礼真琴への愛がいっぱいの舞空瞳のサヨナラ特別番組

10月26日にファーストランだった舞空瞳サヨナラ特別番組を視聴しました。

今でもなこちゃん(舞空瞳)が先に辞めてしまうのが残念でしょうがないんですが、こっちゃん(礼真琴)と2人で決めたことだということで納得しつつもやっぱり寂しいです。

舞空瞳サヨナラ特別番組「Precious memories ~舞空瞳の軌跡を辿る~」

これまで放映されてきた各スターのサヨナラ番組と同じく宝塚大劇場での千秋楽の際の思いから話し始めるなこちゃん(舞空瞳)。

その中でサヨナラショーに込めたこだわりや、退団ご挨拶の時のお花渡しの時の話が聞けたのが本当によかったです。

番組ではこれまでの宝塚人生を振り返ってその時々の思いを話す以外にゲストを招いてトークするコーナーもありますが、今回はなこちゃんの役を新人公演でやった下級生娘役5人とのトークでした。
それぞれの新人公演当時の裏話の他に、5人が知っているなこちゃんの可愛いエピソードなんかも聞けて楽しいコーナーでした。

そして最後に宝塚への思い、娘役への思い、相手役のこっちゃんへの思いを語るなこちゃんの言葉には胸が熱くなってしまいました。

舞空瞳のこだわりの詰まったサヨナラショー

「舞空瞳サヨナラショー」にはなこちゃんのこだわりがいっぱい詰まっているそう。
ファンの皆さんにもこんな作品があったな〜とかストーリーを振り返ってもらえるような構成にしたかったと。

『めぐり会いは再び』のソロ曲で「たった一人の王子様」という歌詞を歌った後でこっちゃん(礼真琴)が大階段を下りてきて、そこから2人のデュエットが始まる流れは絶対にやりたいと思って考えたって話してました。

それと『ディミトリ』のデュエット曲を歌いたいというのもずっと思っていて、それを構成を考える時点でこっちゃんにも伝えて実現させたとか。

他にも娘役だけで大階段での場面を作ることに憧れがあって、それで娘役だけで『王家に捧ぐ歌』のスゴツヨソングをやったり、大好きな『ル・ポワゾン』の「アシナヨ」の振りを取り入れたりと、昔から宝塚ファンだったなこちゃんならではのこだわりが詰まっていたようです。

そんなサヨナラショーの裏話が聞けたのは嬉しいことでした。

お花渡しの時の礼真琴からの言葉

サヨナラショーのこだわりの話の他にも、お花渡しの時のことが聞けたのもよかったです。

組からのお花をこっちゃんから渡してもらった時に「よく頑張りました」って言ってもらったんですって。

その後に同期の天飛華音くんから渡してもらった時にはもう顔が涙でぐちゃぐちゃになっていたとか。
今思い出しても泣きそうになると話すなこちゃんに、聞いているこっちまで泣きそうになっちゃいました。

他にもタカラヅカニュースではカットされてしまっていた緞帳前の2人のやり取り、

「今こんなに満ち足りた気持ちでいられるのは琴さんのおかげです」

と言って泣いてしまったなこちゃんに

「やめなさいよ〜」

とおでこをペチッとしたシーンが見られたのもこの番組のおかげです。ありがとうございます。

舞空瞳の礼真琴への思い

宝塚大劇場の千秋楽の話や、星組に来てからの公演の思い出を語る時にも何度も何度もこっちゃんへの感謝の思いを口にしていましたが、最後に改めて相手役礼真琴への思いを語りました。

「どんな私も絶対に手を離さずにここまで導き続けてくださった」

「誰よりも私の正直な部分を知ってくださっていて、そうやってさらけ出せたのも礼さんの大きさあってのことだと思う」

「礼さんとの出会い、ご一緒させていただいた日々に心から感謝している」

「礼さんが目指している舞台のクオリティに自分も同じだけの気持ちを持って付いて行きたい」

と涙で声を震わせながら話すなこちゃんにこちらもウルウル。
トップコンビに就任した直後にコロナ禍になって舞台が中断したり、その後も公演が中止になるなど厳しい時を一緒に歩んで乗り越えてきた2人ならではの深い絆があるんだな〜と胸が熱くなった番組でした。

私もこれから星組公演を観劇しますが、この番組で語られたなこちゃんの思いを心に留めてことなこコンビの姿をしっかりと目に焼き付けたいと思います。

  

読んで頂き、ありがとうございました。

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