星組『記憶にございません!』『Tiara Azul -Destino-』の東京宝塚劇場公演が10月19日に始まりました。
とうとうなこちゃん(舞空瞳)の最後の公演が始まったな〜という寂しさもありますが、ようやく観られるという嬉しい気持ちが勝ります。
今日のタカラヅカニュースでその初日の模様が放送されました。
星組 東京宝塚劇場公演『記憶にございません!』『Tiara Azul -Destino-』初日
ダイジェスト映像を見て
お芝居の『記憶にございません!』は、宝塚大劇場での初日や千秋楽では流れなかった場面もたくさん流れてちょっと嬉しい気分になりました。
とくにこれまでカットされていたひーろー(ひろ香祐)演じる小野田さんのバーコード頭がたっぷり見られたのが楽しかったです。
黒田総理のこっちゃん(礼真琴)のお芝居は記憶を失った直後の不安でいっぱいな情けないお芝居と、最後の方の自信を取り戻した後のお芝居の違いに大いに感心しました。
早く劇場で生で観たい〜
ショーも星組スターそれぞれの見せ場や中詰めの客席降りの様子などがいっぱい見られて、こちらも早く劇場で観たくなりました。
そういえば、初日を観劇した方のレポートで見たんですが、ショーの中でこっちゃんが花道でピンスポットを浴びるところでトラブルがあって、ピンスポットが当たらなかったんだそうです。
真っ暗な中両手を広げてジャンプしてアピールしたり、その後に「こんなハズじゃなかったのに~」という歌詞を歌う時に照明さんを恨めしそうに見上げるなど、ハプニングを笑いに変えるこっちゃんがさすがだなとまたまた感心しました。
礼真琴の初日ご挨拶
まずは組長のちぐさん(美稀千種)のご挨拶で宝塚大劇場の初日と同じく
「寂しい気持ちでいっぱいですが、星組トップ娘役舞空瞳の退団公演となっております」
と紹介があり、なこちゃん(舞空瞳)がお辞儀しました。
もう本当にいよいよだな〜と寂しさがこみ上げます。
そしてちぐさんから
「史上最悪なダメ総理からカルナバルのスターまで振り幅が広すぎる星組トップスター礼真琴が皆様にご挨拶申し上げます」
とこっちゃんの紹介がありました。
まずは
「宝塚大劇場での公演を経て、心新たにいざ東京へやってまいりました」
と客席を見渡しながら話すこっちゃん。
そしてお芝居は三谷幸喜さんの映画を石田昌也先生が宝塚らしい愛ある演出を加えてくださったと。
ショーの方は竹田悠一郎先生のデビュー作という紹介をした後で
「星組カラーAzul、青色を全面的にこの東京に“押し付けて”まいりたいと思います」
なんて言うので客席から大きな笑いが起きました。
こういうこっちゃんのウィットに富んだご挨拶が大好きです。
次のカーテンコールでは
「皆さん、今日朝起きて外の天気を見た時にあれ?って思いましたよね〜」
と客席に向かって世間話をするこっちゃん(笑)
それまで少し涼しくなってたのに、この日はなんと東京は30度と真夏のような気温でした!
「思いました、私達も!なぜ10月半ばなのに30度!?」
とこっちゃん。その後も
「もうしょうがないよね〜、私達が来たということで、東京がウェルカム体制で待っていてくれたと」
なんて言うので、大きな大きな拍手が起こってました。
宝塚でも星組公演が終わるまで真夏のような熱さが続き、終わった途端少し涼しくなりましたからね〜
星組公演が始まって暑くなるのは仕方のないことなのかもしれません(笑)
それから
「これからね、いつ寒くなるかわかりませんので、お互い体調管理には気をつけましょう」
とまたまた世間話のようなご挨拶をするこっちゃんでした。
最後のカーテンコールでは、専科のまゆぽん(輝月ゆうま)のことを
「大きな大きなお力添えをいただいております」
と言いながら見上げる仕草をして、またまたまゆぽんの大きさを強調しておりました(笑)
それから110期生の組周りの子たちの紹介、そしてなこちゃんはじめ退団者のことに温かい笑顔で触れて
「この仲間たちでできる最高の舞台を千秋楽まで心を込めて務めてまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします」
と安定感抜群のご挨拶に、このご挨拶はやっぱりこっちゃんにしかできないな〜と思いながら見ていました。
初日前記者会見
初日映像の後は、舞台稽古後に行われたトップコンビの記者会見の模様も放送されました。
こっちゃんがお芝居で石田昌也先生が愛のある演出を入れてくださったと言っていましたが、それは最後の場面の台詞に2人がこれまで作ってきた作品が盛り込まれていることですね〜
ショーでも最後にこっちゃんがなこちゃんにティアラを被せるという演出がありますが、皆さんと(退団するなこちゃんへの思いを)噛み締めながらやりたいということも言っていました。
その場面はきっと涙なしでは観られないだろうな〜と今から覚悟しています。
なこちゃんが
「礼さんと2人で踊らせていただく場面がすごく多いのでありがたく感じますし、すごくすごく幸せなので、一回一回を大切に務めたいと思います」
と話している時に隣のこっちゃんがじっと温かい表情でうなずきながら見つめていました。
最後の「思います」はこっちゃんも一緒になって「はい、思います」と記者の人にお辞儀したりして。
プロローグの最初の客席がパッと明るくなる時の客席の反応の話をしていた時にも、何度も2人が見つめ合う場面がありました。
それを見て、やっぱりこのコンビの絆は深いな〜、いいコンビだな〜と思いました。
12月1日にこの2人のコンビが終わってしまうのは今さらながら寂しくて仕方ありません。
…と言ってても仕方ありません(泣)
観劇する時にはことなこコンビを脳裏に焼き付ける程にしっかりと観て来たいと思います。
読んで頂き、ありがとうございました。
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