雪組 瀬央ゆりあ主演『DayDream Dali』が5月9日、ついに千秋楽を迎えました。
幻想と現実、愛と芸術、生と再生――サルバドール・ダリの世界観を独特の美意識で描いた本作は、「一度観たら忘れられない作品」として大きな話題に。
スタイリッシュで挑戦的な演出、美しい楽曲と映像、そして出演者たちの熱量が見事に融合し、多くの観客を魅了しました。
そんな『DayDream Dali』の千秋楽カーテンコールは、作品の余韻そのままに、温かさと笑い、そして愛にあふれた時間となりました。
雪組公演 『DayDream Dali』千秋楽
私もドラマシティ公演で実施された4月19日のライブ配信を視聴しました。
その時の記事はこちらです。
ライブ配信は初日が明けてから割と間もない頃だったんですが、千秋楽の映像ではアドリブも冴え渡っていてw、またさらにブラッシュアップされた感じに見えました。
特に病床のダリ(瀬央ゆりあ)の元へかせきょー(華世京)演じるナルシスがやってきて、ダリが失った記憶を取り戻させようとするくだりでのアドリブは最高でした(笑)
愛と笑いで大盛り上がりだった瀬央ゆりあのカーテンコールご挨拶
まず挨拶したのは、りーしゃさん(透真かずき)。
谷貴矢先生やスタッフ、出演者、そして観客からの「愛」が集結して作品が作られていくことへの感謝を語り、「本日は“太陽、あるよう、めでたいよう”ということで」と客席を沸かせながら、“髭の生えた太陽”せおっち(瀬央ゆりあ)へバトンタッチ。
舞台上も客席も大きな拍手に包まれました。
そして登場したせおっち。
開口一番、
「皆様、本日は雪組東京建物ブリリアホール公演『DayDream Dali』の千秋楽におかげ…」
と盛大に噛んでしまい、客席は爆笑。
せおっち自身も思わずやってしまったという感じでうなだれてしまい、もう一度という仕草をしてから挨拶をやり直すという、なんとも愛らしいスタートに。
そういえば、ドラマシティでの初日のご挨拶でも盛大に噛んでしまい、それもカットなしで放送されていましたが、今回もスタッフさんの愛でノーカットでした。ありがたい(笑)
その後は、「偽物の世界、ダリにとっては絵の中でしたが、私たちにとってはこの舞台の上」と作品への思いを語り、「愛と芸術どちらも失いたくない。そこが実現できる場所、それこそがここ宝塚」と力強くコメント。
さらに、専科のまゆぽん(輝月ゆうま)への感謝や、観客への思いも丁寧に伝えながら、「皆様の記憶の中に残り続けることを切に願っております」と締めくくりました。
「一度見たら忘れられない、絶対に記憶にこびりつく」
2回目のカーテンコールでは、
「この作品、一度見たら忘れられない、絶対に記憶にこびりつく、そして皆様の記憶の中でバズり倒しましたでしょうか?」
とせおっちらしいワードセンス炸裂。
客席からは大きな拍手が起こり、そのまま7月16日のBlu-ray発売も宣伝。
「そちらにもしっかりとこびりついておりますので」
という言葉に、客席も舞台上も大盛り上がりでした。
「グラシアス!」
3回目では、作品テーマにも重なる「滅びと再生」について触れ、
「自分の殻を破るためには、時に過去の自分を捨てる覚悟が必要」
と真摯に語ったせおっち。
連日の挑戦を観客が受け止めてくれたからこそ進化し続けられた、と感謝を述べ、「今後ともどうぞよろしくお願いいたします」と深々と頭を下げました。
そして4回目。
「出演者がキラキラと綺麗に輝き、私はそこに現実を超える美しい世界を見ました」
と語り、「このままずっと時間を止めて」という思いをにじませつつも、
「また次は『ポーの一族』で、そして『NINE』でお会いできることを願っております」
と雪組の大劇場公演、そしてまゆぽんの月組での次回作にも触れ、最後は右手を高く挙げ鋭い目力で「グラシアス!」。
客席からは惜しみない拍手が送られ、やり切ったという笑顔で客席に目線を送り、最後はブンブン両手を振るせおっちでした。
緞帳前での挨拶も放送!
さらに今回は、なんと“緞帳前挨拶”までしっかり放送。
小劇場公演では最後緞帳前に出てきてくれることも珍しいんですが、それをノーカットで放送してくれるとは。
大歓声の中「グラシアス!」と言いながら再び登場したせおっちは、
「皆様、デイドリ……」
とまたもや噛んでしまい、「もっかい行こう!」と自分でやり直し。
さらに袖にはけかけて「どっからいく?出るところ?うん、違う」とノリツッコミする姿に、客席は再び大爆笑となりました。
最後は、
「『DayDream Dali』は今日で終わりましたが、皆様の心の中で愛を刻み続けることを願っております」
と締め、「グラシアス!」の言葉とともに投げキスを3回。
そして、袖にはける直前まで客席に両手を振り続けるせおっち。
温かな笑いと大きな愛に包まれた、まさに『DayDream Dali』らしい千秋楽カーテンコールとなりました。
そして何より、小劇場公演ではカットされることも多い緞帳前の様子までノーカットで放送してくれたことに、ファンとしては感謝しかありません。
最後の最後まで、せおっちらしさ全開の最高に幸せな千秋楽でした。
読んで頂き、ありがとうございました。
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