大型の台風10号が北上しています。
公式サイトでは17時の時点で明日8月30日の星組宝塚大劇場公演、月組全国ツアー市川市文化会館公演、月組東京芸術劇場プレイハウス公演についていずれも実施予定と発表がありました。
ただ観劇予定なのに公共交通機関の運休等で劇場に来られない方たちもいらっしゃると思います。
その場合は払い戻しの対応をしてくれるとのことですが、やはり観劇できないのは辛いですね。
雪組『ベルサイユのばら』は8月31日に初日を迎えますが、そこも心配ですね。
今日のタカラヅカニュースでは東京公演に向けてのお稽古場の映像が流れました。
雪組 東京宝塚劇場公演『ベルサイユのばら』稽古場映像
東京公演の稽古場映像は3分程の映像でしたが、なかなか濃かったです。
プロローグに始まり、モンゼット夫人とシッシーナ夫人の場面、今宵一夜の場面、フェルゼンのスウェーデン王謁見の場面、新場面の革命の場面、フェルゼンの「愛に帰れ」、国王夫妻の場面、ジャンヌの場面、フェルゼンの「駆けろペガサスの如く」、バスティーユの場面、新曲「セラビ・アデュー」、そして牢獄の場面などなど。
最後はフィナーレまで流れました。
本編では迫真のお芝居が
モンゼット夫人とシッシーナ夫人の例の場面では、シッシーナ夫人役のあんこちゃん(杏野このみ)が
「最後の最後まであなたに付いて行くわ!」
とフェルゼンの咲ちゃん(彩風咲奈)に向かって叫んでました。
ここはアドリブの場面ですよね〜
これにはフェルゼン派だけでなくオスカル派の貴婦人たちも喜んで拍手していて、咲ちゃんもちょっと苦笑い(笑)
そして周りの椅子で見学している組子たちも大喜びで拍手していたのがいい光景でした。
あんこちゃんグッジョブです!
オスカル(朝美絢)とアンドレ(縣千)の場面は迫真の演技におおすごい!と感動。
でもその一方で、昨日の稽古場情報であやちゃんが話していた袖での2人のイチャイチャの話がつい頭をよぎってしまいました(笑)
そして最後の牢獄の場面での咲ちゃんのお芝居も素晴らしい。
大迫力のお芝居をしている咲ちゃんフェルゼンの向こうのあやちゃん(夢白あや)のマリー・アントワネットの慈愛に満ちた表情にも胸を打たれました。
稽古場情報であの場面ではすごく幸せな気持ちだとあやちゃん言ってましたね〜
稽古場映像って、お稽古着にも関わらず本番さながらのお芝居をしているのを見られるのが嬉しいです。
あとそれだけでなく、真ん中での熱いお芝居を椅子に座って見ている人たちの表情を見るのも楽しいんですよね。
シッシーナ夫人の場面ではまなはる(真那春人)が声を上げながら頭の上で拍手してましたし、牢獄の場面のお芝居には目をうるませて真剣に見ている蒼波黎也くんや野々花ひまりちゃん、そしてあーさ(朝美絢)の姿が…。
フィナーレ
フィナーレも少しだけですが見せてもらえました。
まずは咲ちゃんを中心にした男役スターのダンス。
それから男役娘役の群舞に続いて咲ちゃんを見守りながらみんなで「セラビ・アデュー」を歌うところ。
ここまで咲ちゃんが白いお稽古着を着ているのになんかグッときちゃいました。
実際の舞台での衣装も真っ白でしたもんね〜
そして最後のパレードで「セラビ・アデュー」を歌うところでは、咲ちゃんはシャンシャンを模した組子手作りのうちわを持って、頭には真っ赤な薔薇の花冠を被らせてもらっている姿に大感動しました。
トップさんの退団公演ではお稽古場でこんな風に組子たちが手作りした物を退団者が身につけてお稽古する風景が昔から好きでした。
コロナ禍で見られなくなっていたこの稽古場映像が最近は見られるようになって本当に嬉しいです。
組子たちが相談しながらうちわや花冠を作っているところや、それをもらった時の咲ちゃんの様子を想像しながら見ました。
無事に初日の幕が開きますように。
読んで頂き、ありがとうございました。
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