今日のタカラヅカニュースでは2月4日に閉幕した極美慎主演の『にぎたつの海に月出づ』の千秋楽の模様が放送されました。
なのでその感想を書こうと思っていたのですが、なんと今日次の星組大劇場公演『阿修羅城の瞳』のポスター画像と主な配役が発表になりました!
主役の病葉出門(わくらば いずも)役がこっちゃん(礼真琴)なのは当たり前なんですが、相手役の闇のつばき役が問題です。
誰になるのか演目が発表になった時からいろんな予想がされてきました。
そしていよいよ今日、その闇のつばき役が発表になりました。
そして同時にポスター画像も公開になりました。
劇団☆新感線の舞台の世界観が見事に表された素晴らしいポスター画像です。
星組大劇場公演『阿修羅城の瞳』主な配役発表
礼真琴:病葉出門(わくらば いずも)
『阿修羅城の瞳』の初演では古田新太さんが、再演・再々演で松本幸四郎さん(当時は市川染五郎さん)が演じた病葉出門はもちろんこっちゃん(礼真琴)が演じます。
こっちゃんが闇のつばきでもいいのではなんて声もありましたが、宝塚では男役トップは通常女役をしないので、それはないでしょうね。
ましてや先行画像で病葉出門に扮したこっちゃんの画像が出ていたので、この配役は「はい、知ってた」です(笑)
私は原作の舞台も2005年に公開された映画版も見ていないので病葉出門がどういう人物なのかよくはわからないのですが、YouTubeなどで公開されている動画を見ると、殺陣もものすごくて相当カッコいい役です。
こっちゃんにぴったり。
暁千星:闇のつばき
いったい誰がやるんだろうと話題になっていた闇のつばき役はありちゃん(暁千星)でした!
再演で富田靖子さん、映画版で宮沢りえさん、2003年の再々演で天海祐希さんが演じました。
2015年にこの公演のゲキシネ版が公開されたこともあって、闇のつばきといったら天海祐希さんのイメージが強いです。
それにしてもポスター画像のありちゃん、ものすごく美しいですね〜
どこかしら天海祐希さんに似ているかも。
娘役なら小桜ほのかちゃん、詩ちづるちゃんという意見もありましたが、動画を見ると出門とつばきのかなりハードな立ち回りもあるようなので、男役のありちゃんがこの役にはふさわしいのかもしれません。
出門とつばきは愛し合う役なので、こっちゃんの宝塚最後の相手役はありちゃんということになりますね。
今はまだ星組の次期トップスターは発表されていませんが、十中八九ありちゃんだと思われます。
トップになる直前の作品が女役だったといえば、『エリザベート』でエリザベート役を演じた瀬奈じゅんさんを思い出します。
後年、瀬奈じゅんさんはトップスターの彩輝直さんから男役としての芸を学べる最後の公演で女役だったのは残念だったということも仰ってました。
確かに2番手最後の役が女役だというのはどうかという意見もあると思いますが、今回はショーもありますからね。
ショーで充分男役として輝くありちゃんも見られるはずです。
『阿修羅城の瞳』で激しく愛し合い、激しく闘い合うこっちゃんとありちゃん、今からものすごく楽しみです。
その他の配役をちょこっと予想
今日の時点では上の二役だけで、他の配役の発表はまだです。
病葉出門、闇のつばき以外には安倍邪空、美惨、桜姫、祓刀斎、四世鶴屋南北、十三代目安倍晴明が主な役のようです。
安倍邪空
鬼を退治する鬼御門の副長の安倍邪空は2003年版で伊原剛志さんが演じ、出門と相当激しい立ち回りもあるようですので、ありちゃんがつばきでなければこの安倍邪空役だと思っていました。
ありちゃんではないので、安倍邪空役は慎くん(極美慎)でしょう。
伊原剛志さんの安倍邪空はかなりごっついビジュアルだったので、慎くんのイメージとはちょっと違うのですが、もし慎くんが邪空ならかなりの挑戦になるのではと思います。
そして慎くんなりの邪空を魅せてくれると期待しています。
美惨
鬼を率いるあやかしの美惨は2003年版で夏木マリさんが演じていました。
相当貫禄の必要な役だと思うので、白妙なつさんと予想しました。
ですが、この公演の後に専科へ組替えになる小桜ほのかちゃんのこの役に合うのではと思い始めてます。
桜姫
桜姫は十三代目安倍晴明の娘で出門に首ったけな役なんだそう。
映画版にはなかった役みたいですが、2003年の舞台では高田聖子さんが演じ、かなりコミカルでインパクトのある役のようです。
娘役の役が少ないので、この桜姫がうたち(詩ちづる)かなと思うのですが、それほど突っ込んだ役をうたちにやらせるのかなと思ったりもします。
原作とは設定を変えてくる可能性もありますが。
あるいはほのかちゃん(小桜ほのか)がこの桜姫役かもしれません。
他に笑死という役が路線娘役ができそうな役のようですので、ほのかちゃんが桜姫の場合うたちはこの笑死かな〜
祓刀斎
2003年版で橋本じゅんさんが演じた祓刀斎は刀鍛冶で、出門と信頼関係で結ばれた役なんだとか。
かなり面白い役でもあって、これはこっちゃんと同期のひーろー(ひろ香祐)がぴったりかなと思います。
こっちゃんの宝塚人生最後のお芝居で同期同士の絡みが見られるのは絶対エモいでしょう。
四世鶴屋南北
2003年版で小市慢太郎さんが演じた役、出門の師匠の役。
ベテランの役だと思うので、輝咲玲央さんかなと予想。
十三代目安倍晴明
2003年版では近藤芳正さんが演じていて、出てきたらすぐにやられてしまうらしいですが、とても面白い役なんだそう。
組長のちぐさん(美稀千種)がぴったりかな〜と思います。
こうなるとかのんくん(天飛華音)の役がわからないのですが、鬼御門のメンバーにも活躍しそうな役がありそうです。
全ての配役の発表を楽しみに待ちたいと思います。
それにしてもこのポスターを見るだけでも大人気の公演になるのは必至だと思うので、チケット獲得が難しいのは目に見えてますね〜
チケット獲得に向けて友の会だけでなく貸切公演なども申し込まなくては。
読んで頂き、ありがとうございました。
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