鳳月杏の素晴らし過ぎる初日ご挨拶(月組宝塚大劇場公演『ゴールデン・リバティ』『PHOENIX RISING』)

一昨日11月16日に月組宝塚大劇場公演が始まりました。
プレお披露目でもすでに安定感抜群の鳳月杏天紫珠李新トップコンビでしたが、月組生全員揃っての公演がまたどのようなものになるのか、とっても期待しています。

今日のタカラヅカニュースではその初日の模様が見られました。

月組宝塚大劇場公演『ゴールデン・リバティ』『PHOENIX RISING』初日

ダイジェスト映像を見て

『ゴールデン・リバティ』

お芝居の『ゴールデン・リバティ』は、今まで宝塚であまりやったことがない西部劇を新生月組で挑戦してほしいと大野拓史先生が作った作品です。
そういえば宝塚の西部劇って2013年に宙組の蓮水ゆうやさんと七海ひろきさんのW主演で上演された『the WILD Meets the WILD』くらいしか覚えがありません。
ガンマンって宝塚の男役にぴったりだと思うので、これからどんどんやってほしいですね。

そのガンマン役、ちなつちゃん(鳳月杏)にぴったりで、めちゃくちゃカッコいいです♡

ちなつちゃんだけでなくテンガロンハットを被って拳銃を持った男役達が並んで踊るプロローグはうっとりするほどかっこよかったです。
このお芝居はサーカスが舞台にもなっているので、華やかで楽しい場面も多く、さすが宝塚で描かれる西部劇だなという感じ。
早く劇場で生で観たいです。

『PHOENIX RISING』

ショーの『PHOENIX RISING』はお披露目公演に相応しい豪華絢爛なショーですね。
衣装もセットもきらびやかで目の保養になります。
羽根扇を使った場面は圧巻です。

稽古場レポートで話していましたが、お化粧もこれまでとは違うアジアンテイストな感じで、そこも見ていて楽しいです。

中詰めでは今回も客席降りがあって、グッズのポンポンスティクを持ってお客さんも一緒の振りを踊るところがあります。
客席が映りましたが、予想よりたくさんのお客さんがポンポンを持っているのにびっくり。
これは月組のみんなは嬉しかったでしょうね〜

アジアの各国を巡る構成になっているので、中国やインド、タイ、韓国、そしてエジプトの場面もあって、それぞれの衣装を見るのも本当に楽しいです。

鳳月杏の初日ご挨拶

組長のみとさん(梨花ますみ)から

「本当に自然体で穏やか、でも舞台の熱量、男役としての色気、魅力たっぷりの新トップ鳳月杏が皆様にご挨拶申し上げます」

と紹介され、少しはにかみながら前で出てきたちなつちゃん(鳳月杏)。

まず、お芝居・ショーともにオリジナル作品で、先生方が月組生の個性を尊重し、最大限の魅力を発揮できるような作品をつくってくださったと先生方への感謝の言葉を述べました。
それから

「皆様と今日お目にかかれて温かい拍手をいただき、これから1ヶ月間こんなに幸せな気持ちでここに立つことができるのだなと心から嬉しく思いました」

とお客さんへの感謝の気持ちも言葉にしていました。
その後は

「ショーの中にもありますように『enjoy the now』この劇場にいらっしゃる時には、全てを忘れて私達との今を楽しんでいただけたらと思います」

とショーの中の言葉を引用した完璧なコメントで最初のご挨拶を締めたちなつちゃんでした。

次に幕が上がった時には、中詰めでたくさんのお客さんが初日にも関わらず一緒に踊ってくれたことへのお礼を言うちなつちゃん。
SNSでも初日から完璧に踊る月組ファンがすごいと話題になっていましたよ。

月組ファンって、いつの頃からかどんなに難しい手拍子でも完璧にこなすんですよね〜(笑)
ほんとすごいです。
今回の振りもけっこう難しいので、観劇の日まで完璧にマスターしなくては。

で、ちなつちゃん自身は客席にいる時に積極的にポンポンを持って踊るのはちょっと恥ずかしいというタイプなんだそうです。
なので、恥ずかしがる人たちの気持ちもわかるから、踊ってくださるのは嬉しいけれど皆さんそれぞれの楽しみ方でいいですよと言ってくれました。

「ポンポンを持っていらっしゃらない方は”心のポンポン”を振って、私達と一緒に楽しんでいただけたらと思います。明日からも皆様との時間を楽しみにしております」

と、ポンポンを持っていない観客へも配慮したなんとも素晴らしいコメントをしてくれました。

実は私もあまり公演グッズは買わない方です。ちなつちゃんにこう言ってもらえてちょっと気持ちが軽くなりました。
いや、もしかしたら客席の熱量に押されてポンポンを買ってしまうかもしれませんが…(笑)

3回目のカーテンコールでは、ショーでフェニックスの役をしているけれど、自分としては出演者全員でフェニックスだと思っていると。
今回退団する2名や、組回りの研1さんも含めて全員で精進していきたいと、とてもちなつちゃんらしいご挨拶でした。

 

そして最後のカーテンコールでは、
「今日は満月ということで」
と言ったので、客席から歓声と拍手が起こっていました。

この日はなんと2024年最後のスーパームーンだったそうです。
今回の公演ではお芝居でもショーでも月が映し出される場面があるんだそうで、

「あんな綺麗な月が今日帰り道に見られるかなと思います」

と月組トップスターとして完璧なコメント!
最後は

「ぜひまた月組公演を観にいらしてください。本日は本当にありがとうございました」

と安定感抜群のご挨拶で締めたちなつちゃんでした。

プレお披露目の全国ツアーでもそうでしたが、ちなつちゃんらしい頭の良さが感じられるご挨拶でした。
休演者がいるのは心配なんですが、これから寒くなってくる時期ですので、12月25日の千秋楽まで出演者みんな健康に留意して素敵な舞台を届けてくれるよう応援しています。

  

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