一之瀬航季チームの『殉情』も無事に初日を迎えました!

10月30日にバウホール公演『殉情』の一之瀬航季バージョンが初日を迎えました。

帆純まひろバージョンがとても評判がよかったので、はなこ(一之瀬航季)のバージョンも楽しみにしてました。
今日のタカラヅカニュースではその初日の模様が放送されました。

一之瀬航季チームのお芝居も素晴らしい

初日のダイジェスト映像は、ホッティー(帆純まひろ)バージョンと同じ場面もありましたが、全体的に違うシーンが多かったように思います。
なので、興味深く観ることができました。

それにしても、はなこ(一之瀬航季)の佐助いいですね〜

ホッティーの佐助も素晴らしいなと思ったんですが、はなこの佐助もまた全然違ってすごく素敵です。
日本物のお化粧が映える顔立ちですね。

元々お芝居の上手な人なので、心情が手に取るようにわかります。

そして春琴役の美羽愛ちゃんは『はいからさんが通る』の新人公演ではなことコンビを組むはずが中止になってしまい、今回再びコンビを組んでリベンジにですね。

ホッティーバージョンの朝葉ことのちゃんの春琴もお芝居、歌ともに実力を感じましたが、美羽愛ちゃんは『元禄バロックロック』新人公演ヒロインをはじめ大きな役を経験しているだけあって貫禄十分。
堂々たる春琴役でした。

あと、今回は前回ほとんど映ってなかった全日程出演メンバーのお芝居もけっこう流れて嬉しかったです。

春琴のお父さんのビック(羽立光来)やお母さんのあおいさん(美風舞良)のお芝居はさすがでした。
もう一人全日程メンバーで利太郎役のとわくん(峰果とわ)が要所要所でお芝居を締めていて、今回の『殉情』になくてはならない存在になってるなと感じました。

登場シーンの「お待たせしました。新メンバーだっせ〜」はさすがのアドリブですね。

一之瀬航季の微笑ましい初日のご挨拶

1回目のカーテンコール

組長のあおいさん(美風舞良)から紹介されて笑顔で前に進み出たはなこ(一之瀬航季)。

盛大な拍手に感無量といった感じでニコニコしながら胸に手を当てたりしてる様子がなんとも微笑ましい。

そういえばはなこは真ん中に立ってご挨拶するのは初めてですね〜
新人公演初主演に選ばれた『はいからさんが通る』が新人公演中止になってしまいましたからね。

まずは無事に初日を迎えられてお客様にお会いできたことが心から嬉しく幸せに思っているという話をしました。

今回の『殉情』の公演は主演コンビをはじめ一部キャストを変えて2編成での公演となっているため、お稽古もいつもと違ってイレギュラーなことも多く不安なところがたくさんあったそうです。

でも、「皆様に早くこの作品をお届けしたい、もっと役を深めたいと前向きな思いでお稽古に励んでいた」そう。

そして、その思いを先生やスタッフの方々、全日程出演メンバーの皆んなが温かく受け止めてくれて共有してくれたからこそ、温かい舞台になっているのではないかと話しました。
それから

「前半日程からのバトンをしっかりと握りしめ、千秋楽までみんなで心を一つに、日々心を込めて演じてまいりますので、応援いただければ幸いです。ぜひ舞台の端まで目を凝らしてご覧ください」

と一気に話しました。
とここで「はい」と一息ついて

「いざ(皆様に)お会いするといつまでも話したくなってしまうのですが、はい、終わります」

とほんわか言うので客席から笑いが起きてました。
私もはなこの可愛さにほっこりしました。

「本日は本当にありがとうございました」

とお辞儀して列に戻ったはなこがあまりにもホッとした顔をしていたのを見てまたほっこり。
はじめての経験で、ところどころつっかえながらではありましたが、立派な初日のご挨拶でした。

2回目のカーテンコール

なんとこの初日の日は『殉情』の作品が上演されて101回目だったそうです。
ということはホッティー(帆純まひろ)バージョンの千秋楽が100回目だったということですね!

千秋楽にそのことを伝え忘れたと全日程メンバーから聞いたそうで、はなこは今日はなんとしてもお伝えせねばと思ったんだそうです。
あらま〜、ホッティーったらそんなおいしい情報を伝え忘れたとは痛恨ですね(笑)

そうやって何度も再演される『殉情』という作品のどの役も大好きで、魅力の詰まった作品なんだなと実感しているんだそう。
最後は

「101回目に立ち会った皆さんのお心にも残る作品になっていれば嬉しいです。本日は本当にありがとうございました」

と2回目のカーテンコールを締めました。

3回目のカーテンコール

大変緊張した初日だったけれど、前日のお稽古の終わりに演出の竹田悠一郎先生から「大丈夫!絶対に大丈夫だから」という強い言葉をいただいたんだそう。
その「大丈夫」という言葉の強さを実感していると話すはなこ。

「皆さんも何があっても大丈夫です!」

なんて言うので客席から笑いが起こって、その後拍手もありました。

「何があるか…(笑)…何もなくても大丈夫です」

とはなこに言ってもらえたのでなんとなくちょっと心強い気持ちになってきました(笑)

「はい、よくわからないご挨拶になってしまったんですけれども(笑)、はい、本日もありがとうございました」

とちょっとグダグダなうちに3回目のカーテンコールも終わりました。
初日なのに「本日“も”」って言っちゃってましたし〜(笑)

4回目のカーテンコール

なんとカーテンコールは4回ありました。
客席の大きな拍手に感無量といった感じで胸に両手を当てて何度もうなずくはなこ。

「ありがとうございます。真ん中に立たせていただく景色はこんなにも温かいのだなと実感しております」

と言った後は感極まってしまったようで少しうるっとなったみたいです。
さっきまでの笑顔とはちょっと違うグッときてしまった表情で

「佐助のようなまっすぐな心で人と向き合い、作品と向き合い、千秋楽まで努めてまいりたいと思います。心強いメンバーとさせていただけて本当に幸せです」

と話し、最後は

「ぜひ何度でも足をお運びください。本日は本当にありがとうございました」

とご挨拶を締めました。
最後の晴れ晴れとした笑顔がすごく印象的でした。

はじめての真ん中でのご挨拶、かなり緊張気味でつっかえながら途中グダグダになったりしましたがw、全体的にはとってもしっかりした素敵なご挨拶でした。

何にせよ、はなこの幸せそうな笑顔にこちらも幸せな気持ちにさせてもらいました。

この公演は11月5日(土)にライブ配信があります

前半のホッティー(帆純まひろ)バージョンは10月21日の千秋楽で平日にライブ配信があったのですが、はなこ(一之瀬航季)バージョンは11月5日(土)にライブ配信があります。

ホッティーの時は平日で観られなかった方も多かったと思いますが、今度は土曜日なのでご覧になる方も多いのではないでしょうか〜
ホッティーバージョンも土日に設定してくれたらよかったのにな〜

  

読んで頂き、ありがとうございました。

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