彩風咲奈・夢白あや・朝美絢が見どころを語る『ベルサイユのばら』 (突撃レポート)

今朝宝塚公式のLINEで「TO THE NEXT TAKARAZUKA DREAM MARCHÉ」の開催のお知らせが来ました。
9月23日〜10月3日の期間で大阪梅田のグランフロント大阪でイベントが開催されるそうです。

いつもは東京のKITTEでも同じイベントが開催されてきたのですが、今回は大阪だけなんでしょうか
それはかなり残念なんですが…
できれば東京でもやってほしいです。
続報に期待しています。よろしくお願いします。

さて、今日のタカラヅカニュースでは雪組『ベルサイユのばら』 の突撃レポートが放送されました。
フェルゼン役の咲ちゃん(彩風咲奈)とマリー・アントワネット役のあやちゃん(夢白あや)、オスカル役のあーさ(朝美絢)がスカイ・レポーターズの2人と共に公演の見どころについて語りました。

他の作品と違って大羽根はないんですが、『ベルサイユのばら』はレポーターズの2人までもが衣装が華やかですので、絵面がものすごく豪華です(笑)

雪組 宝塚大劇場公演 『ベルサイユのばら』 突撃レポート

見どころの場面

これまで稽古場情報や稽古場レポートでいろんな見どころの場面の話が出ていましたが、実際に公演が始まってから改めてその見どころの場面の話を聞けるのが嬉しいですね。
とくに咲ちゃん・あやちゃん・あーさの3人のホットな話は聞いていてとても面白いです。

プロローグ

『ベルサイユのばら』といえばというあのプロローグはやはり大きな見どころの一つですね。

小公子や小公女が歌う「ご覧なさい」の後フェルゼンが登場して、そこから仮面舞踏会の場面につながって、フェルゼンがアントワネットとオスカルに出会う流れが咲ちゃん(彩風咲奈)は大好きなんだそうです。

仮面舞踏会の場面ではフェルゼンは若草色の衣装を着てとても初々しいですが、「あそこは18歳だから。みんなに笑われちゃうけど」と咲ちゃん。

今宵一夜の場面

オスカルといえば「今宵一夜」の場面。

今回オスカルはアンドレの自分への気持ちをフェルゼンからの手紙で知るそうで、そこから「今宵一夜」の場面につながるんですね。
そういえば毒薬の場面がカットされているのをXのポストで知りましたが、そのためにフェルゼンの手紙が追加されたということなんでしょうね。

オスカル役のあーさ(朝美絢)曰く、有名な場面なので稽古場ではどうしてもなぞってしまっていたけれど、舞台に来てオスカルとアンドレの気持ちのぶつかり合いをダイレクトに感じられるようになったということでした。

あがちん(縣千)演じるアンドレの抱きしめが日に日に強くなって、力強さが増し増しになっているというあーさの言葉を聞いて他のみんなが「ヒュ〜ヒュ〜」とはやし立ててました(笑)
そういう話を聞くとますます楽しみが増しますね

バスティーユの場面

今回最多人数が出るバスティーユの場面の話も出ました。
花道まで市民役の下級生の子たちが踊っているので、そこも皆さんに見ていただきたいと宣伝するあーさ。

そのあーさのオスカルは一緒に出ているみんながいい顔をしているのでそれに鼓舞されて市民たちを守らなくてはという気持ちに自然になると話していました。

そして自分が死ぬ時は、みんなが頼もしいのでこの世の事はみんなに任せて、天国で待つアンドレの元へ“気持ちよく”行けるって。
なるほど〜、あの時のオスカルはそんな気持ちでいたんですね。
初めて聞いた気がします。
なかなか興味深いです(笑)

モンゼット夫人とシッシーナ夫人の場面

モンゼット夫人を中心としたオスカル派とシッシーナ夫人を中心としたフェルゼン派のバトルの場面は今回の雪組『ベルサイユのばら』ではあるんですよね〜

わたしこの場面はあまり好きではないんですが、今回はなんでも客席を巻き込んでの投票があるということで、ちょっと新しいバージョンになっているそうなんです。

その投票で客席と舞台が盛り上がっているところへフェルゼン(彩風咲奈)とオスカル(朝美絢)の2人が花道から入って行くそうなんですが、花道で待機している時に気分がすごく上がるらしいです。
そのお客さんの盛り上がりを見られるので、この場面がより好きになったとあーさが話していました。

フィナーレ

フィナーレもやはり大きな見どころの一つです。

50周年を記念した50人でのロケットや男役のアンニュイな感じの群舞から娘役とのダンスになり、激しめなスイングで楽しく踊ってから咲ちゃん・あやちゃん・あーさの3人でのダンスにつながる流れが大好きだと話す咲ちゃん。
その3人でのダンスでは、あーさと2人で組んだりあやちゃんと2人で組んだりするところがあるんだそうです。

咲ちゃんとあーさが組むところでは、あーさはその振りによってオスカルの気持ちになったりあーさ自身になったりするという話が面白い。
「オスカルの時もあれば“あーさ”の時もある」と自分で「あーさ」って言っちゃうところがなんとも可愛いです。
「(咲さんに)引き寄せられた時に一生このままで(いたいって思った)」と話すあーさにみんな大笑い。

あやちゃんもやっぱりそのダンスでは“夢白あや”が出てしまって、また違う幸せを感じていると話していました。

咲ちゃんは最後の「セラビ・アデュー」でのみんなのアカペラコーラスを聞いて「幸せ〜〜!」となるそうで、一人一人の顔を最後まで焼き付けたいと言っていたのも聞いていて胸にグッとくるものがありました。
そんな話を聞くと改めて咲ちゃんの退団を意識してしまいます。

最後の公演にかける意気込みでも

「自分がこの『ベルサイユのばら』から夢をいただいたように、お客様にも『ベルサイユのばら』の愛、宝塚の愛を全身で感じていただけるように心を込めて千秋楽まで務めてまいります」

なんて言う咲ちゃんの言葉が心に染みました。
『ベルサイユのばら』を観られるのは楽しみなんですが、咲ちゃんの退団はやっぱり寂しいです。

なんとか東京公演のチケットを確保できたので、東京でしっかりと咲ちゃんの愛する『ベルサイユのばら』を、咲ちゃんの男役最後の姿を目に焼き付けたいと思います。

  

読んで頂き、ありがとうございました。

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