今日宙組公演『Le Grand Escalier』のポスター画像がようやく公開されました。
ショーのみという異例の公演ということで、ポスターもかなり通常とは違うものとなりましたね。
ですが、公演名の『Le Grand Escalier』の通り大階段の上でポーズを取るトップコンビの姿がとても素敵なポスターだなと思いました。
さて、6月16日に星組公演『BIG FISH』が幕を閉じました。
当日、観劇された方たちのレポートで少し様子を知ることができましたが、今日のタカラヅカニュースでようやく映像で見ることができました。
星組 東急シアターオーブ公演『BIG FISH』千秋楽カーテコールの様子
当初から「著作権上の都合により千秋楽は挨拶のみの放送となる」と案内されていた通り、この千秋楽のニュースは舞台映像は全くなく、カーテンコールのみでした。
初日やリッパ氏が来られた時のニュースで舞台映像が少しですが流れたので、できれば千秋楽も少しでも見せてほしかったというのが正直な感想です。
ま、いろいろ契約上の制約があるんでしょうね〜
まずは副組長の白妙なつさんのご挨拶から。
この公演で退団する星影ななちゃんを紹介した時に、星影ななちゃんの隣の大希颯くんと御剣海くんが涙を流していたのが印象的でした。
大希颯くんは同期ですもんね〜
そして観劇した皆さんのレポートでは、なつさん(白妙なつ)が次回公演に触れて
「アメリカの片田舎のサラリーマンから一国を背負う総理大臣まで、トップスターの振り幅もお楽しみください」
と言ったそうですが、そこは丸々カットされていました。
その時のこっちゃん(礼真琴)の仕草や表情を見たかったので残念。
礼真琴より嬉しいお知らせ
こっちゃん(礼真琴)はまずお客さんへの感謝の気持ちを述べた後、幕の後ろで生で演奏しているオーケストラの皆さんを紹介しました。
私が観劇した回も指揮の御崎恵先生をはじめとする『BIG FISH』スペシャルオーケストラの皆さんを紹介していましたが、今回は全員を舞台上に呼んでいました。
これまで全く顔が見えなかったオケの皆さんの顔がようやく見えましたが、こうやって出演者と一緒に舞台に上がれてオケの皆さんも嬉しかったんじゃないでしょうか。
そしてそのオケの皆さんの演奏とアンドリュー・リッパさんの音楽に包まれて幸せな日々だったこと、リッパさんに観劇してもらえて嬉しい言葉をいただけたことも大きな財産となったと話すこっちゃん。
その流れで
「ここで一つ皆さんにお知らせがあります」
と勿体つけたように話し始めると、出演者たちや客席からざわめきが…
老年期のエドワードのような話し方になって
「熟考した結果、この度、この公演の音楽配信が決まりました!!」
って!
その途端舞台上からも客席からも悲鳴のような喜びの声が上がってました。
千秋楽を観劇した皆さんのレポートで知ってはいましたが、実際にこのみんなの飛びはねて喜ぶ姿を見ると、改めて本当によかったね〜という思いがこみ上げました。
こっちゃんは
「毎日魂を込めて歌わせていただいた曲をこうしてまた皆さんに聴いていただける機会ができたことが信じられないくらい幸せです」
としみじみ言っていました。
詳細は後日宝塚クリエイティブアーツより発表されると言った後で、慎くん(極美慎)の方を見ながら
「これはウィル、作り話じゃないよ」
って(笑)
言われた慎くんも拍手しながら「よかった」と言っていたのが、お話の中のエドワードとウィルを思わせる実に微笑ましい光景でした。
退団する星影ななの音頭で星組パッション!
こっちゃんからも退団者の星影ななちゃんの紹介がありました。
こっちゃんは105期の文化祭の映像を見たことがあるそうなんですが、その時の一人で堂々とソロを歌う姿にすごいな〜と思ったそうなんです。
そしたら星組に来てくれたって。
「この先の人生もずっと応援しています」
と温かい言葉を贈っていました。
そして、恒例の“星組パッション!”はその星影ななちゃんの音頭でやることになりました。
「熱いぜ!」
「星組〜!」
「燃えろ!」
「星組〜!」
「進め!」
「星組〜!」
「星組〜、パッション!!」
と“星組パッション!”で舞台上も客席も大いに盛り上がりました。
父の日
この日6月16日は父の日でした。
なつさんのご挨拶でも話題にのぼっていましたが、最後のカーテンコールでその話になり、
開演前に“息子たち”からサプライズのプレゼントをもらったと嬉しそうに話すこっちゃん。
エドワードの息子はウィル一人ですが、ヤングウィルの茉莉那ふみちゃんと大人になったウィルの慎くん(極美慎)の2人からもらったんでしょうね。
「パパ、朝からすごく幸せでしたし、全国のパパさんへいつもありがとうと伝えたいですね」
って。
実はここで、劇中でエドワードがウィルに「サッカーなんかスポーツじゃないよ」と言ってることについて、個人的にはごめんなさいという気持ちだったと話したそうです。
「サッカーは素晴らしいスポーツです」
と言った上で
「CSさん、ここはカットで」
と指でチョキチョキしてたんだとか。
その言葉通りカットされちゃったんですね〜、見たかったな。
私も観劇した時にサッカー選手の娘であるこっちゃんにあんな台詞言わせるなんて酷だな〜と思ったんですよね。
父の日のこの日にこっそりお父さんにごめんなさいしたこっちゃんがなんとも愛おしいです。
どんな悲劇の公演でもカーテンコールは温かい雰囲気ですが、このカーテンコールは『BIG FISH』の世界観そのままの本当に温かい大盛り上がりのカーテンコールでした。
音楽配信決定という嬉しいお知らせがあったことも大盛り上がりにつながったのかもしれませんね〜
改めてこの素晴らしい作品のあの素晴らしい楽曲たちが残ることが嬉しくてなりません。
観劇できた人はその時の感動を再び味わえますし、観劇できなかった人もこの公演の素晴らしさに触れることができますからね。
こっちゃんはじめ星組『BIG FISH』メンバーの歌は素晴らしかったです!
読んで頂き、ありがとうございました。
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