鳳月杏の安定感ありすぎるプレお披露目公演初日ご挨拶(月組全国ツアー公演初日)

月組新トップコンビのプレお披露目の全国ツアーが8月22日に開幕しました。
初日からSNSや各社ネット記事で大評判で、今日のタカラヅカニュースで初日の様子を見るのを心待ちにしていました。

日時を編集 月組 全国ツアー公演『琥珀色の雨にぬれて』『Grande TAKARAZUKA 110!』初日の様子

ダイジェスト映像を見て

『琥珀色の雨にぬれて』

『琥珀色の雨にぬれて』はすべて映像でではありますが、初演をはじめほとんどの再演も観ています。

とくに瀬奈じゅんさんが出演していた2002年の花組公演は匠ひびきさん主演のと、春野寿美礼さんが代役を務めたバージョンを繰り返し観たほど大好きな作品です。
それだけにちなつちゃんとじゅりちゃんのプレお披露目でこの作品が上演されると知った時はすごく嬉しかったです。

今日の初日のダイジェスト映像を観ただけでも、ちなつちゃん(鳳月杏)のクロード、じゅりちゃん(天紫珠李)のシャロンは当て書きのようにぴったりだと思いました。

とくに主題歌の「琥珀色の雨にぬれて」を歌うちなつちゃん、ゾクゾクするほどの色気がありますね。
青列車での例の名場面のじゅりちゃんシャロンとの並びも本当にお似合いでうっとりします。

そして、マイティー(水美舞斗)がまたルイ役にピッタリ。
ちなつちゃんのクロードとの絡みがすごくいいです!

花組で一緒にやっていただけあってとっても息ぴったりで、同じ場面の春野寿美礼さんクロードと瀬奈じゅんさん

ルイを思い出しました。
この役にマイティーを当てたのは大正解だなと思いました。
これはぜひ全編観たいです。

『Grande TAKARAZUKA 110!』

ショー『Grande TAKARAZUKA 110!』は、大劇場公演ではサヨナラ色が濃い作品でしたが、それがお披露目に相応しいショーに見事に変わっていました。

NOW ON STAGEでも話していましたが、プロローグと中詰めはほぼ構成は変わっていないのに、歌詞が少し変えてあるのと人が違うというだけで全く違う雰囲気になっていますね。
アバンギャルドの場面も真ん中がちなつちゃんからマイティーに変わったことで、よりギラギラ感が増して違う場面のようです。

れいこちゃん(月城かなと)を送り出す雪月の場面は、同じグレーの衣装ながら構成や曲はガラッと変わっていて、新体制の門出に相応しい感じになっています。
ちなつちゃんと同期のりんきらさん(凛城きら)の2人のところが本当に素敵です。

そしてデュエットダンスは、大劇場公演のブルーの衣装から黄色の衣装に変わって、ここもガラッと雰囲気が違っているのもいいな〜と思いました。

途中でハイタッチをしたりちなつちゃんがちょんとじゅりちゃんの頬を触る仕草があったりと、大人な雰囲気のコンビだけに余計キュンとくるデュエットダンスでした。
新トップコンビのこれからのいろんな可能性が期待できるデュエットダンスでした。

もちろんパレードのちなつちゃん!
大きなトップ羽根に感動しました。

カーテンコールの様子

まず組長のみとさん(梨花ますみ)のご挨拶で
「この公演は新トップコンビ鳳月杏・天紫珠李のプレお披露目公演でございます!」
の紹介で大きな大きな拍手が!
なかなか鳴り止まなかったです。

ご当地出身者紹介

全国ツアー恒例のご当地出身者の紹介のコーナー。
梅田芸術劇場ですので大阪府出身の生徒が紹介されましたが、かなりたくさんいます。

下級生から順に帆華なつ海美渦せいか華羽りみ蘭叶みり白河りり柊木絢斗春海ゆうと紹介されていきました。

一人紹介される度に前にいる人たち、とくに大羽根を背負っている3人が後ろがちゃんと見えるように右往左往しながら避けたりしゃがんだりしてたのがなんともおかしいやら微笑ましいやら。

その後は寝屋川市出身のマイティー(水美舞斗)が紹介されて「はい!」と元気な返事をし、最後はみとさんが自分で「大阪市出身の梨花ますみです」とちょっと申し訳なさそうに言ってw深々とお辞儀してました。

一人紹介される度に舞台上と客席で大いにはやし立てて盛り上げているのが本当にいい感じです。
こういうの見ると温かい気持ちになりますね。

鳳月杏の初日ご挨拶

そして、トップスターのちなつちゃんのご挨拶です。

「新トップとは思えないくらい本当に安心して見ていられ、みんなが付いて行くことができます、大人の色気たっぷり新トップ鳳月杏が皆様にご挨拶申し上げます」

とみとさんから紹介されて前に出てきたちなつちゃんに客席から「ヒュ〜〜」と歓声が上がっていました。
本当にファンの皆さんから祝福されてますね〜

お芝居の『琥珀色の雨にぬれて』については、今回の再演に際してこれまでこの作品に携わって来た人たちが尽力くださり、改めてこの作品が愛され大事に受け継がれてきたことを実感したと話しました。

ショーの『Grande TAKARAZUKA 110!』については、大劇場公演で大切な仲間たちを送り出した月組にとって非常に思い入れのある作品だと。

「両作品ともさらにパワーアップして、専科のお二方のお力をお借りし全国の皆様に楽しんでいただけるよう精進してまいります」

という言葉で最初のご挨拶を締めましたが、みとさんが言う通り本当に新トップとは思えない程の安定感のあるご挨拶でした。

次のカーテンコールでは専科から出演している2人を紹介。

「私の数少ない現役の同期生」とりんきらさん(凛城きら)を。
「花組時代ともに切磋琢磨しました」とマイティー(水美舞斗)を紹介しましたが、「水美舞斗さん」と言う時に盛大に噛んでしまったのはご愛嬌(笑)

これでまた場が盛り上がりました(笑)
そして

「水美とは約5年ぶりの共演で、凛城とは初舞台以来の共演でございます」

にまた笑いが起こっていました。

あの…りんきらさん前の『Eternal Voice 消え残る想い』に出てたのでついこの間共演してますけど…
ちなつちゃん忘れちゃってる?(笑)

それをふまえての客席の笑いだったかな?(笑)

最後は少ししみじみと

「本日初日を迎えるまで、今日はどのような気持ちでこの場に立っているのだろうと想像できなかったんですけれども、いつもと変わらない共演者の皆さんの笑顔と、お客様の温かい拍手のおかげで心から楽しく舞台ができたことが幸せで、何よりも安心いたしております」

と語るちなつちゃん。
やっぱりちなつちゃんでも不安な気持ちはあったんですね〜

そして

「この気持ちを大切に日々公演していきたい」

と話し、

「この全国ツアーメンバーはみんな本当に元気いっぱいですので、この元気を全国の皆様にお届けできるよう公演してまいります」

と最後まで笑顔で安定感満載のご挨拶で締めたちなつちゃんでした。

 

この全国ツアーは9月16日が千秋楽で、8月31日にライブ中継・ライブ配信があります。
ぜひライブ配信を観たいな〜と思わせられた初日の模様でした。

  

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