宙組は現在全国ツアーチームとバウホールチームに分かれてお稽古中です。
風色日向バウ初主演の『MY BLUE HEAVEN -わたしのあおぞら-』の方が一足先に来週10月12日に初日を迎えます。
先週は主演のひなこ(風色日向)と作・演出の齋藤吉正先生が2人で出演した稽古場情報がありましたが、今日は稽古場レポートが放送されて、作品の見どころについてトークが繰り広げられました。
宙組 宝塚バウホール公演『MY BLUE HEAVEN』稽古場レポート
あらすじでは、戦前戦後の激動の時代を描いた作品だということですが、いまひとつイメージが掴めていませんでした。
今日の稽古場レポートで役柄の説明を聞いていて、ようやく作品の雰囲気がわかってきました。
作・演出の齋藤吉正先生が主演のひなこ(風色日向)のことを「観ていて楽しい魅力ある俳優さんだと思っていた」とのことで、そんなひなこにどんな話が合うかと思って書いた作品だと紹介されていました。
しかしそのひなこだけでなく他の登場人物も当て書きだそうで、演者の人柄が反映された役ばかりということです。
今回稽古場レポートに出演したメンバーの役もなかなか個性的な役のようです。
出演メンバーの役どころ
雪輝れんや(101期):有田孝明
雪輝れんやくんが演じる有田孝明はジョーイ(風色日向)と同じく復員兵で、ジョーイより年下の役ということです。
雪輝くんはひなこ(風色日向)より1期上なので、今回自分の方が年下というのが面白いと感じているようです。
稽古場情報で齋藤先生も言ってましたが、すごくキーパーソンとなる役だということです。
最後に変貌するというのが気になります。
風羽咲季(106期):難波志保(ナンシー)
風羽咲季ちゃんは大路りせくん演じるダニエルとラブラブカップルで、横浜一の名探偵を自称しているかなり個性的なキャラだそうです。
2人揃って西洋かぶれなんだそうで、それで“ナンシー”と“ダニエル”と名乗ってるんですね。
笑いあり涙ありのこの作品の中で、お笑い担当となるのが大路りせくんのダニエルと風羽咲季ちゃんのナンシーのカップルみたいです。
風翔夕(107期):多田龍馬(リョウマ)
ヤヨイ(山吹ひばり)に育ててもらっている孤児のリョウマ役の風翔夕くん。
ここでも膝までの半ズボンに裸足に雪駄という格好で戦災孤児らしさを出しています。
そして多くの出演者がメインの役以外にもいくつかの役を兼任しているんだそうですが、なんと風翔くんはリョウマ役を入れて5役もやっているんだとか!
みんなから「バイト侍」と呼ばれているそうです(笑)
うんと下級生の頃から気になる存在だった風翔夕くん、どんな場面でどんなバイトをやってるのか探すのも楽しみの一つとなりそうです。
小春乃さよ:田島房江
ここではもう一人のキーパーソンということで、MCのさよちゃん(小春乃さよ)の田島房江役についても話がありました。
ネタバレになるから詳しくは言えないそうですがw、日本舞踊のお師匠さんで、リョウマたち戦災孤児に日本舞踊を教えてあげる心優しい人のようです。
さよちゃんの役にも深いドラマがありそうですね。
見どころの場面
お祭りの場面
好きな場面で挙げられたのが、みんなで盆踊りを踊るお祭りの場面でした。
登場人物それぞれのキャラクターが個性ありすぎて目が足りない場面となっているそうです。
ここではメインの役以外の役で出てる人が多いということなので、それを探すのも楽しそうです。
けん玉の場面
孤児たちが遊びの中でけん玉をやる場面があるそうで、そこも見どころの一つなんだそう。
風翔夕くんがけん玉を持ってきていて、実際にやって見せてくれました〜
一発で先端の棒の部分に玉を入れてドヤ顔してましたが、さすがです。
孤児の役のみんなで日々特訓しているそうで、その特訓の成果が出ましたね。
他のみんながどれだけ上手にできるのかを見るのも楽しみですね。
歌で綴る“THE ミュージカル”
この作品、歌い継いでいく“THE ミュージカル”というような演出なんだそうです。
そこも見どころだと言っていました。
コーラスの得意な宙組らしい作品となる予感がします。
宙組のコーラスにはいつも感動させられているので、歌がメインとなるのは嬉しいです。
良い曲がたくさんあるといいですね~
これまで宝塚ではあまり扱われてこなかった戦前から戦後の激動の日本が舞台ということで、いったいどんな暗い作品になるのかなと思っていましたが、今回の稽古場レポートを見ると暗い場面だけでなくとても明るく楽しい場面や笑いの場面もあるようです。
その明るい場面とどん底に突き落とされるような暗い場面が繰り返しあるジェットコースターのような作品という話もあり、とても楽しみになりました。
できればライブ配信を観たいです。
読んで頂き、ありがとうございました。
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