早いもので今週末に星組礼真琴日本武道館コンサート『ANTHEM』が開幕します。
始まってしまうとあっという間に終わってしまうんですよね〜
なんかもう今から寂しい気持ちになっています。
そして『ANTHEM』の後には極美慎主演のバウホール公演『にぎたつの海に月出づ』が24日から始まりますね。
今日のタカラヅカニュースではその『にぎたつの海に月出づ』の稽古場レポートが放送されました。
星組 宝塚バウホール公演 『にぎたつの海に月出づ』稽古場レポート
『にぎたつの海に月出づ』の稽古場レポートでは、この公演に出演するスカイ・ナビゲーターズのにじょはなちゃん(二條華)がMCを担当して、104期の碧音斗和くんと105期に鳳花るりなちゃんをゲストに、公演について語りました。
この公演のポスターが公開された時に、そのあまりの美しさが話題になっていましたが、この稽古場レポートで、その内容についてもいくらか明らかになりました。
出演メンバーの役どころ
碧音斗和:中大兄皇子
碧音斗和くんは中大兄皇子を演じます。
中大兄皇子といえば、宝塚の作品でも取り上げられることの多い歴史上の人物ですね。
ヒロインのうたち(詩ちづる)演じる寶皇女(たからのひめみこ)の息子でもあります。
寶皇女は後の斉明天皇ですよ。
碧音斗和くんも中大兄皇子を演じられることを光栄に思うとともに、飛鳥を統治していく母の背中を見て成長する過程を繊細に演じたいと意気込みを語っていました。
また、同期の御剣海くん演じる百済の皇子の扶余豊璋(ふよほうしょう)とのお芝居もあるということで、両国の皇子同士の抱えているものを表現していきたいそうです。
それと、慎くん(極美慎)演じる百済の留学生の智積(ちしゃく)との絡みもとても濃いそうで、なんと大立ち回りがあるらしいです。
二人でやるのか他の大勢も含めてやるのかは詳しい説明がなかったのでわかりませんが、かなり激しい立ち回りだということなので、そこは楽しみな部分ですね。
鳳花るりな:小鈴
鳳花るりなちゃんが演じる小鈴は、他の登場人物が史実上の人物が多い中、この作品のオリジナルの役だそうで、蘇我氏に仕える14歳の女の子ということです。
あらすじを見ると、智積は大和に来て学堂を開くそうなので、小鈴もその学堂で学ぶ子どもの一人のようです。
智積と智積の親友の覚従(碧海さりお)の二人から字を教えてもらって、智積のことを好きになってしまうという物語があるみたいです。
智積への憧れを通して小鈴が成長していく姿を表現していきたいと話していました。
見どころの場面
今回専科の悠真倫さんが百済の僧の観勒僧正を演じるのですが、その観勒僧正が修行僧たちと一緒にお経を唱えるシーンが一幕にあるそうです。
碧音斗和くんも修行僧の一人として出ているとか。
その場面では、修行僧たちは生身の人間というよりお経のオーラという感じで、お経自体が形となってそれをダンスで表現するというナンバーとなっているらしいです。
お芝居ではなくて体での表現として平澤智先生の振付ですごく踊るそうで、この場面も立ち回りの場面とともに見どころの一つとなっているようです。
また本編の後にはフィナーレもあるということなので、そこも楽しみにしたいです。
今回の稽古場レポートに出演した碧音斗和くんと鳳花るりなちゃんはどちらも慎くん演じる智積とは絡みが多い役のようで、この作品に出演することで慎くんから学ぶことも多いだろうなと思います。
慎くんはこの次の大劇場公演『阿修羅城の瞳』『エスペラント!』の後に花組へ組替えしてしまいます。
慎くんにはこの作品でこの二人だけでなくたくさんのものを星組の下級生たちに残していってほしいなと稽古場レポートを見て思いました。
この公演は2月4日の千秋楽の回でライブ配信があります。
できればライブ配信を観たいなと思っています。
楽しみです。
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