礼真琴の退団公演がついに開幕!最後の宝塚大劇場公演初日ご挨拶(『阿修羅城の瞳』『エスペラント!』初日)

4月19日、とうとう礼真琴の退団公演『阿修羅城の瞳』『エスペラント!』が開幕しました。
初日の終演後から各社ネット記事で写真を見たり、観劇した皆さんのレポートを読んだりして、どんな作品なのか少しわかりました。

これまでの稽古場情報や稽古場レポートなどでは話されていなかったんですが、お芝居の『阿修羅城の瞳』でもショーの『エスペラント!』でもこっちゃん(礼真琴)が客席降りをするんですってね〜
それならば、できれば1階席で観劇したいな〜なんて思っちゃいます。

ショーの黒燕尾ではこっちゃんと95期の2人、こっちゃんと組替えするほのかちゃん(小桜ほのか)、慎くん(極美慎)との絡みがあったり、銀橋のこっちゃんから本舞台にいるありちゃん(暁千星)・うたち(詩ちづる)へ後は任せた的な場面があったりするようです。

お芝居、ショーともにこっちゃんの男役集大成となる作品となっているようで、これは絶対に生で観劇しなくてはと思う気持ちが強くなりました。

そして今日、タカラヅカニュースで初日の模様を見ることができました。

星組 宝塚大劇場公演『阿修羅城の瞳』『エスペラント!』初日

『阿修羅城の瞳』は、ほんの少し見ただけでも『これはすごい!』と思わせられる迫力が!

出門のこっちゃん(礼真琴)はカッコいいだけでなく、コミカルなお芝居もあってそれがもうさすがとしか言えないです。
ちょこっと見ただけなのに笑っちゃいました。

そして着流し姿が色っぽい♡
他のみんなのビジュアルもすごいです。

とくに邪空役の慎くん(極美慎)のカツラが凄すぎてびっくり!
つばきのありちゃん(暁千星)は可愛くて娘役にしか見えないし、いろいろ見どころたっぷりで早く観たくなりました。

『エスペラント!』は稽古場レポートで言っていた通り、どの場面の衣装も素敵で夢々しくて素敵です。

とくに中詰めでの「Mr,ブルー〜私の地球〜」を歌うこっちゃんの衣装がめちゃくちゃいいです♡
これ大好きだな〜
この衣装の時に客席降りするんですね〜

例の男役黒燕尾は残念ながら見せてもらえませんでしたが、話題になっていた初舞台ロケットの前のこっちゃんのタップダンスと、黒燕尾でのソロダンスが観られたのは嬉しかったです。

礼真琴の初日ご挨拶

カーテンコールでは、まず組長のちぐさん(美稀千種)が作品の紹介をした後

「この公演は、とても寂しい気持ちでいっぱいですが、長年星組を導き、輝き続けてきた一番星、星組トップスター礼真琴の退団公演となっております」

と寂しそうな顔で言って、それを受けてこっちゃんが深々とお辞儀していました。
こういう一つ一つが寂しさを実感させちゃいますね〜(涙)

そしてそのこっちゃんの初日のご挨拶。
「一年の中で新しい気持ちになるこの4月に、111期生を加え、星組生も皆一つ学年が上がって初めての舞台でございます」
という言葉から。

劇団☆新感線との初のコラボということに誇りとプライドを持って、そして小柳奈穂子先生と生田大和先生の宝塚への愛情がたっぷり込められた二作品を、最後の日までお客さんと共に駆け抜けていきたいと話し、最初のご挨拶を締めました。
いつもの初日より、なんだか噛みしめるような感じで話していたのが印象的でした。

次のカーテンコールでは、

「初舞台公演ということで、私達も自分の初舞台を思い出しながら初心を思い出し」
までしみじみと言ったところで、急に口調を変えて

「でも!若さに負けずに、明日からもフレッシュに生きていきたいと思っております」
なんて言うので、笑いが起こってました。

ちょっとずつこっちゃん節が出てきてます(笑)
これだけの大所帯(110期生と初舞台生を含めて117名だそう)で舞台に立てること、そして客席にお客さんが座っていてくれることに感謝していると話すのを聞いて、トップになってからしばらくはコロナ禍で出演者数を減らさないといけなかったり、客席も半分しか入れられなかったりしたな〜というのを思い出してました。
本当に今のこの状況は当たり前じゃないんだな〜って。
こっちゃんもあの頃のことを思いながら話していたのでしょうか。

次のカーテンコールでは、

「つい先日まで満開だった花の道の桜も、気がつけば緑ばっかりになってしまいましたが」
と話し始めたかと思うと

「気がついたら、どうしてこんなに暑いのか!?夏が急にやってきました…仕方がない!星組が始まったのだから!」
って(笑)
爆笑と共に大きな拍手も。

やっとこっちゃん節が出てきました(笑)
暑いので劇場内は思いっきり冷房をかけるので、風邪をひかないように寒さ対策はご自身でやってくださいとこっちゃん(笑)
自分たちも体調面に気を付けて千秋楽まで走り抜けたいとも言ってました。

最後の幕が上がった時には、

「お楽しみいただけましたでしょうか!?」
といつもの問いかけをし、客席の拍手に合わせて自らもシャンシャンを持つ手で拍手してました。

「この作品に携わるすべての皆様、支えてくださる皆様に感謝の気持ちを忘れず、そして何よりもこの3時間を一緒に過ごす皆様との時間を噛み締めて過ごしていきたい」
と2階席まで見渡しながら話すこっちゃん。

最後は
「皆様も幸せな気持ちで帰っていただけたら、私はもっともっと幸せでございます」
「明日もどうぞよろしくお願いします」
という言葉で初日のご挨拶を締めたこっちゃんでした。

言葉通り、本当にこの初日の空間と時間を一つ一つ噛み締めているような感じで、そのこっちゃんの表情を見ているとやっぱり最後の公演なんだな〜と思えてきちゃいました。

東京公演の千秋楽の8月10日までは4ヶ月弱ありますが、きっとあっという間にその日が来てしまうんだろうな〜
私もタカラヅカニュースを見ながら、こっちゃんと一緒に一つ一つ噛み締めて過ごしたいと思います。

  

読んで頂き、ありがとうございました。

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