3月27日に行われた宙組『Razzle Dazzle』の新人公演。
宝塚に続いて東京でも無事にできて本当によかったですね。
ライブ配信も実施されてたくさんの方が見られたようです。
Xでも感想がたくさん上がっていて、様子を知ることができました。
公演の様子もですが、長の嵐之真くんのご挨拶が立派だったことや、主演の泉堂成くんのご挨拶が初々しくて一生懸命だったこともわかって、今日のタカラヅカニュースで見られるのを楽しみにしていました。
宙組『Razzle Dazzle』東京宝塚劇場 新人公演
ダイジェスト映像を見るだけでも、宝塚の新人公演からの成長を感じます。
主演のなるくん(泉堂成)、歌も台詞回しも佇まいもさらに進化していたなと思いました。
ずんちゃん(桜木みなと)の役のトニーを演じた奈央麗斗くんもすごく良かったです。
あとは私が注目している波輝瑛斗くんと風翔夕くんは、どこにいてもつい目についちゃいます。
そして、104期のましろっち(真白悠希)と105期のひばりちゃん(山吹ひばり)は今回ベテラン上級生の役を担当していましたが、ほんの一言のセリフだけでもやっぱり新人公演離れしています。
さすがです。
本編映像は最後のシーンまで満遍なく見せてくれたので、これから本公演を観る時の参考になりました。
一番最後の客席降りまでしっかりと見せてくれたのも嬉しかったです。
泉堂成のご挨拶
まずは今回の長である嵐之真くんのご挨拶が、皆さんがおっしゃる通り堂々とした立派なご挨拶でした。
宝塚大劇場の新人公演の時もあまりにしっかりしていて感心したのを思い出しました。
「宝塚の新人公演で作ったものを時間を空けてもう一度作り直すという事は難しかったけれど、壊すことを恐れずに挑戦する過程から得られるものは非常に大きかった」
という言葉がとても印象に残りました。
「再び挑戦できる機会をいただけたことは決して当たり前のことでないと感謝し、今回の舞台を通して得たものをそれぞれの成長に繋げていきたい」
という実に素晴らしいご挨拶でした。
本当に研7とは思えないほどでした。
そして、その嵐之真くんから紹介され、主演のなるくん(泉堂成)がご挨拶を。
「宙組の泉堂成でございます」とお辞儀したなるくんに長い長い拍手がありました。
宙組のお客さんは新人公演でも熱いです。
宝塚での新人公演ではかなり緊張した様子で、時折目をうるませていましたが、今回は緊張している感じはやはり相当あるものの、終始笑顔で一言一言考えながら一生懸命話していたのが印象的でした。
宝塚の新人公演から時間が空いて、焦りやもどかしさを感じながら日々を過ごしていたと言ってから
「でも、舞台に立てて皆様に観ていただけることが本当に嬉しくて、やっぱり舞台が大好きです!」
と顔を紅潮させて言い切ってから少し間があいて、そこで客席から拍手が起こりました。
なので、ここでもう一度深々とお辞儀。
「夢をお届けするはずが、夢を皆様からいただいています」
と話し、この作品で歌っている夢を見ない限り夢は叶わないということを作品を通して感じ、これからたくさん夢を見て、お返ししていきたいと。
それから
「今までお稽古してきた事、今日舞台に立って気付いた事や課題を自分の糧にできるように、これから精進してまいります。そして…」
まで言ったところで次の言葉が出てこなくなっちゃったみたい…(笑)
タカラヅカニュースではカットされていましたが、そこで客席にいるキキちゃん(芹香斗亜)から「頑張れ〜!」と声がかかったそうです。
その後思い出した言葉が「ハングリー精神」だったそうですが、そこも流れませんでした。
カットされたのはすごく残念。
その後は
「上級生から日々舞台を見て学ばせていただき、わからないことは丁寧に教えていただいて…、頑張らない理由が見つからない程、私にとって幸せな環境です!」
と力を込めて言ってから
「いつもありがとうございます」
とキキちゃんたち上級生がいる方向へ向かって深々とお辞儀するなるくんでした。
笑いと温かい拍手が起こってました。
なんとも素敵な光景で心が温かくなります。
そしてその後のなるくんにもほっこりさせられました。
「本日新人公演を卒業する一個上さん!」
と後ろの104期生の4人を振り返ったので、客席からどよめきが(笑)
104期生たちもちょっと驚いた様子でした。
「自由奔放な私たちをまとめて導いてくださって、ありがとうございました」
とお礼を言うなるくんに104期生の4人がお辞儀をし、それに客席と他のメンバーから温かい拍手がおくられていました。
またまた素敵な光景を見せてもらえました。
幕がおりる前には
「今日それぞれが見つけた新しい自分と向き合って、明後日からの本公演へ活かしていきたいと思います。本日は誠にありがとうございました!!」
と元気いっぱいに叫んで晴れ晴れとした顔をしていたなるくんでした。
もう一度幕が上がった時には、
「こんな私を温かく見守ってくださり、本当にありがとうございます」
なんて言ってましたが、そんな言葉も初々しくて可愛いなって思います。
最後も
「本日は誠にありがとうございました!!」
と大きな声で元気よく叫んで、充実感いっぱいの笑顔のなるくんが愛おしくなりました。
宙組は2作続けて新人公演ができず、学ぶ機会が他組より少なくなったのは残念だったろうな〜と思います。
でもこうやって宝塚、東京と無事にやり終えることができて本当によかったですね。
「オーバー・ザ・レインボー」のコーラスは新人公演とは思えない、本公演にも負けないくらい素晴らしかったですし、今回の新人公演でまた一つ階段をのぼったんじゃないでしょうか〜
104期生が卒業して次はなるくん達105期生が長の期になりますが、下の子たちを引っ張って頑張っていってほしいなと思いました。
読んで頂き、ありがとうございました。
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