先日11月6日に花組宝塚大劇場公演が初日を迎えました。
今日のタカラヅカニュースではその模様が放送されました。
花組 宝塚大劇場公演 『元禄バロックロック』『The Fascination!』初日
この公演は花組発足から100年を祝う公演であり、新しく星風まどかをトップ娘役として迎えての新トップコンビお披露目公演でもあります。
初日映像を見て星風まどかに感じたこと
お芝居の『元禄バロックロック』でのまどかちゃん(星風まどか)の美しさに何度も見とれました。
ポスターで見た時も思いましたが、こういう豪華であでやかな衣装が似合うこと!
真ん中で他のキャストを従えて踊るような場面でもオーラがすごいなと思いました。
さすが宙組で3年間トップ娘役をやってきただけのことはあります。
そして、れいちゃん(柚香光)との並びが素晴らしいです。
新鮮だけどなぜか長年組んできたような安定感もあって。
『元禄バロックロック』のワンシーンで階段のようなセットでれいちゃんがまどかちゃんの手をつかんで「早く俺に恋をしろ」的な台詞を言う場面、
まどかちゃんがれいちゃんに向かって人差し指を立てる仕草をしたのが印象的でした。
ものすごく色気を感じました。
ショー『The Fascination!』では組子を従えて真ん中で歌い踊る場面でも新鮮に映るんだけど、不思議と前から花組にいたような感覚もあります。
れいちゃんとのデュエットダンスではこの二人本当にピッタリだな〜と思って見ていました。
星風まどかの経歴
まどかちゃんは100期生、2014年月組公演で初舞台を踏んでその後組まわりで宙組へ。
組まわり時代の凰稀かなめさん退団公演『白夜の誓い』で凰稀かなめさん演じるグスタフの少年時代を演じていたのがすごく印象に残っています。
それから、2015年6月に研2で早くも『王家に捧ぐ歌』で新人公演初ヒロイン。
それを含め計2度の新人公演ヒロイン、3度の小劇場公演ヒロインを経て、2018年1月に『WEST SIDE STORY』で真風涼帆の相手役として宙組トップ娘役に就任しました。
宙組トップ娘役としては5回の大劇場公演を務めた後、一旦、専科へ。
そして、8月〜9月の全国ツアーかられいちゃん(柚香光)の相手役として花組の新トップ娘役に就任しました。
今回の花組『元禄バロックロック』『The Fascination!』はトップ娘役として6回目の大劇場公演となります。
柚香光・星風まどか新トップコンビへの期待
れいちゃんは95期、まどかちゃんは100期と5期違いの二人です。
宙組ではゆりかちゃん(真風涼帆)と8期違いだったので今度はだいぶ学年が近くなりました。
それだけでなく宙組で3年間トップ娘役としての経験を積んできたので、今回の役柄もあるかと思うのですが、トップのれいちゃん(柚香光)と対等に近い関係性を感じました。
宝塚のトップコンビって学年がかなり離れていてどちらかというと娘役が男役について行くという関係性と、学年が近くて一緒に並んで歩いていくというタイプがあると思います。
星組の礼真琴・舞空瞳コンビは前者のタイプで、月組の月城かなと・海乃美月コンビや雪組の彩風咲奈・朝月希和コンビは後者のタイプではないでしょうか。
そして、柚香光・星風まどかコンビは対等に一緒に並んで進んでいくタイプになるのではないかな〜という予感がしました。
カーテンコールでれいちゃんがまどかちゃんに「何か申し上げたいことはありますか?」ってまどかちゃんに振った時のまどかちゃんの態度を見て余計にそう感じたかも。
この前の全国ツアーの初日のカーテンコールの時はまだお互い気をつかって遠慮してる感があったけど、今回の初日ではすっかり打ち解けた感じがしました。
まどかちゃんの方がトップとしては先輩だけど、れいちゃんも大劇場公演3作目ですからね〜
その意味では二人は対等ですね。
あ、組長さんが新しく組配属なった107期生を紹介した時に、れいちゃんが腰をかがめずに片足を斜めに伸ばして少し体勢を低くしていたのを見て、さすがトップスターだなと感心しました。
後ろの107期生たちが見えるように配慮はするけれど、トップとしての威厳は損なわないかがみ方。
この新トップコンビながら経験値豊かな二人のこれからの作品がとても楽しみでなりません。
私が観劇できるのは東京公演なのでまだまだ先なのですが、待ち遠しいです。
読んで頂き、ありがとうございました。
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