今週のタカラヅカニュースは、宙組の新人公演、星組のバウホール公演初日、そして月組東京公演の初日とニュースが目白押しでした。
だからなんでしょうね、月組の初日は1月25日でしたが、珍しく昨日(27日)と今日(28日)の2回に分かれての放送でした。
新生月組にとっては初めての東京宝塚劇場での初日だったわけですが、新トップスターのちなつちゃん(鳳月杏)があまりに貫禄があって余裕たっぷりなので、そんなことも忘れてしまう初日でした。
月組 東京宝塚劇場公演『ゴールデン・リバティ』『PHOENIX RISING』初日
ダイジェスト映像を見て
お芝居の『ゴールデン・リバティ』では、最初のちなつちゃん(鳳月杏)演じるジェシーの登場シーンがめちゃくちゃカッコいいです♡
宝塚大劇場での初日の映像を見た時からはストーリ展開も少しわかってきているので、いろんな場面が『あ、ここはそういうシーンか〜』と思いながら見られたのが楽しかったです。
ジェシーとライマン(風間柚乃)との一騎打ちの場面はものすごく緊迫した雰囲気で、劇場で観るとまたその緊迫感がより感じられるだろうなと思って、観劇が待ち遠しくなりました。
ショーの『PHOENIX RISING』は衣装もセットも本当に豪華絢爛できらびやかですね〜
全編がアジアンショーだというのはやっぱり珍しいですが、いかにも宝塚らしいショーだなという印象です。
でもその中で、「オダチン・カーン」の場面は異色で面白そう。
中詰の客席降りは今から本当に楽しみです。
鳳月杏の初日ご挨拶
初日のカーテンコールでは、組長のみとさん(梨花ますみ)から
「普段は穏やかで、でも舞台に対する熱い思いでみんなを引っ張っていってくれる新トップ鳳月杏が皆様にご挨拶を申し上げます」
と紹介されて、ちなつちゃんが東京宝塚劇場での初めての初日のご挨拶をしました。
「月組にとりまして、今年最初の公演がスタートいたしました」
から始まって、宝塚大劇場での公演を無事に完走できたことへの感謝と、東京のお客さんに会えるのを楽しみにしていたということを話したちなつちゃん。
「東京公演では、さらにブラッシュアップした舞台をお届けできるよう精進してまいります。3月9日の千秋楽までどうぞよろしくお願いいたします」
と最初のご挨拶を心強い言葉で締めました。
次のカーテンコールでは、
「ガンマンのように自らの力で未来を切り開いていく生命力と、何度でも蘇るフェニックスのような不屈の精神で、2025年も皆様に楽しんでいただける舞台をお届けしたい」
とお芝居とショーのテーマにかけてのコメントがさすがです。
最後のカーテンコールでは
「この劇場にいらっしゃる時間は、私たち月組が皆様を心から楽しませると約束いたしますので、皆様も私たちとの時間を大切に過ごしてください」
なんて、なんて心強いお言葉!
さすがの貫禄と余裕で、素晴らしい初日のご挨拶でした。
鳳月杏・天紫珠李の囲み会見
鳳月杏・天紫珠李新トップコンビにとって初めての東京宝塚劇場での舞台稽古後の囲み会見。
ちなつちゃん(鳳月杏)の最初の
「宝塚大劇場の初日は、いろいろな事に追われていて、月組のみんなやお客様を見渡す余裕がなかった」
という言葉が意外に思えました。
ちなつちゃんでもやっぱり最初はそうだったんですね〜
それでも毎日舞台を踏んでいく中で、段々と呼吸ができるようになってきて月組のみんなや劇場全体を見渡す余裕が出てきたそう。
初日のご挨拶のあの余裕ある感じはその賜物というわけですね〜
お互いの印象を訊かれて、ちなつちゃんはじゅりちゃん(天紫珠李)のことを
「慣れないことがたくさんある中でもキャリアが力になるところがあるので、私が気にしなくても自分で判断していい舞台を作ろうという気持ちがあるところが心強い」
と話し、じゅりちゃんはちなつちゃんのことを
「いつも明るく、私だけなく月組のみんなをバシッと構えて温かく導いてくださる、そしていつも自然体でいてくださるところが素敵だなと思っております」
と語っていました。
二人の強い信頼関係が見えます。
作品については、お芝居の西部劇にしても、ショーのアジアンレビューというところにしても宝塚として新しい挑戦となるので、お客さんにも楽しんでほしいという話すちなつちゃん。
じゅりちゃんは全く違うテーマの二本立てではあるけれど、どちらも人間臭さやエネルギッシュな部分がある作品だと話していました。
確かに、お芝居はカウボーイのカッコよさと人間味が感じられるお話、そしてショーはきらびやかな中にもフェニックスのエネルギーや力強さが満載のお披露目らしい作品だなと思います。
観劇する日が待ち遠しいです。
読んで頂き、ありがとうございました。
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