マイティー(水美舞斗)が主演する『RED STONE』が6月20日にKAAT神奈川芸術劇場で初日を迎えます。
6月29日の千秋楽の後は、7月10日から15日までシアター・ドラマシティでも上演されます。
この公演はマイティーが専科から宙組へ組替えして最初の公演で、他に月組から来たおはねちゃん(きよら羽龍)と、花組から来たゆゆちゃん(二葉ゆゆ)も一緒に出るということで注目されていますね。
この公演の稽古場レポートはそのゆゆちゃんと、おはねちゃんと同期のみれちゃん(梓唯央)が、スカイ・レポーターズのりっつ(若翔りつ)と3人で見どころなどについて語りました。
宙組 KAAT神奈川芸術劇場公演 『RED STONE』 稽古場レポート
出演メンバー
二葉ゆゆ:キャサリン
マイティー(水美舞斗)演じるアレックスがヴォードヴィリアンとして働くミュージックホール「PALLADIUM」の赤毛の踊り子キャサリンを演じるのがゆゆちゃん(二葉ゆゆ)です。
この「PALLADIUM」には個性的な面々がいて、その中には男の子4人組のバンドがいるんだそう。
いつもスキャットをしているので「スキャット野郎」と名乗っているそうで、メンバーはスペンサー(亜音有星)、トム(真白悠希)、パディ(大路りせ)、サイモン(奈央麗斗)。
愉快な4人組で、お客さんも虜になっちゃうんじゃないかってことでした。
それと、ゆゆちゃんがいつも一緒にいる女の子たちがキキ(山吹ひばり)、アグネス(風羽咲季)、マリーアン(花恋こまち)で、噂好きで夢見がちで常にキャッキャしている4人娘なんですって。
ゆゆちゃんのキャサリンは、アレックスが持つ陽のパワーやオーラを一緒にまとって、陽気に毎日を生きていきたいと思ってる女の子のようです。
梓唯央:ベン
みれちゃん(梓唯央)が演じるのはイギリス人労働者のベンです。
労働者達の場面は薄暗い感じで、イギリスの格差社会の構図を色濃く表せる場面で、泥臭く表現していきたいと話していました。
這いつくばっても力強く生きる労働者が表現されているかっこいいナンバーもあるそうです。
組替えしてきた同期のおはねちゃん(きよら羽龍)とは約8年ぶり。
大人になったな〜と感じていて、毎日新鮮に感じて刺激的だと言っていました。
ここでは話が出ませんでしたが、おはねちゃんが演じるバーバラがこの作品のヒロインということになるんですよね。
8年ぶりに共演する同期がヒロインだというのも嬉しいものでしょうね〜
見どころの場面
水美舞斗と鷹翔千空の立ち回り
みれちゃんはマイティーやこってぃ(鷹翔千空)と立ち回りでやり合うシーンもあるそうで、「水美さんの立ち回りがリアルで本当に素晴らしい」と感心していました。
あんまり詳しくは話せないということですが、マイティーのアレックスがとにかくかっこいいそうです。全部やっつけちゃうって言ってました。
それとこってぃ演じるジーノ、こちらも詳しくは言えないそうなんですがw、バッグを使っていろんな戦い方をするそうなんです。
そこはお楽しみにということでした。
謝珠栄先生の振付
他に見どころは、今回作・演出・振付を担当する謝珠栄先生の振付。
流れるような、おしゃれで、心が見えるような振付が素敵なんだそうです。
一幕に有名人が集まるサロンにPALLADIUMの踊り子たちがゲストとして出演する場面があって、階級の差というのを一曲の中で表現する難しい場面でもあるけれども、そこも見どころの一つのようです。
もう一つ二幕の最初にある赤シャツ隊のダイナミックなダンスと、そこからまたダイナミックな立ち回りにつながるのも見どころなんだそうです。
謝珠栄先生の振付は私も大好きなので、どんな場面になっているのか楽しみです。
フィナーレ
この作品にもフィナーレがあるそう。
娘役の踊りから始まって男役も加わるそうですが、ここの男役のお衣装が黒とティファニーブルーで素敵な色なんだとか。
それと下はスパッツって言ってましたが、どんなお衣装なのかな〜
宙組ではあまりしたことのないスタイルだということでした。
本編でマイティーが歌っている曲を娘役たちが踊り、途中からマイティーも一緒に踊るというのがとても幸せだとゆゆちゃん。
フィナーレでのマイティーのダンスも楽しみの一つとなりそうです。
今回の稽古場レポートでは主人公のアレックスの過去や、高翔みず希さん演じるドクター・カニンガムとの関係、タイトルにもなっている“赤い石”についてなど、ストーリーに関する話は何も出ませんでした。
そこは見てのお楽しみということなんでしょうか〜
あらすじを読むと、ファンタジー要素やミステリー要素もあるみたいなんですが、ポスターがどちらかというとポップな感じなので、いったいどういう作品なのか気になります。
ポスターのポップな色合いに比べてマイティー(水美舞斗)の表情が暗めなのが作品の雰囲気を表しているのかなとも思いますが。
まずは6月20日の初日が開けてからの観劇した皆さんの感想と、タカラヅカニュースの初日映像を待ちたいと思います。
読んで頂き、ありがとうございました。
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