2月6日に月組『ゴールデン・リバティ』の東京宝塚劇場での新人公演が行われました。
109期の翔ゆり愛くんは残念ながら本公演も休演中で、新人公演も出られませんでした。ぱるくん(礼華はる)が本役のディーンという役に決まっていました。
新人公演トークにも出演していたのに出られなくなってしまって本当に残念です。
早く元気になって復帰できますように。
さて、タカラヅカニュースでその新人公演の模様を見ました。
今回主演を務めた105期のきどくん(七城雅)は『応天の門』から2年ぶりの新人公演主演でした。
『応天の門』の時も初主演とは思えないほど堂々としていましたが、2年経ってまたさらにしっかりと成長した姿が見られました。
月組 東京宝塚劇場『ゴールデン・リバティ』新人公演
ダイジェスト映像を見て
七城雅:ジェシー(本役 鳳月杏)
主演のジェシーを演じたきどくん(七城雅)。
初主演の『応天の門』では菅原道真という少年の役でしたので、童顔が活かされてぴったりな役だなという印象でした。
今回演じたジェシーは本役のちなつちゃん(鳳月杏)が落ち着いた大人の男性を色気たっぷりに演じていたので、かなり難しい役だったと思います。
でもやはり前回から2年経って、その間にいろんな役を経験したからでしょうね〜
こういう色気のある男性の役も演じられるようになったんだな〜と驚かされました。
もちろんちなつちゃんとはまた違う雰囲気ですが、包容力のある大人なジェシーでした。
銃さばきもかなり練習したんでしょう、すごくカッコよかったです♡
美渦せいか:アナレア(本役 天紫珠李)
ヒロインのアナレアを演じた美渦せいかちゃんは108期で今回新人公演初ヒロインです。
ソロの歌もとてもよくて、初ヒロインを一生懸命頑張っていました。
丸顔で童顔なのがきどくんとよく合ってました〜
真弘蓮:ライマン(本役 風間柚乃)
今回2番手役のライマンに抜擢されたのは104期のまっぴー(真弘蓮)です。
最近小劇場公演で目立つ役を任されていて、とくに前回の『BLUFF』でのコステロ役はものすごく印象に残る役でした。
今回はおだちん(風間柚乃)が本役のライマン役で、お化粧を研究しているようですごくカッコよかったです。
下級生の男役を紹介する番組「ヒトトナリ!」で今回ゲストで出ていましたが、その中でお化粧がすごくうまいと言われていたのがなるほどという感じでした。
今回で新人公演卒業なので、これからどんどん本公演でも大きな役が付くのではと期待しています。
七城雅のさらにしっかりとしたご挨拶
カーテンコールではまずこの新人公演の長のおはねちゃん(きよら羽龍)のご挨拶から。
おはねちゃんはこの公演の後3月10日付けで宙組へ組替えすることが発表されています。
そのおはねちゃんのご挨拶で「この場に立つことができなかった新人公演メンバーの思いと共に」と休演している翔ゆり愛くんの事にも触れられていました。
そして、きどくん(七城雅)のご挨拶。
「どれだけお稽古してもたくさん考えても、不安な事やまだまだできるんじゃないかという思いは尽きませんが、ここにいる仲間がいつも私の背中を押してくれました」
と仲間たちとの絆を強調しました。
それから
「今しかできないこのメンバーで作品と向き合い、一つの目標に向かってお稽古をした時間、そしてみんなで本日舞台を作り上げられたことは、金貨何枚分にも代え難い大切な時間となりました」
と作品の内容をもじって言ったりもしました。
こういうところ余裕が感じられます。
次のカーテンコールで
「本日まで私たちを引っ張ってくださった104期の方々が今回で新人公演を卒業されます」
と切り出したので、その言葉を聞いた104期のみんながニコニコしていました。
「しっかりと思いを引き継ぎ、そして月組の一員としてお客様の心に残る素敵な舞台をお届けできる舞台人になれますよう精進してまいります」
と最後までずっと大きな声で元気よく挨拶していたのが印象的でした。
そういえば、先日の月組トップスター突撃レポートでちなつちゃん(鳳月杏)が月組のみんなは声が大きくて賑やかだって言ってましたね。
このきどくんの声の大きさはデフォルトなのかな?(笑)
上に書いた3人以外にもいろんな役でメンバーが活躍していて、宝塚大劇場での新人公演からさらに成長したのを感じました。
今後も月組若手メンバーの活躍も楽しみです。
読んで頂き、ありがとうございました。
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