
さすがフランク・ワイルドホーンさんの楽曲ですね。
『知っトクTAKARAZUKA』での生田大和先生の話で、ワイルドホーンさんは最初31曲も作ってきたそうで、その中から厳選して14曲を使っているんだとか。
稽古場映像で流れた楽曲の中でも、これから夜会が始まるという高揚感のある曲が耳に残りました。
ここは貴族の人たちが大勢並んでいて、お稽古着でもこれだけ華やかなのに舞台衣装になったらどんなに華やかなんだろうと楽しみになりました。
そして気になったのが、ブランメルがハリエット（夢白あや）に迫るシーン。
後ろの長椅子でものすごく真剣な表情で見ているせおっち（瀬央ゆりあ）の姿があって、こういうのがみられるのは稽古場映像の醍醐味だな〜と。
そのせおっちのプリンス・オブ・ウェールズ、こういう役作りなんだな〜と興味深く見ました。
せおっちにとっては『1789』のアルトワ伯以来の高貴な役ですよね。
少し似通ったところもありつつ全く違う役作りに、せおっちのお芝居の幅の広さが見えました。
せおっちのプリンス・オブ・ウェールズも楽しみです。
それとなんといってもあーさの美しさです。
お稽古着もブランメルスタイルの、体にフィットしたシックな色の上着を着ているんですが、それが本当に似合っていて、うっとりしてしまいます。
ダンディズムの祖と言われた美しすぎた男ボー・ブランメルは、まさにあーさのためにある役ですよね。
『Prayer～祈り～』
ショー『Prayer～祈り～』は「歌と踊りを通して祈りを捧げ、世界の人々の幸福を願う祝祭的なショー作品」ということで、各場面でいろんな祈りが表現されています。
プロローグはかなり激しめのロック調の曲で、いやでもテンションが上ります。
稽古場情報や稽古場レポートで話されていた各場面が少しずつですが順番に流れて、なるほど、こういう場面なのね〜と思いながら見ていました。
印象に残ったのはあがちん（縣千）中心の裸足で踊る「アフリカの祈り」の場面。
ダンスがかなり激しいです。
そして、あーさとあやちゃんとせおっちが3人で「祝え、雪祭り〜♪」と歌いながら雪組ポーズをしていたのも気になりました。
これが中詰めの「日本の祈り」の場面ですね～
あ、そういえば稽古場レポートで夢翔みわくんが男役の群舞で雪組にはお馴染みのあるポーズを2回やるという話をしていましたね〜
あーさがキャストボイスで「雪組ポーズが登場します」と言っていたのがこの中詰めのことなんだとしたら、フィナーレでの“あるポーズ”というのはまた別のものなのかな？
やっぱり初日までお預けということになりました〜（笑）
「オギオチャ」の場面や「サンタ・マリア」の場面の後、最後はあーさとあやちゃんのデュエットダンス。
「星に祈りを」というとても綺麗な曲を2人で歌って、その後娘役が影ソロで歌う中踊るデュエットダンスが本当に素敵です。
ほんの少ししか流れなかったのが残念。
この曲の歌詞を検索してみたんですが、2人のこれまでを思わせるとっても素敵な歌詞でした。
最後にあやちゃんを後ろからあーさが抱きしめて、その瞬間にあやちゃんが見せた幸せそうな笑顔が素敵過ぎました。
ここは退団するあやちゃんをあーさが優しく送り出すような感じなるのかな〜
どんなデュエットダンスになるのかも楽しみですね。
いよいよ明日、11月1日が初日です。
お芝居もショーもどんな作品になっているのか、期待が膨らみました。
読んで頂き、ありがとうございました。
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