月組全国ツアーがいよいよ明日から始まります。
一昨日にはプログラムの表紙も公開されて、ちなつちゃん(鳳月杏)のポーズのあまりのカッコよさにSNSが盛り上がっておりました♪
『PHOENIX RISING』のフィナーレで西城秀樹さんの「君よ抱かれて熱くなれ」で男役が群舞する場面のポーズなんですよね〜
これをプログラムの表紙に持ってきたセンスの良さに脱帽です。
タカラヅカニュースでは木曜日に稽古場映像が流れて、これって舞台ではどんな風になるんだろう?と楽しみになりました。
稽古場レポートでは見どころなどもたくさん語られて、生では観劇できないんですが、これはぜひともライブ配信は観たいな〜という気持ちになっています。
月組 全国ツアー公演 『花の業平』『PHOENIX RISING』稽古場レポート
月組全国ツアーの稽古場レポートは、お芝居の『花の業平』もショーの『PHOENIX RISING』もゲストはるねくん(夢奈瑠音)とうーちゃん(英かおと)でした。
稽古場レポートではもう少し下級生がゲストに来ることが多いんですが、こんなベテラン2人がゲストでかなり豪華です。
スカイ・レポーターズのやすくん(佳城葵)と桃ちゃん(桃歌雪)も「豪華豪華〜」と喜んでました(笑)
『花の業平』の見どころ
『花の業平』は2001年に星組の稔幸さんと星奈優里さんにより初演、その後星組の香寿たつきさんと渚あきさんにより再演された柴田侑宏先生の名作です。
再演希望も多かったこの作品の待望の再々演ですね。
私は作品名はよく耳にしていたんですが映像でも見る機会がなく、どんな作品なんだろうと思っていたところにスカイ・ステージで香寿たつきさん版を放送してくれたので、ようやく見ることができました。
在原業平と藤原高子といえば2023年の月組公演『応天の門』にも登場していましたが、今回業平をちなつちゃん(鳳月杏)、高子をじゅりちゃん(天紫珠李)、そして2人の恋を邪魔する高子の兄基経をおだちん(風間柚乃)がそれぞれ『応天の門』と同じ役を演じるというのも面白いところです。
出演メンバーの役どころについて
夢奈瑠音:安部清行
るねくん(夢奈瑠音)が演じるのは在原業平(鳳月杏)の友人の安部清行です。
初演でも再演でも初風緑さんが演じていました。
前回の『ゴールデン・リバティ』では悪役だったるねくんですが、今回は温かくて優しい友人の役です。
業平の人生に何かを与えられる存在でいたいし、業平からも何かを学んで人生が大きく変わる人物だということを感じてもらいたいと話していました。
英かおと:藤原良房
うーちゃん(英かおと)が演じる藤原良房は基経と高子の養父で、『応天の門』では光月るうさんが演じていた役です。
『ゴールデン・リバティ』とはまた違ったタイプですが、また悪役になっちゃいますね。
組長のみとさん(梨花ますみ)から「あんた一番偉いんだから、もっとしっかりして!」なんて言われているんだとか(笑)
普段がとっても優しい性格だからね〜
で、この作品の中では悪役テイストで描かれているけれど、実際には人当たりがよくて頭も良く、信頼される人物だったからこそ初めての摂政になれたんだと思うとうーちゃん。
確かに見る立場が違えば、良房が悪とは言えないかもしれないですね〜
『応天の門』でもバチバチやっていた弟の良相(柊木絢斗)とこの作品でも同じく政敵としてバトルするのも面白いという話でした。
見どころについて
コミカルで面白い場面ということで見どころに挙げられたのが、内裏の女官たちの場面。
今回役名も「不良女官」という風に変わっていて、その女官たちの場面がかなり面白いんだそうで、うーちゃんは次の場面に出ないといけないのについ袖でいっしょになって振りを踊ってしまうって(笑)
その場面、ちょっと楽しみです。
『PHOENIX RISING』の見どころ
前回の大劇場公演でちなつちゃん・じゅりちゃんコンビのお披露目公演のショーだった『PHOENIX RISING』。
全国ツアーバージョンになっていくつか変わった場面もあるそうです。
大劇場公演からの変更点
まず、プロローグはオープニング映像が無くなって曲も少し変わっているそう。
また大劇場公演では退団者2人の場面があったので、そこももちろん変わっています。
退団者の春海ゆうさんと朝陽つばささんと、同期のるねくん、うーちゃんで4人で銀橋を渡りながら歌い踊る場面でした。
そこがるねくんとうーちゃん筆頭に娘役を引き連れての場面になるんだとか。
るねくんが下級生の時に出演した『A-EN』で歌っていた曲を歌うんだそうです。
『A-EN』で一緒に歌っていたまゆぽん(輝月ゆうま)のパートをうーちゃんが歌って、2人の絡みのところは日替わりで自由に何かをするらしい。
そこは見どころなので、楽しみにしていてくださいということでした。
そしてトップコンビのデュエットダンスも変更があるんだそうです。
大劇場公演の時の振付がすごく好きだったので変わっちゃうのはちょっと残念だなと思ったりもするのですが、そこでのカゲソロを誰がやっているか注目してくださいとのことでした。
やすくん(佳城葵)が強調して言っていたので、誰か特別な人なんでしょうか〜
そこも楽しみにしたいと思います。
「MooZinG」の一輝翔琉くん
うーちゃん(英かおと)が見どころに挙げたのは「MooZinG」の場面。
この公演で退団するかけるん(一輝翔琉)が真ん中でみんなと目線を合わせたりしているのを見ると、どうしても寂しい気持ちが湧き上がってしまうって。
いい笑顔でキラキラしているのが素敵だなと思って見ているそうです。
かけるんの最後の姿も見どころの一つですね〜
「オダチン・カーン」はやっぱり見どころ
そして『PHOENIX RISING』には欠かせない「オダチン・カーン」の場面。
ボリウッドのスタッフのメンバーは大劇場公演から変わっている人もいるけれど、そのままの人もいてさらにパワーアップしているって。
やすくん(佳城葵)扮する監督がまたさらに押しが強くなってるのもすごいと(笑)
稽古場映像でも見ましたが、とくに「オダチンロボット」の場面が面白い。
大劇場公演からさらにパワーアップしているのかどうかも注目ですね。
最後には全国ツアーならではのお楽しみということで、やすくんとうーちゃんは地元の岡山に行くのが楽しみだという話や、るねくんが移動中に美味しいものを探すのが得意だという話も。
学年が近くてとくに仲良しの4人だけに、4人で和気あいあいと公演の見どころをたくさん教えてくれて、とても楽しいコーナーでした。
明日からの全国ツアー、無事に全員で千秋楽を迎えられますよう祈っています。
読んで頂き、ありがとうございました。
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