昨日は宙組トップスター芹香斗亜の退団発表というビッグニュースがありました。
そして今日キキちゃん(芹香斗亜)の退団会見がありました。
各社のネット記事を見ましたら、キキちゃんはトップスター就任時から3作と決めていたということです。
相手役のさーちゃん(春乃さくら)には公演中に直接退団について伝えたそうですが、他の組子にはLINEで伝えたとか。
そしてファンへの感謝の気持ち、これまでの宝塚人生についてなど語っていました。
会見でのキキちゃんは写真を見るととても清々しい表情に見えます。
会見の模様は後日タカラヅカニュースで放送されると思います。
来年春のキキちゃんの退団で93期生は全員いなくなってしまうんですね。
同じ93期生である雪組の咲ちゃん(彩風咲奈)の退団公演『ベルサイユのばら』の東京公演が8月31日に開幕し、初日の模様が昨日のタカラヅカニュースで放送されました。
雪組 東京宝塚劇場公演『ベルサイユのばら』初日
ダイジェスト映像を見て
東京公演の初日(8月31日)の映像では、これまで流れなかった新しい革命の場面が見られたのが嬉しかったです。
それと、宝塚大劇場ではカットされていた今宵一夜の場面のアンドレの「今日まで生きてきてよかった」という台詞が東京公演で追加されたそうで、それをちゃんと見せてくれたのもよかったです。
フィナーレでの咲ちゃん(彩風咲奈)はじめ雪組生たちの幸せそうな笑顔が見られて、こちらも幸せをもらえました。
彩風咲奈の初日のご挨拶
まずは組長のにわさん(奏乃はると)が専科から出演の4人と組周りで出演している110期生のことを紹介した後、
「この作品は雪組トップスター彩風咲奈の退団公演となっております」
と紹介したので、咲ちゃんがお辞儀をして客席から大きな拍手が。
それから咲ちゃんが初日のご挨拶をしました。
『ベルサイユのばら』50周年の新たな1ページをスタートできたことへの感謝を述べた咲ちゃん
「この『ベルサイユのばら』の世界に生きていて、人から人へ伝統や思いは伝わっていくのだなと感じている」
「この劇場にいらした皆様に身も心も『ベルサイユのばら』の世界に浸っていただけますよう千秋楽まで心を込めて務めてまいりたいと思います。千秋楽までどうぞよろしくお願いいたします」
と最初のご挨拶をしました。
次のカーテンコールでは「50年受け継がれてきたものを大切に、そして今感じるものも大切に心を込めて千秋楽まで務めてまいりたい」と。
そして最後は
「『ベルサイユのばら』の世界で生きているだけでも愛でいっぱいですのに、こうしてお客様からたくさんの愛をいただけて本当に幸せでございます」
「いただいた愛は毎日お返しできるように心を込めて務めてまいります」
と笑顔で話してカーテンコールを終えました。
彩風咲奈・夢白あやの囲み会見
東京宝塚劇場公演なので、舞台稽古後に恒例の囲み会見があります。
そこでの咲ちゃん(彩風咲奈)の
「宝塚大劇場の初日が開けるまでは50年の歴史の重みと諸先輩方の思いに押しつぶされそうな時もあった」
という言葉が印象的でした。
そして自分自身が『ベルサイユのばら』を愛しているので、「『ベルサイユのばら』を上演できて幸せだな、この世界に入れて幸せだな、宝塚に入ってよかったな」と毎日思っていたとも。
フィナーレについては16分間ずっと出ているけれど、本当に幸せなフィナーレなのであっという間に終わってしまうという話もありました。
新曲の「セラビ・アデュー」については、咲ちゃんは
「フェルゼンとしてはオスカル、アンドレ、フランスの歴史の中で散っていった人々への思い、半分は自分の宝塚への思いがある。自分からのメッセージのような気持ちで歌っている」
と話し、あやちゃん(夢白あや)は
「パレードではマリー・アントワネットの衣装で歌っているので、マリー・アントワネットとしていつまでも自分の中で生き続けるという思いがある」
「銀橋にお一人でいらっしゃる咲さんの背中に向けて歌うところでは、咲さんの温かい大きな心を忘れずに思いを受け継ぎたい、学んでいけたらいいなと思っている」
と話していた言葉が心に残りました。
10月13日の千秋楽まで約1ヶ月の公演です。
全員で最後まで完走できますよう、咲ちゃんはじめ退団者の5名が幸せに過ごせますように祈っています。
私も観劇が楽しみです。
読んで頂き、ありがとうございました。
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