美空真瑠、新人公演主演のしっかりしたご挨拶(花組『エンジェリックライ』新人公演)

花組『エンジェリックライ』の東京宝塚劇場での新人公演が12月19日に行われました。

この公演から花組も宝塚大劇場と東京宝塚劇場の2回新人公演をすることができています。
今回主演を射止めたのは105期の美空真瑠くん。

宝塚大劇場での新人公演を経験して、さらに課題に向き合うことができてよかったなと思います。

今日のタカラヅカニュースでその新人公演の模様を見ることができました。
まるくん(美空真瑠)は宝塚の新人公演ですでに達者だな〜という感想を持ちましたが、東京に来てまたさらに成長を感じました。
まるくん以外のメンバーもすごくよくて、レベルの高さが感じられました。

宝塚大劇場での新人公演の模様はこちらです。

花組105期の美空真瑠、新人公演初主演の堂々としたご挨拶(花組 宝塚大劇場 『エンジェリックライ』新人公演)

花組 東京宝塚劇場『エンジェリックライ』新人公演

ダイジェスト映像を見て

今回は劇場で本公演を観た後なので、ダイジェスト映像でもストーリーがよくわかるのがいいです。
本公演のキャストとも比べることができました。

まるくん(美空真瑠)のアザゼルは本役のひとこちゃん(永久輝せあ)の真似をしていなくて、まるくんらしいアザゼルだなという印象。
それがとてもいいです。

そして、今回のダイジェスト映像ではアザゼル・エレナ・フェデリコ・ラウロといった主要キャストだけじゃなくて、天帝様の天城れいんくんやアズラエルの美羽愛ちゃんの見せ場も見られました。
二人とも本公演でも大きな役を任されているだけに、新人公演離れした堂々とした演技でした。

美空真瑠のご挨拶

終演後はまずは今回の長のれいんくん(天城れいん)のご挨拶からでしたが、このご挨拶があまりにしっかりした素晴らしいご挨拶だったのに感心しました。
前回の『アルカンシェル』の新人公演では長で主演だったれいんくん。
あの時は涙のご挨拶でしたが、今回は落ち着いていて、ご挨拶の内容も研7とは思えないほどしっかりしています。

「できないことを練習する、知らないことを知りたいと思う。得意もあれば不得意もあり、すぐにできる人もいれば、そうでない人もいる」
「それでも温かく導いてくださる先生方、上級生の方々の元、教わるということ、そして自ら考えお稽古することを通して芸を磨く日々を送らせていただいております」

という言葉はやはり長の期だからこそ出てくる言葉でしょうね。

そして、主演のまるくん(美空真瑠)のご挨拶もまた素晴らしかったです。

「長の期の方を中心に学年の壁を越え、それぞれが意見を出し合いながらより良い作品を作りたいと一人一人が一生懸命に役や作品と向き合う姿に私自身が一番勇気をもらっていました」

「どんな時も宝塚を愛し、お客様にたくさんの愛をお届けできる舞台人でありたいと、己に過信することなく努力を重ね、仲間を信じ己を信じ、これからも精進してまいります」

とまっすぐ前を向いて力強く話すまるくん、本当に立派でした。

次に幕が上がった時には、今回で新人公演を卒業する104期のメンバーに触れ、

「大好きなたくさんお世話になった一個上の方から教わったことを受け継いで、次回からの新人公演もしっかりと引っ張っていけるよう、みんなで助け合いながら頑張ってまいります」

と話す時に長のれいんくんがその言葉を噛みしめるように頷いたのが映りました。
104期から105期に受け継がれる瞬間を見たようで、胸にぐっときました。

  

読んで頂き、ありがとうございました。

ブログランキングに参加しています。クリックして頂けるとうれしいです。
クリック先はブログランキングなので、他の宝塚歌劇のブログをご覧になれます。

にほんブログ村 演劇・ダンスブログ 宝塚歌劇団へ
にほんブログ村

 


宝塚歌劇団ランキング