昨日今日とタカラヅカニュースで咲ちゃん(彩風咲奈)の卒業インタビューが放送されました。
Part1では咲ちゃんのこれまでのタカラヅカニュースやスカイ・ステージの思い出を振り返りましたが、あれもこれも懐かしい映像ばかりでした。
Part2の今日はスカイ・レポーターズのあすくん(久城あす)とゆきのちゃん(妃華ゆきの)との思い出と、咲ちゃんの雪組への想い、男役への想いも語られました。
この卒業インタビューが放送されると、咲ちゃんの退団までもうわずかなんだな〜と寂しさがこみ上げてきます。
雪組東京公演は今日は休演日で、明日から千秋楽まで残り3公演。
8月31日の東京公演の初日から本当にあっという間でした。
さて、先日2回目の観劇をしてきました。
前回は東京公演の最初の方でしたが、今回は千秋楽間近。
前回はあがちん(縣千)に魅了されてしまいましたが、今回は咲ちゃんの男役最後の姿を目に焼き付けようと思い、そしてどんな風に進化しているか楽しみにしていました。
前回観劇した時の感想はこちらです。
雪組『ベルサイユのばら』東京宝塚劇場公演観劇(2回目)
今回は2階席での観劇でした
前回は友人に手配してもらって前方の素敵な席で観劇させてもらいました。
今回は自力で取った貸切公演で残念ながらB席の一番後ろの席。
ですが、前回とは上手下手も違い、全く違う見え方で観ることができたのはよかったです。
2幕の革命のダンスの場面やバスティーユの場面、そしてフィナーレのロケットなど上から見るからこそフォーメーションの変化などがよくわかって感動しました。
それと2階席からの観劇で嬉しいのはせり上がりせり下がりの時にせりの中まで見えることです。
プロローグの「ご覧なさい」の後は早めにオペラグラスをロックオンして、咲ちゃんのフェルゼンがせり上がって来るところを『来た来た〜』とワクワクしながら見つめました。
最後の牢獄の場面では号泣しながらも「王妃さま〜!」とせり下がるフェルゼンをオペラグラスで見つめ、伸ばした手の指先の美しさに見とれました。
前回は間近で見ることができた1幕ラストの咲ちゃんの客席降りは今回は全く見えませんでしたが、客席の壁に咲ちゃんの影が映っているのに気づいてちょっと嬉しい気持ちになりました。
その影が動いていくのをずっと見つめていました。
もう一つのフィナーレでの客席降りは、前回は目の前のあがちん(縣千)かせきょー(華世京)がいてくれることにウキウキしていたんですが、今回は銀橋にいる咲ちゃんに集中して見ることができたのもよかったです。
やっぱりフィナーレが最高です
本編はもちろん『ベルサイユのばら』の世界を堪能できるのが素晴らしいんですが、今回フィナーレがやっぱり素晴らしいと思います。
構成に愛情が溢れていますよね。
断頭台に上がっていくアントワネットの姿が消えてすぐに大階段上に大きな紅ばらが一瞬浮かび上がって、その後に紅ばらの衣装のロケットの子たちが出てくる演出は何度見ても感動します。
そのロケットの最中にせり下がりの後早替りした咲ちゃんが大階段を下りてきて、真っ赤な大羽根を揺らしながら踊るのも素敵です。
そこから舞台上で白い衣装に早替りする咲ちゃん、上から見ると大羽根を下ろしている様子が見えました。
そこから男役達、娘役達と順番に咲ちゃんが踊ってからみんなで踊る時に退団者のピックアップがありますが、そこでもウルッときてしまいました。
その時だったと思いますが、しゅわっち(諏訪さき)、ひまりちゃん(野々花ひまり)、はいちゃん(眞ノ宮るい)が手を4にして顔の横に持っていっているのが見えました。
劇場へ行く途中にXのポストでその3人がカウントダウンをしているというのを見ていたので、あれがそうなんだ〜と見られて嬉しかったです。
その後、大階段から雪組カラーの緑色の衣装を着た次のトップコンビのあーさ(朝美絢)とあやちゃん(夢白あや)が揃って下りて来るのも咲ちゃんからあーさとあやちゃんにバトンを渡す神演出だなと思います。
真っ白な衣装の咲ちゃんとその2人が3人で踊り、途中咲ちゃんとあーさはガッチリ手を握り合う振りや、咲ちゃんとあやちゃんが抱き合ってその横にあーさが寄り添うポスターと同じ姿になるなど、これでもかと感動ポイントがあります。
その後は全員が出てきて「セラビ・アデュー」になりますが、咲ちゃんが銀橋に来たところでその咲ちゃんに向かってアカペラで歌うところは涙なしには見られません。
キラキラの笑顔で歌う組子一人一人を順番に見つめていく咲ちゃんの姿をしっかりと目に焼き付けました。
最後は咲ちゃんが一人残って踊り、銀橋を渡りながらも踊りますが、その咲ちゃんの首筋にキラキラと汗が光っていて、なんてきれいなんだろうと思ったらまた涙が出てきました。
前回観た時は咲ちゃんの汗が飛び散るのが見えたんですよ〜
そしてあのパレードです。
あやちゃんのエトワールに始まってあーさまで下りたら全員が舞台上からいなくなって、誰もいない所に咲ちゃんが一人で大階段を下りてくるというこれまで見たことがない演出。
改めて見て、これはやっぱりすごい演出だな〜と感心しました。
トップさんが組子全員に大階段の下で迎えてもらうのも素敵なんですが、咲ちゃん一人しか舞台上にいないので、咲ちゃんにしか目が行かないんですよね。
そこからの客席降りなので、より盛り上がるな〜と思いました。
最後まで咲ちゃんを見送る気持ちになれる素晴らしいフィナーレとパレードだったと思います。
最後まで進化し続ける彩風咲奈
今日の卒業インタビューで
「男役ってまだ完成しないんだなってことを今も思っている」
「これが集大成じゃなくてどんどん進んでいきたい」
と言っていたのがすごく印象に残りました。
今回2回目の観劇で、前回観た時よりまたさらに歌声に伸びがありましたし、最後の牢獄の場面のお芝居がまたさらに熱くなっていたなと思いました。
本当に咲ちゃんは最後の最後まで進化し続けるんだなと。
あと残り3回、進化し続ける咲ちゃんを千秋楽まで応援し続けたいと思います。
読んで頂き、ありがとうございました。
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