鳳月杏の温かさ溢れる初日ご挨拶(月組東京宝塚劇場公演『RYOFU』『水晶宮殿』初日)

6月7日、月組東京宝塚劇場公演『RYOFU』『水晶宮殿』が初日の幕を開けました。
大劇場公演からさらに磨き上げられた舞台がいよいよ東京へ。

タカラヅカニュースでは初日の模様と初日前の囲み会見の模様が放送されましたが、そこからはトップスター・鳳月杏の温かく包容力のある人柄が改めて伝わってきました。

月組東京宝塚劇場公演『RYOFU』『水晶宮殿』初日

初日のダイジェスト映像では、宝塚大劇場公演での映像やNOW ON STAGEで見られなかった映像が含まれていて、より観劇への期待が高まりました。

鳳月杏の初日ご挨拶

まずは組長のみとさん(梨花ますみ)からご挨拶。

今回の公演から組配属となった研2生8名が加わり、月組は74名体制に。
宝塚ならではの新たな呂布の物語である『RYOFU』と、壮大なファンタジーショー『水晶宮殿』というまったく異なる世界観を、最高の舞台として届けていくことへの意気込みが語られました。

続いて「お芝居、ショーともに新たな魅力を見せてくれております鳳月杏」とみとさんから紹介され、ちなつちゃん(鳳月杏)が登場。

「暑い時期に熱くて辛いものが食べたくなるように、この時期にぴったりの作品」と栗田先生の言葉を紹介しながら、刺激的な時間を届けたいと挨拶。
作品への自信と、お客様に楽しんでほしいという思いが伝わってきました。

たくさんの“デビュー”が詰まった公演

2回目のカーテンコールでは、『RYOFU』が栗田優香先生のお芝居での大劇場デビュー作であることに加え、『水晶宮殿』にも作曲デビューや振付デビューの先生方が参加していることに触れたちなつちゃん。

「たくさんの方々の思いが詰まった公演」と語り、一日一日、一分一秒を大切に過ごしたいと話していました。

作品を支えるクリエイターへの感謝を忘れないところにも、ちなつちゃんらしさが感じられます。

卒業生と新しい仲間への温かなまなざし

3回目のカーテンコールでは、この公演で卒業するさっさ(瑠皇りあ)、みかこ(羽音みか)、ちょぼちゃん(奏羽美緒)の名前を一人ずつ丁寧に呼びかけました。
客席から大きな拍手が送られる中、「卒業生3名と、この公演から月組生となった研2生と心を一つに完走したい」と語りました。

退団者だけでなく新しく加わった下級生たちにも同じように目を向けるところに、ちなつちゃんの包容力と温かさを感じます。

満月に重ねた月組への願い

4回目のカーテンコールでは、東京公演に向けた最後の稽古帰りに見た満月のエピソードを披露。
手に持ったシャンシャンの剣を使いながら満月の形を表現するお茶目な仕草に、客席からも温かな笑いが起こっていました。

そして、
「一人一人が、姿や形や大きさを変えるお月様のようにのびのびと色々な面をお見せできる公演になったら」
という言葉がとても素敵でした。

トップスターとして組を率いながらも、常に仲間たちの個性や魅力を大切にしているちなつちゃんらしい締めくくりでした。

囲み会見で語られたトップコンビの思い

タカラヅカニュースでは初日前のトップコンビの囲み会見も放送され、ちなつちゃん(鳳月杏)とじゅりちゃん(天紫珠李)が作品について語りました。

お互いへの信頼が感じられる言葉

ちなつちゃんは、
「決まりきったことではなく、その場で生まれたことを繊細に受け取るお芝居ができる」
と、じゅりちゃんへの信頼をコメント。

さらにショーでは中詰めやフィナーレで2曲のデュエットダンスがあることにも触れ、
「のびのびとやっていただきたい」
とじゅりちゃんを見つめて優しく語る姿が印象的でした。

一方のじゅりちゃんも、『RYOFU』終盤の場面について
「宝塚らしさもあり、皆様がびっくりするような演出もある」
と見どころを紹介。
ショーでもたくさん二人で踊る場面があるため、「のびのびやりたい」と笑顔で語っていました。

新しい月組への挑戦

この公演で大切にしていることを聞かれたちなつちゃんは、
「その時に生まれた気持ちを大切にしたい」
と語りながら、月組にとってはケレン味あふれる芝居への挑戦であること、『水晶宮殿』もこれまでにない世界観のショーであることを説明。
組子たちそれぞれの新しい魅力をお客様に見つけてもらいたいという思いも明かしていました。

また、
「みんなが一緒に作ることが楽しいという気持ちを大切にしたい」
という言葉からは、作品作りそのものを楽しみながら組を率いるちなつちゃんの姿勢が伝わってきます。

じゅりちゃんも、
「これ以上できないというぐらいエネルギーを使ってやりたい」
と意欲を語り、作品への熱い思いを見せていました。

タカラヅカニュースではカットされていた退団についての質問

今回の囲み会見では、タカラヅカニュースでは放送されませんでしたが、先日発表されたトップコンビの退団についても質問があったようです。

ちなつちゃんは、退団を発表したことでホッとしているので、毎日丁寧に過ごしていきたいという思いを語っていました。

じゅりちゃんも、1回1回を大切に、ここでしかできないことに全力をかけて毎日過ごしたいと話していたそうです。

卒業の日が近づいていることを改めて実感すると寂しさもありますが、それ以上に今この瞬間の舞台を大切にしようという二人の真摯な姿勢が伝わってきます。

東京公演の完走を願って

東京公演初日のカーテンコールと囲み会見を通して感じたのは、ちなつちゃんの変わらない温かさでした。

卒業生への思い、新しく加わった下級生への期待、作品に携わるすべての人への感謝、そして月組生一人ひとりの魅力を大切にしたいという気持ち。

どの言葉からも、人を包み込むような優しさが感じられました。

7月19日の千秋楽まで、『RYOFU』『水晶宮殿』が東京の地でさらに進化を重ね、月組らしい輝きを届けてくれることを楽しみに見守りたいと思います。

  

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