真風涼帆のゆる〜いカーテンコール(宙組宝塚大劇場公演千秋楽)

9月26日は宙組宝塚大劇場公演の千秋楽でした。
平日で残念ながらライブ配信は観られなかったんですが、Twitterなどで劇場やライブ中継・ライブ配信で観た方たちの感想を読んで感動しておりました。

今日のタカラヅカニュースで、千秋楽の様子を垣間見ることができて、ちょっとだけ感動を共有できました。

宙組 宝塚大劇場公演が無事に千秋楽を迎えました

お芝居の『HiGH&LOW -THE PREQUEL-』 ショーの『Capricciosa!!』もすご〜く評判がいいこの公演。

結局原作のドラマも映画も予習しないままでここまで来てしまったので、ダイジェスト映像を見ても内容はいまいちわからないのですが、カッコよさ、楽しさはわかります。

連日Twitterでアドリブの紹介がされてるのを楽しみに読んでいましたが、今日のタカラヅカニュースで山王連合会の3人組の自撮りのアドリブが流れてたのが嬉しかったです。

ショーもどの場面もため息が出るほど素敵で、早く劇場で観劇したくなりました。

退団者のあーちゃん(留依蒔世)がソロで歌う場面で大きな拍手が起きていたのにもまた感動でした。

真風涼帆のほっこり明るい千秋楽ご挨拶

退団者5名の大階段を降りてのご挨拶の後、ゆりかちゃん(真風涼帆)が千秋楽のご挨拶。

その前のあーちゃん(留依蒔世)のご挨拶の声がめちゃくちゃイケボで、おまけに客席の笑いも誘う秀逸のご挨拶でしたので、どうにもやりにくそうな感じで始まりました(笑)

「留依の後にどのような声でご挨拶したらいいかとすごく考えあぐねていたんですけれど、あの、こんな声でいこうかなと思います」

と話し、ゆりかちゃんも初っぱなから客席の笑いを誘っておりました。
その後は普通に千秋楽のご挨拶を。

宙組は今回止まることなく完走できたのでゆりかちゃんの口調も明るいですが、やっぱりこうやって無事に千秋楽を迎えられたことにはグッとくるものがあったようです。

そして、『HiGH&LOW』という作品が宝塚ファンにどう受け止められるかという思いはあったけれど、いざ始まってみると多くの反響をいただいたという話をしました。

「宝塚歌劇をご存知ない『HiGH&LOW』ファンの皆様にもたくさんお越しいただき、ショーの『Capricciosa!!』も気に入っていただけたというお声をたくさんいただけました」

と言ってました。
本当に連日Twitterではこの公演で初めて宝塚を観たという人がショーの『Capricciosa!!』もすごく面白かったと言っているのをたくさん目にしました。

『HiGH&LOW』ではあんな怖い役だった人が、ショーではキラッキラに輝いていたとか…

ずんちゃん(桜木みなと)については、あんなに病弱のスモーキーだった人が元気いっぱいに踊りまくっていてびっくりしたという声もいっぱい目にしました。

あと、ROCKYの人(芹香斗亜)はショーに出てなかったよね〜と書いてる人もいて(笑)、宝塚を知らないハイローファンの人の感想が新鮮でした。
そういう声はゆりかちゃんたち宙組生にも届いてるんですね〜
ハイロー目当てで観に来た人が、これを機会に宝塚にハマってくれると嬉しいです。

次のカーテンコールでは、映画館でのライブ中継やお茶の間でライブ配信を観ている人にも呼びかけてくれて、

「映画館の皆さん、お茶の間の皆さん、楽しんでくださっていますでしょうか〜?」

と力いっぱい手を振ってくれました。
その手の振り方がすごく可愛いかったんですが、こういうところにほっこりさせられるんですよね。

ライブ中継やライブ配信を観て応援してくれるファンに対して

「これからもその感謝の気持ちをさらに大きな愛でお返しできるよう精一杯務めてまいります。本日は本当にありがとうございました!」

と感謝の言葉を送っていました。

恒例の退団者の一言

次のカーテンコールでは、恒例の退団者からのもう一言のコーナーです。

ところで、最近昔のトップさんの退団公演の千秋楽を順番にスカイ・ステージで放送しているのですが、10年ちょっと前の千秋楽では退団者からのもう一言のコーナーはなかったんですね〜
いつぐらいから始まったんでしょう?

今ではどの組でも当たり前にやってますね。
雪組の水夏希さんが退団者一人一人に向けて言葉をかけていたのは記憶にあるんですが…

花城さあや(101期)

「ではさあやからお願いします」

とゆりかちゃんからふられ、

「この景色を一生忘れません!本当にありがとうございました!」

花城さあやちゃんが可愛く叫びました。

惟吹優羽(101期)

次はいっぷー(惟吹優羽)の番で

「皆さんに出会えたことが何よりの財産です。皆さん愛してます!ありがとうございました」

とまたまた元気な一言です。

琥南まこと(100期)

ゆりかちゃんから

「はい、こなんちゃん」

となぜかちゃん付けで呼ばれて笑いが起こってました。
こなんくん(琥南まこと)本人もちゃん付で呼ばれるとは思ってなかった感じです(笑)

「無事この日を迎えることができて本当に幸せです。ありがとうございました!」

と100期生のこなんくんまでは初々しい感じです。

希峰 かなた(99期)

わんた(希峰 かなた)からは年季が入った感じになってます(笑)

「幸せ過ぎて血が騒いでおります!」

と、こなんくんまでとは全然違う〜

「皆さん大好きです!ありがとうございました」

とニッコニコ。
それを見てゆりかちゃんが可愛くガッツポーズをしてました、なぜか可愛く(笑)

留依 蒔世(97期)

最後はあーちゃん(留依蒔世

「じゃあ、あーちゃんいきましょう。いい声で言っちゃってください」

って、さっきの退団ご挨拶のイケボを受けてのゆりかちゃんからのフリです。

「本当にこの公演が完走できていることが奇跡だと思って。本当にありがとうございます」

と言うあーちゃんの言葉に客席からあったかい拍手。
もうね、本当にそうですよね〜
今のこの状況下では完走できることのほうが珍しいことになっちゃってます。
そして、おもむろに

「そしてですね〜、私たち愉快な退団同期、この舞台で叫びたいことがございます。よろしいでしょうか?」

って言い出すあーちゃん。
で、5人でそろって男前に

「俺たちは!ムゲンだ〜!!」

と叫びました。
最後までハイローな退団者たちにゆりかちゃんも大喜びで拍手してました。

「いいじゃん、よかったよ。すごい、ねえ」

とここで幼稚園の先生になっちゃったゆりかちゃんに

「ちょっと打ち合わせしておりました」

と説明するあーちゃん。

「考えてたの?そう〜」

と退団者たちに話しかけながら「可愛らしい」なんて言ってくれるゆりかちゃんにあーちゃんも照れて「やだ〜」とか言ってて。
なんだこのほっこり空間は!?という状態になっておりました(笑)
この独特の雰囲気が今の宙組の千秋楽のカーテンコールですよね〜

「奇跡のような1ヶ月間」

その後のゆりかちゃんの言葉

「皆んなの姿をこうして見ていただけたこと、今日までこのメンバーで公演できましたこと、本当に嬉しく思っております」

が一番気持ちを表しているな〜と思いました。
組を率いる立場として千秋楽に退団者の晴れ姿をお客さんに見てもらえること、そして残念ながら休演者はいるものの、ほぼ全員で公演できたことは何より嬉しいことでしょう。

その後にも

「こうして無事千秋楽を迎えることができ、本当にホッとしています」

だったり

「本当に奇跡のような1ヶ月間だったな〜とあらためて感じております」

という言葉がありましたが、まさに今のゆりかちゃんの気持ちでしょう。
最後は

「応援してくださる皆様がいてくださったからこそ今日まで走り抜けることができました。ただただ感謝の気持ちでいっぱいでございます。本日は本当にありがとうございました」

と言う言葉で締めました。

なんとしても東京公演も宝塚大劇場と同じく無事に完走できて、退団者たちにも出演者全員にも幸せな景色を見せてあげられたらいいなと思います。
またまた奇跡が起こりますように!

  

読んで頂き、ありがとうございました。

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