花組105期の美空真瑠、新人公演初主演の堂々としたご挨拶(花組 宝塚大劇場 『エンジェリックライ』新人公演)

先週10月24日に花組『エンジェリックライ』の新人公演が行われました。
タカラヅカニュースでその模様が放送されました。

前回の『アルカンシェル』では東京のみだった新人公演ですが、今回の『エンジェリックライ』では宝塚と東京の2回やれるのは本当によかったです。

そして今回初主演を射止めたのは105期の美空真瑠くん。
まるくん(美空真瑠)といえば、『巡礼の年』の少年リスト役で注目を浴び、その後も本公演でなかなかおいしい役を任されてきました。

スター候補生揃いの105期ですが、まるくんの主演はまだかな〜と思っていたらようやくひとこちゃん(永久輝せあ)のお披露目公演で主演に選ばれて私も嬉しかったです。

というのも…

『ENCHANTEMENT』を花道横の席で観劇した時にすぐ横に立ったまるくんと目が合った時にニヤリとされて心臓を射抜かれたという過去があるからです(笑)
あの時からずっと注目しています。

花組 宝塚大劇場 『エンジェリックライ』新人公演

ダイジェスト映像を見て

やんちゃな天使アザゼル役は可愛らしいお顔のまるくん(美空真瑠)にぴったりだなと思いました。

それにしてもまるくんは達者ですね〜
コミカルなお芝居も上手だし、銀橋でシリアスに歌い上げるソロ歌唱もとってもよかったです。

そして同じく105期で初ヒロインの初音夢ちゃん、声が澄んでいて可愛らしく、顔もとっても可愛らしい。
これからの活躍が楽しみです。

もう一人波線上の役フェデリコを演じたのも105期の夏希真斗くんです。
175cmの恵まれた体格で、かちゃ(凪七瑠海)の役を堂々と貫禄たっぷりに演じていました。

その3人の他におおっと思ったのはほのかちゃん(聖乃あすか)のラウロを演じた106期の鏡星珠くん。
一瞬ほのかちゃんかと思ったほどお化粧が似ています。

悪魔の役なのでお化粧が特殊で、かなり研究したんだろうなと思います。
きっとほのかちゃんからアドバイスもあったんでしょうね〜
お芝居も悪魔らしくて怖い怖い。

他のキャストに関してもダイジェストで観ただけでもレベルの高さが伺えて、全編観たくなりました。

美空真瑠のご挨拶

まるくんのご挨拶も初主演とは思えないほど堂々とした立派なご挨拶でした。
諸先生方やスタッフの皆さん、上級生、そしてお客さんに感謝の気持ちを述べて、お客さんについては

「皆様の拍手や手拍子の一つ一つが本当に嬉しく、たくさんの勇気をいただき、こうして無事に新人公演の舞台を最後までさせていただくことができました」

と真摯な言葉で感謝を表していました。
その後の

「この宝塚大劇場での新人公演も成長過程ではなく、一つの舞台として観に来てくださったお客様に心から楽しんでいただける舞台をお届けしたい」

という言葉に感心。
下級生といえどもプロ意識を持って舞台に臨んでいる姿勢を言葉にできたのがすごいことと思いました。

でもやっぱり課題はたくさんあるので、もう一度ある東京の新人公演でさらにさらにもがいて成長していきたいって。
う〜ん、素晴らしいです。

次のカーテンコールでは

「こうして本番を終えて一番に感じたのは、やはり舞台とは特別な場所だなということ」

と話し、スタッフの皆さんや観に来てくださる方、そして出演者一人一人の思いが重なり合って舞台は成り立っているんだということを改めて感じたと。
そして

「明後日からの本公演も大好きな花組の一員としてますます成長できるように務めてまいりますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします」

という言葉でご挨拶を締めました。
選ぶ言葉がありきたりでなく、なかなか新人公演のご挨拶では聞けない言葉だなと感心しました。

『アルカンシェル』の時の新人公演トークでも感じたんですが、まるくんって考え方もしっかりしていて、可愛い顔をしているのに中身は下級生離れしてると今回また思いました。
今後も注目していきます。

  

読んで頂き、ありがとうございました。

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