今日8月23日は雪組『ポーの一族』宝塚大劇場公演の千秋楽でした。
そして、その後は星組宝塚大劇場公演『RRR × TAKA“R”AZUKA ~√Rama~』が8月29日に初日を迎えます。
2024年に上演された『RRR × TAKA“R”AZUKA ~√Bheem~』に続き、今回は映画『RRR』のもう一人の主人公・ラーマを中心に描く「ラーマ編」として、一本物のお芝居に生まれ変わります。
今回のタカラヅカニュースでは、星組スカイ・レポーターズのしも(夕渚りょう)とさきちゃん(澪乃桜季)をMCに、もえか(鳳真斗愛)、詩花すずちゃん、世奈未蘭くん、美鈴桜ちゃんが登場。
前回から引き続き出演するメンバーも多い中、さらに場面が増え、映画の世界により近づいたという今回の『RRR』について、熱く語っていました。
星組 宝塚大劇場公演『RRR × TAKA“R”AZUKA ~√Rama~』稽古場レポート
それぞれの役について
鳳真斗愛:ロバート
もえか(鳳真斗愛)は、前回の『RRR』と同じくイギリス側のロバート役。
再び同じ役に向き合えることを喜びつつ、今回は役の背景や存在感をさらに深めたいと意気込んでいます。
前回はさきちゃん(澪乃桜季)が妻役でしたが、今回は星咲希ちゃんが妻役に。
さきちゃんは別の役となったため、稽古場で「隣に澪乃さんがいない!」と感じるのも再演ならではの面白さです。
そしてロバートといえば、今回も銃の修理を人に偉そうに頼むのに、自分では銃のロックを外せないというコミカルな部分は健在。
前回から続くイギリス側の濃いキャラクターたちにも注目です。
詩花すず:SINGERRRの女
詩花すずちゃんは、前回に続いてSINGERRRの女として出演。
前回は新人公演にも出演したSINGERRRですが、今回は本公演で再び挑戦できることを喜んでいました。
さらに今回はSINGERRRのメンバーが増え、よりパワーアップ。
映画でも使用されている楽曲を宝塚風にアレンジした「ドスティ」の場面では、十人十色の歌声を生かしながら、少人数とは思えない迫力を作り上げているとのことです。
前回から2年を経て、より進化したSINGERRRにも期待したいところです。
世奈未蘭:ラッチュ
世奈未蘭くんは、2年半前の新人公演でも演じたラッチュ役に、今回は本公演で挑戦します。
今回はもえこ(瑠風輝)演じるビームの仲間として、碧音斗和くん、御剣海くんと4人で、ゴーンド族ならではの家族のような距離感や強い絆を表現していきます。
特に、ラーマに拷問された後、毒蛇を使って切り抜けようとする場面は、ラッチュの強さが見えるお気に入りの場面だそう。
ありちゃん(暁千星)演じるラーマとの芝居にも注目です。
美鈴桜:少女シータ
美鈴桜ちゃんも、前回の新人公演で演じた少女シータを今回は本公演で演じます。
幼いラーマとシータの絆を描く重要な役どころ。
2幕にはラーマの家族との新しい場面も加わり、幼少期の2人が育んだ思いが、成長したラーマとシータの強い絆へとつながっていくことを感じさせる場面になっているそうです。
そして美鈴桜ちゃんは、少女シータだけでなくSINGERRRとしても出演。
前回、最下級生としてSINGERRRのメンバーのかっこよさに憧れていたそうで、「まさか自分が」と喜びを語っていました。少女シータとのギャップも大きな見どころになりそうです。
見どころの場面について
プロローグ
今回のプロローグでは、ありちゃん(暁千星)演じるラーマ、もえこ(瑠風輝)演じるビームそれぞれに新曲が用意されているんだとか。
ラーマ側は「ファイヤーミラージュ」、ビーム側は「ウォーターミラージュ」と、それぞれの個性を炎と水で表現。
振付もKAORIalive先生と湊ゆりか先生がそれぞれ担当しており、まったく異なる魅力のプロローグになっているそうです。
2人の新たな主題歌をコーラスする詩花すずちゃんも「毎日楽しい」と語っており、開幕から熱く盛り上がりそうです。
ドスティの場面
『RRR』で印象的な場面といえば、やはり「ドスティ」。
SINGERRRが歌うこの場面は、少人数とは思えないほどの圧倒的な歌声が魅力です。
詩花すずちゃんによると、難しいリズムや言葉に苦戦しながらも、作曲の高橋恵先生の指導を受け、みんなで自主稽古を重ねているとのこと。
「十人十色」の歌声を楽しみながら、SINGERRRが舞台を支配するような迫力を味わいたいですね。
ナートゥダンス
そして『RRR』最大の盛り上がりといえばやっぱり「ナートゥダンス」です!
もえか(鳳真斗愛)も「やっぱりナートゥダンス」と即答するほど、出演者にとっても楽しみな場面。
ありちゃんのラーマともえこのビームが息ぴったりに踊る姿はもちろん、今回はかのんくん(天飛華音)演じるヴェンカテシュワルルも登場。
稽古場でも自然と「いいぞいいぞ〜!」という歓声が飛び交うほど盛り上がっているそうで、星組ならではの熱気が客席にも伝わってきそうです。
新たに追加された場面
冒頭のラーマが暴徒を制圧する場面
今回新たに加わった冒頭の場面では、ラーマが暴徒の中へ突っ込んでいく、映画を彷彿とさせる迫力の場面が描かれます。
稽古場で見ていた世奈くんも「まるで本当に映画を見ているかのよう」と圧倒されたそう。
映画ではものすごく印象に残るシーンでしたが、前回はビーム編ということでカットされていた場面なので、今回どのようなスケールの場面になるのか楽しみです。
二幕のラーマの故郷での銃撃戦
もう一つ大きな見どころとなるのが、二幕に新たに追加されたラーマの故郷での銃撃戦。
ここでは、前作であまり深く描かれていなかったラーマと父親との絆が描かれます。
湊ゆりか先生による新たな振付も加わり、男役たちが自ら戦う迫力ある場面に。
美鈴桜ちゃんも「苦しくなるような場面」だからこそ、この作品にとって非常に大切な場面だと感じているそうです。
前回の『RRR』を知っている人ほど、「ここが新しくなったのか!」という発見を楽しめそうですね。
『RRR』の世界を彩るフィナーレにも期待!
そして、まだこれから振付が行われるというフィナーレにも期待が高まります。
娘役はサリーを着用し、男役はえんじ色のロングの軍服風衣装になる予定とのこと。
前回のビーム編でも一幕物のお芝居だったにもかかわらず客席降りがあったので、今回のラーマ編でも客席降りには期待が持てます。
一本物のお芝居を締めくくった後に、宝塚ならではの華やかなフィナーレで『RRR』の世界をさらに楽しめそうです。
2024年の『√Bheem~』から2年を経て、今度はありちゃん演じるラーマを中心に、さらに物語が深く、濃くなった『RRR × TAKA“R”AZUKA ~√Rama~』。
同じ作品の再演でありながら、新しい場面や新曲、装置、振付が加わり、前回とはまた違った「今の星組だからこそできる『RRR』」になっているようです。
8月29日の初日、ありちゃんの新たなラーマがどんな熱量で舞台を駆け抜けるのか、そしてさらにパワーアップした星組の『RRR』がどんな世界を見せてくれるのか、今からとても楽しみです!
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